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≪ダイジェスト≫
優勝及び昇格を争う上で、非常に重要な直接対決となる栃木戦。いわゆる「勝ち点6」の価値がある試合はアウェイの荒れたピッチに対応できない東京に、栃木の組織だったプレッシングが襲いゲームの主導権を握られます。東京の最大の強みであり、またウィークポイントでもある「最終ラインからのビルドアップ」を狙われると11分、相手プレッシングから高橋がボールを失いそのままFWサビアにフィニッシュまで持ち込まれ失点。与えてはいけない先制点を自らのミスで奪われる苦しい展開となってしまいます。その後はボールは持てれどアタッキングサードでは決定的な仕事をさせてもらえない、栃木の気合の入った守備の前に東京攻撃陣は沈黙。すると79分、それまで耐えてきた栃木はスローインの一瞬の隙からMF水沼が抜け出し貴重な追加点。反撃に出る東京はロスタイムに鈴木が1点押し込むも、時既に遅くジ・エンド。シーズンの中で重要となるゲームをまたしても落とし、昨年から続く“勝負弱さ”の根深さを露呈する結果となりました。
≪選手評価≫
SYSTEM 4-5-1
GK 塩田 (5.5)
…被シュート8本で2失点。GKの責任ではないが、一つビッグセーブが欲しかった。シーズンを占う上で重要な一戦での痛すぎる敗戦。立て直せるか。
DF 徳永 (5.5)
…荒れたピッチへの強さ見せるも、サイドでフリーな形でボールを受けるシーンが少なかった。
DF 森重 (6.0)
…攻撃性高く、相手の固いブロック守備に揺さぶりを掛ける攻撃参加は効果的だったが、結果には至らず。守備では対人プレーで競り勝つ場面は多かったが、相手の前からのプレッシングにボールを失いそうになる危険な場面も。
DF 今野 (6.0)
…複数失点での悔しい敗戦。ピッチで唯一、長いボールを使えていたのは好印象。広いスペースをカバーする守備(カウンターケア)が出来ていただけに、2失点目の失点内容が非常に悔しい。
DF 北斗 (6.0)
…高い位置での仕事が出来ていただけに、一つアシストなりゴールなりが欲しかった。
MF 高橋 (5.0)
…今までの対戦相手と違って「ボールを受ける・考える・ボールを出す」の中での「考える」時間を与えてもらえなかった。簡単に言えば判断が遅く、それが原因となりミスから失点を許してしまった。ボランチとして生き抜くなら、ハイプレスの中での判断スピードは避けて通れない課題。
MF 梶山 (5.0)
…東京のボールの散らし役として、相手プレッシングのターゲットにされてしまった。そこをいなしてこその10番だと思うが…。安易なボールロストやリカバリーの遅さを含めて反省だけが残る試合。素晴らしい動き出しをみせる羽生を活かすことも出来なかった。
MF 谷澤 (6.0)
…荒れたピッチでもしっかりボールを扱える技術の高さを見せた。コーナーキックを含めたリスタートの部分で、更なるアイデアが欲しい。
MF 羽生 (5.5)
…オフ・ザ・ボールの動き出しは非常に良かったが、残念ながらオープンスペースに走り出しても、ほとんどボールが出てこなかった。練習の段階から、もっと自分を見るように周囲に注文すべき。ただ荒れたピッチへの対応の部分(ハンドが多かったことなど)では課題も多かった試合。
MF 草民 (6.0)
…効果的なフェイントや高い位置での仕掛ける意識、少し下がってのセカンドボールへの寄せなど良い部分があったが、全体の中ではボールに絡むシーンが足りなかったように感じる。
FW LUCAS (5.5)
…ボールの収まりが良く、セザーとは違う1トップとしてチームに可能性を与えそう。ハイボールへの競り合いも悪くない。あとはどうやって前を向くかの部分。トップ下での起用も面白そうだが…。
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MF 石川 (6.0)
…サイドから中に斬り込む石川らしいプレーが見れた。コンディションも良くなっているみたい。東京で一番シュートが上手い選手として、今後の活躍に期待。というよりエースなんだから、もっとやってもらわないと困る。
FW 鈴木 (-・-)
…短い時間でゴールは奪ったが、ゴール前の密集地帯で達也らしいプレーはあまり見せられず。
MF 上里 (-・-)
…中盤の底に入るも状況変わらず相手プレッシングの的にされていた。
≪point!≫
スリッピーで荒れたピッチ状態にボール扱いに手を焼いている分だけ、相手プレスが掛かりやすくなってしまったことが直接的な敗因ですね。ポゼッションサッカーvsプレッシングサッカーに於いて、今回は相手のスタイルに合う会場の状況になってしまっていたと思います。もちろん条件は同じなので、負けたいい訳にはなりませんが…。
気になるのは直ぐに訪れるリベンジ・マッチの会場が、慣れた味の素スタジアムではなくて熊谷であるということ。日本での有数の暑い土地ですからねぇ。芝の状態がどうなっているのか、そこら辺のスカウティングはしっかりやって下さい。もし似たようなピッチ状況であったとして、同じことを繰り返すなら東京は栃木のプレッシングの餌食になると思います(…ただし10番がしっかりやれば、違う結果になるとは思いますけど)。
しかし、それよりもまぁ…
負けちゃいかんだろ。この試合は。
この間の北九州戦での敗戦とは意味合いが違う。昨シーズン、東京はいわゆる「勝ち点6の価値のある試合」をすべて落としてしまっている。それが降格の最大の理由となりましたが、このどうしようもないほどの勝負弱さはかなり根深い問題となってしまっていますね。内容よりも結果が欲しい試合がこの先もたくさん出てくる。もちろん次節の富山戦も大事ですが(あそこの黒部&苔口は2枚だけでスコアを動かせるコンビなので要注意!)、その次の栃木戦は「勝ち点6以上の価値のある試合」になります。代表で抜ける選手もいますが、前述したスカウティングの部分を含めて総力戦で勝ちを奪い取りにいかなくてはいけません。リーグ中盤戦での正念場となると思います。
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J1でもJ2でもホントにここ1番に弱いですよね。この先昇格を決める試合や、万が一の3位決定試合があった場合(願わくば優勝決める試合であってほしい)ここを克服しないとマズイですよね。絶対に次の富山・栃木は落とせませんね!10番もっとしっかりしろ!!って感じです。
2011/8/23(火) 午前 10:38 [ mamo ]
>mamo殿
栃木・千葉とのリベンジマッチ、AWAYの徳島戦、調子を上げている札幌戦、因縁のダービーなど大一番となりうる試合がまだまだあります。とにかく勝負弱さを克服して欲しいです。じゃないと、仮にJ1に上がれたとしても、エレベータークラブになってしまいそうで怖いです。
2011/8/24(水) 午前 7:51
このお写真から見ると、わたしはもう少し右手にいました・・
久しぶりのアウエーツアーでしたが、悲しい気分で終電に飛び乗りました。しかし、攻撃すれども、シュートを打てども、ゴールにならず
サポーターと選手の焦りがピッチを覆うような雰囲気は胃がいたいですよ。
熊谷では、なんとしてもリベンジです!
2011/8/29(月) 午後 4:45 [ ゆっきい ]
>ゆっきぃ殿
北九州・栃木・富山と、アウェイ遠征サポには辛いシーズンです(涙)。次の栃木リベンジマッチも熊谷開催なので遠征ですがw、帰りの足取りが軽くなるような勝利ゲームが観たいですね。
2011/9/3(土) 午前 7:56