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ジオシティーズから引き揚げた、大昔、デジタル写真じゃない旅の記憶‥‥‥‥by古だぬき

アンティーク・ジュエリーの世界

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プラチナの精緻な細工とダイヤモンドの取り合わせが美しいエドワーディアンのジュエリーは、私にとっては憧れの極み。 
そのエドワーディアンでも、特に気になっていたガーランド様式のブローチ兼ペンダントです。
プラチナがまるでレースのような繊細さを醸し出すオープン・カットワーク、びっしりと刻まれた細やかなミル・グレイン・・・いくら眺めていても飽きません。
小さな品ですが、ワタクシにとっては、コレクションの終着点のような品になりました。

裏面に隠された技術もまたすばらしいものです。 
ブローチの針はネジによる着脱式になっています。
ペンダントとして着用するときに、せっかくのオープン・カットワークの美観を損なうことのないよう、 針を取り外せるのです。
ブローチの針を受ける留め金も、裏に小さく折りたためるようになっています。
細やかな心配りにも感動です。

プラチナのチェーンも非常に繊細で、軽やかな印象です。
もったいなくて、手に入れてからまだ一度しか身に着けたことがありません。

1910年、フランス製。
馬のヘッドは、プラチナ製品に刻印されたものだそうです。

このジュエリーから推測するに、プレ・アールヌーボーの蓮のブローチも、バラのブローチも、ペンダントと兼用になっていたものだと思われます。
蓮のブローチは、針と留め金のシステム全体を一つのネジではずすことができますし、上部裏に付いたフック2本は、考えてみればチェーンを引っ掛けるのにちょうどよさそうです。
バラのブローチの場合も、針と留め金がそれぞれネジになっていて取り外せますし、裏についた円い小さな輪もチェーンを付けるのにちょうどよさそうです。

残念ながらどちらもオリジナルのチェーンは失われているので、新しくチェーン・ネックレスを作りました。
ブローチに合わせて太めのチェーンを、艶消しのゴールドでお願いしました。
シチュエーションに合わせて使い分けたいと思います。



初めてのピアス





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普段は、ダイヤのスタッドピアスをつけっぱなしにしています。
仕事の時にも邪魔にならないので (^^ゞ

その分、プライベートではエレガントなデザインに心ひかれます。
このピアス、青と白のエナメルがデザインのポイントになります。

時代は1830年代、ビクトリアン。
刻印はなく、おそらくベルギー製。

 

蛇のブローチ




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アンティーク・ジュエリーの世界では、蛇はよく登場するモチーフです。 
1匹の蛇が自分の尾を咥えている図は『ウロボロス』といって永遠を象徴しますし、2匹の蛇が杖に巻き付いているのは『アポロンの杖』と呼ばれて 叡智を表すそうです。
またビクトリア女王の婚約指輪のモチーフが蛇だったことから、この時代には蛇のジュエリーは特に流行したようです。 
ちょっと気恥ずかしいほどロマンティックなモチーフが流行したビクトリア時代と、蛇のイメージは合わないような気もします。
ふしぎですね。


ロケットペンダント




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子だぬきの乳歯が初めて抜けた場に偶然居合わせたので、その小さな小さな粒を見落とすことなく拾い上げることができました。
そこで考えたのが、保管場所です。 
『下の歯は屋根の上に、上の歯は床下に投げる』なんていう言い伝えを聞いたこともありますが、せっかくですから記念に残したいと思って。
アンティークのロケットはもともと、大切な思い出の品を肌身離さずおきたい・・・という、ロマンティックな発想から生まれたものです。 
中に収められた宝物は、愛しい人の写真や一房の髪の毛、といったものが多かったのでしょう。

さて乳歯・・・ごく小さなものとはいえ、5ミリ角ほどはありますので、そのサイズを基準に探しました。
フィリグリー(金線細工)で飾られたモチーフは、馬蹄形。
馬蹄形は欧米では魔よけ・幸運を表すようで、そういう意味でも 乳歯の保管にはぴったりかと思って。

1870年代、刻印はなく、おそらくベルギー製。






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養殖真珠の登場までは、真珠は貴重品でした。
貝の中から偶然に発見されれば、けし粒のような小さなものまで大切に扱われました。

こちらは、小さな小さなシードパールを主役に、清楚な雰囲気でまとめた小ぶりのペンダントトップ。 
控えめな装飾からいって、未婚女性のためにデザインされたのかな?  
アンティークの世界では、華やかなデザインのものといえば既婚女性のためのもの、 もっと古い時代では男性聖職者のためのもの、という感じですものね。

1870年代、刻印はなく、おそらくベルギー製。





イメージ 2

上のものより少し大きめで、フランス製らしく華やかなデザイン。 
イエローゴールドにホワイトゴールドの葉、グリーンゴールドのクロス飾り。 
小粒のルビーやダイヤが映えて、ここではシードパールは完全に脇役ですね。

縦に走る金線は、正面からはたいへん細く見えますが、横から見るとしっかりした幅があるので、意外に頑丈な作りです。 
ちょうどナイフの刃の上に装飾を載せたような感じなので、ナイフエッジと呼ばれる技法です。 
見た目は繊細に、でも実用の上では頑丈に。
こんなところにも知恵と工夫が凝らされているんですね。

1880年代、鷲のヘッドの刻印のパリ製。




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