L'Art de Vivre

とにかく、アンティークの項だけでもジオシティーズから引きあげなきゃ‥‥‥‥by古だぬき
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金台にシンプルなギヨッシェ(地金に刻んだ幾何学模様)が施されており、ブルーのエナメルの下から美しく透けて見えています。
ロイヤルブルーのエナメルにダイヤモンド、という取り合わせは何度か流行があったようで、18世紀末と19世紀末の指輪、ブローチなどに多く見られるそうです。

ダイヤモンドとシルバーで表現されたのは、何でしょうか?
ちょっと変わったモチーフですよね。
リボンは『愛の絆』を表すモチーフで、どの時代にも愛されて、いろいろな場面で見ることができます。
花は五弁の花びらなので、これが忘れな草だとすると、花言葉は有名な『Forget Me Not』です。
そしてもう一つのモチーフは、剣?
だとすると、忘れな草ともあわせて、これはモーニング・ジュエリー(死者への追憶を込めたジュエリー)なのでしょうか?
と思っていたら、最近買った本の写真を見て、『フュメナイオス(婚姻の神)のたいまつ』というモチーフともよく似ている ことに気づきました。
うーん、上にリボンもあるわけだし、こちらのほうが正解?
つまり、このブローチは愛のシンボル尽くしってことですかね (*^。^*)

アンティーク・ジュエリーに込められたメッセージをあれこれ想像するのも、私にとっては楽しみの一つ。
1870年、アリの刻印があるので、フランス植民地のいずれかで作製されたものと思われます。

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このキラキラしたブローチは、1920年ごろ、アール・デコ華やかなりし時代の作品。 
アール・デコ」という言葉はよく知られていますが、実はあまりに斬新だったので、当時は本国フランス以外では一般受けしなかったそうです。
私もやはり、あの直線の多用に(特に建築や家具など)ちょっと抵抗を感じるクチでした。 
でも、このブローチは空間が多いので適度に抜け感があって、デコ独特のデザインでありながら 軽やかな印象のところが気に入りました。

長さ4.7cm、小ぶりですが存在感たっぷり。
素材はプラチナとダイヤモンドです。 
中央と両脇にアンティーク・ブリリアントカットのダイヤが3つ、併せて0.54カラット。
私の持っているアンティーク・ジュエリーの中では、最も華やかなジュエリーのうちの一つです。
刻印はなく、おそらくベルギー製。



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『インタリオ』とは、彫り下げる技法。
ちょうど『カメオ』とは逆になります。 
現代でも『カメオ』はブローチなどでポピュラーですが、『インタリオ』となると・・・ べっこうを裏から彫って、ペンダントトップなどにしたものぐらいでしょうか。 
やはり現代のものより、アンティーク・ジュエリーで見かけることの方が多いようです。

このリングは、実際に封ろう印として使われていたもののようです。 
手紙の封にロウを落とし、ぐっと紋章を押し付ける、あれですね。 
幼い頃、あのスノビッシュな行為にあこがれたものでした (^^ゞ

上は甲冑の頭部で下はフラッグ、フランスのどこかの小貴族の紋章だと思うのですが、 残念ながら詳しくはわかりません。

とっても重いリングで、指の上でくるくると回ってしまいそう。
もう少しきつめにリサイズする必要があるかもしれません。
1950年、刻印はなく、おそらくフランス製。



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バーブローチは一時たいへん人気だったとかで、現在もいろいろなデザインを見ることができます。
これまで見かけたバーブローチの中でも、これはかなりシンプル&モダンなデザインだと思うので、男の人でもネクタイピンとして使えそう。
以前『Victorian and Edwardian Fashons from " La Mode Illustree"』という古いファッション画集を手に入れたのですが、そのイラストを見ていると、小さめのバーブローチは、スタンドカラーの襟元、中央に飾ってあるのが多いようです。
このブローチは比較的長いほうなので、私はジャケットの胸ポケットに飾ったりしています。

ところがある日、気がついたら胸元から無くなってる・・・。
シリコンのセーフティーを、めんどくさがってつけなかったのが失敗でした。
もうすっかりアキラメ (T_T)/~~~モードだったのですが、オットの車から出てきて、ほっと安心!
以後はちゃんとセキリュティ対策してます。

