L'Art de Vivre

ジオシティーズから引き揚げた、大昔、デジタル写真じゃない旅の記憶‥‥‥‥by古だぬき

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京都の中の異界 祇園




イメージ 1
京都近隣に住んでいる人にとっても、『祇園』はなんだか摩訶不思議な街のようで。
「じゃあ、今日は祇園にでも食べに行こか」なんてのは、ごく限られた人のことでしかありません。
祇園など花街以外の場所で、本物の舞妓ちゃんや芸妓さんに会う機会もなかなかありません。
花代を払って舞妓ちゃんたちを呼べる人はいざ知らず、一般人は、時間と場所を狙いすまして出かけていかなければ、彼女たちの姿を目にすることもできないのです。

イメージ 2一時期、観光客が舞妓の衣装を着けて変身したニセ舞妓が問題になりました。
本物とはお化粧が違うし、着物やかんざしの取り合わせが デタラメなので見る人が見れば すぐ判るんですけど、大多数の人には区別がつかないわけで。
舞妓っぽい衣装でソフトクリームをなめたり、という姿が祇園文化の誤解を招くので、最近は自由に出歩きさせず、スタジオで記念撮影させるところが増えましたよ。

そのため祇園を歩いている舞妓・芸妓さんの本物率は、かなり高くなったのですが。
今度は、お座敷に向かう彼女らを足止めさせてまで写真を撮ろうとする観光客が問題になってます。
移動中の舞妓ちゃんたちは働く現場に急いでいる真っ最中、しかも花代は移動中にも発生しているので、笑顔で一緒に写真に納まってくれるはずがありません。
歩いている姿を邪魔にならないようにこっそり撮るだけだったら、黙認してくれるんですけどね。
彼女たちとお話したり写真を撮ったりしたかったら、誰か紹介者を見つけてお茶屋に連れていってもらい、お花代を払うのが原則なのです。でもその紹介者を見つけるのは観光客には絶対無理で。

最近は、そんな祇園も少しずつ変わってきました。
一時的京都滞在者が、舞妓ちゃんたちをお座敷に呼ぶこともできるようになってきたのです。
赤穂の大石蔵之助が討ち入り前に長逗留して遊んだという、あの超一流お茶屋『一力』さんはむろん、望むべくもありません。 
でも、一部の料亭や割烹で、「お茶屋体験」ができるようになったのです。
イメージ 3

というわけで、先月ワタクシ同僚たちを引っ張り込んで、『祇園にしむら』さんで豪遊してまいりましたの。
長年の希望をひとつ叶えることができて、ホント嬉しい〜!
その時の様子は、近いうちにまた記事に上げたいと思います。


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