1890年頃、鷲のヘッドの刻印のパリ製。

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オーストリアン・ハンガリアンのジュエリーとの出会いを期待して、ウィーンを訪れました。
アンティーク・ジュエリーを扱うお店はたくさんあったのですが、バカンスシーズンだったため、ショップはシャッターを下ろしたところばかり。
ウィンドウに並んだすてきなジュエリーを、指をくわえて眺めていました。
代わりに蚤の市で、おもしろいブローチを2つ見つけました。


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上はフィリグリー(線条細工)のブローチです。
シルバーという売り込みでしたが、かなり怪しい(笑)。
人形のブローチだったのかもしれませんが、遠目には見事な細工に見えるので、誰も3,000円の品だとは気づきません。





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こちらはゴールドとアメジスト、ということで格安購入。
半信半疑だったのですが、帰ってから調べたらちゃんといくつか刻印が打ってありました。
お買い得だったかも (*^。^*)

『アンティークと20世紀ジュエリー』という本の記述によると、「A」を二つ交差させたデザインの刻印は、19世紀末から20世紀初期に かけて使われたもので、オーストリアへ輸入された品であることを示すそうです。
また「金製品に左向きのアポロの刻印」と書いてあるので、ひょっとしたらと思って見るのですが、はっきり判別できなくて、よくわかりません。
三つ目の刻印には、よくわからないマークの下に「W」らしき文字が見えるので、 作製したメーカーを表す刻印かもしれません。


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アンティーク・ジュエリーの世界にもリバイバルものがあり、『考古学様式』と総称されます。 
考古学様式の流行は世界情勢に関わっており、『ネオ・エトルスカン』の場合は、古代エトルリア( 現イタリア・トスカーナ地方)遺跡の発掘に触発されたものです。

このブローチには、『フィリグリー』と『グラニュレーション』が使用されています。 
フィリグリーは、細い金線をねじって形作る技法。 
グラニュレーションはごく小さな粒金を飾り付けるもので、エトルリアの出土品を研究して復刻した技法です。
この細工のこまやかさは、とても写真ではお伝えしきれません。 
まるで金のレースのようで、いつまでもうっとりと眺めてしまいます。 
それに比して、裏のメーカーズマークはずいぶん荒っぽくて、全然読み取れません(笑)。

後ろには小さなフックが取り付けてあって、ウォッチチェーンなどちょっとしたものを吊り下げることができます。 
もともとは、取り外し可能なパーツが、もう一つあったのかもしれませんね。
1870年、刻印はなく、おそらくベルギー製。


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ハスの花のブローチと同じく、アールヌーボー初期のブローチです。
アールヌーボーって、日本文化に触発されて起きたムーブメントだから、日本人にも共感しやすい気がします。

このブローチのモチーフは、ヨーロッパで幸運のお守りとされるヤドリギ。
グリーンゴールド(銀を混ぜた金)に、ハーフパール(真珠が半分に カットされたもの)とストラス(人口宝石)がきいてます。
裏にはセキュリティの小さな部品が付いていて、はずれて落ちることのないように工夫されていました。
 
お気に入りで、よく使っていたため締めが甘くなっていたのでしょうか。
どこかに落としてしまい、とうとう見つかりませんでした。(>_<)

1890年頃、鷲のヘッドの刻印のパリ製。



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1850年ごろ、ヴィクトリアン・スタイルのアメジストのペンダントです。
地金ではなく、アメジスト自体を台にしてしまったあたりが、現代では考えられない贅沢ですよね。 
こういうところが、やっぱりアンティーク・ジュエリーの醍醐味!

どうやって宝石にゴールドやダイヤをセッティングしてあるのでしょう?
アメジストに花模様のカッティングを施し、 そこにゴールドを置いてダイヤをセットした・・・のかな?
某本によれば、宝石に彫りを入れて他の宝石をはめ込むという技術は、インドのムガール帝国から伝わったものだとか。 
多くはアールデコ、1920年以降だそうですが、ショップの保証書には1850年作製、ヴィクトリアン・スタイルと書かれています。 
うーん、やっぱり素人には難しい世界だ・・・ (-_-;)

薄い色の服に着用するとアメジストが美しく映え、濃い色の服につけると花の細工がぐっと引き立ちます。
刻印はなく、おそらくベルギー製。


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