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≪ダイジェスト≫
因縁の相手を迎えての第33節。昇格・優勝とは別のモチベーションも加わる特別な試合は序盤から主導権を奪おうと激しくボールを奪い合うも、連戦の疲労もあってかビルドアップでのミスが目立つ東京。対してヴェルディはセットプレーからリズムを作り出し、東京ゴールにと迫ります。それでも少ないチャンスを先にゴールに結びつけたのは東京。45分、早いリスタートから草民がドンピシャのボールをルーカスに送り先制に成功。良い流れで後半に折り返します。すると開始すぐの47分、最終ラインの裏に飛び出した草民がビッグチャンスを迎えますが、相手GKに防がれ追加点を奪えず。逆に九死に一生を得たヴェルディが息を吹き返すと61分、CKのチャンスからDF土屋と森重が競り合うとコースが変わったボールがネットを揺らし同点。勝ち越し弾を狙う東京はエース石川・坂田・セザーを投入し勝負に出ますが、87分の決定機に石川が決められずに攻撃陣が沈黙。ゲーム終盤には疲労からかファウルの増えた東京は、ロスタイムに3枚のイエローを受けるなどリズムを崩しジ・エンド。是が非でも勝ちたかった試合をドローで終え、更に次節は主力2人が出場停止となる、東京にとっては厳しい試合となりました。
≪選手評価≫
SYSTEM 4-5-1
GK 権田 (5.5)
…味方DFとお見合いするなど少し安定感を欠いた印象。ゴールキックも意図は感じるが丁寧さを欠いた。
DF 徳永 (5.5)
…前半にはボールの競り合いで後手を踏む場面も。高い位置に侵入しても相手プレッシングが厳しく、連携から崩すシーンもあまり見られなかった。
DF 森重 (6.0)
…オウンゴールは仕方ない。戦う姿勢は強く感じられたし、フィードにも意図があったと思う。次節はセンターエリアのプレイヤーとして正念場。リーダーシップを発揮して欲しい。
DF 今野 (5.5)
…めずらしくプレーに安定感を欠いた。FW巻との競り合いなど対人プレーに苦戦していた印象。
DF 椋原 (5.0)
…後半立て直すも、前半は気負いからかビルドアップでのミスが非常に目立った。
MF 梶山 (5.5)
…守備で相手ボールホルダーに喰らいつく場面が多い試合。なかなか中盤での主導権を握れず、厚みのある攻撃を仕掛けられなかった。
MF 高橋 (5.5)
…シュート意識の高さは買い。セカンドボールへの意識とサイドチェンジに工夫が欲しい。
MF 谷澤 (5.5)
…比較的チャンスには絡めていたものの、決定的な仕事は出来ず。FWを追い越す「第3の動き」をもっと見たい。プレースキックにも工夫を。
MF 羽生 (5.5)
…ピンチ場面での帰陣の早さなど守備の貢献も高く、ボールの引き出し役として羽生らしい動きは要所に見られた。羽生の動きを活かせるパサーが欲しい。
MF 草民 (6.0)
…ダービーの空気に飲まれず普段どおりのプレーが出来ていたと思う。先制点のアシストもお見事。今日の内容なら、もっと長い時間ピッチに置いておいて欲しかった存在。
FW LUCAS (6.0)
…先制点はお見事。さすがに大分戦よりは運動量が落ちたが、最前線の基点として(守備も含めて)奮闘している。
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MF 石川 (5.5)
…サイドで基点を作るような場面はあまり見られず。決定機は決めたかった。
FW 坂田 (5.5)
…前節で単独突破にこだわり自滅したセザーよりも坂田投入を優先させた判断は理解出来る。ただ坂田本人の出来も今一つインパクトを残せずに不発で終った。
FW ROBERT CESAR (-・-)
…現状では残り数分でのギャンブル的な起用になっても仕方ないと思う。
≪point!≫
横浜FC戦あたりから停滞期に入っちゃってるのかなぁ…。終ってみればシュート15本をスコアしているけど、それほどチャンスを作れていたとも思えないモヤモヤした“消化不良”のようなゲームでした。連戦だから仕方ない部分もあるけれど、攻撃に厚みを感じられないのは事実。
問題は…というより一年を通じて一番のテーマ『セカンドボールをどうやって相手より拾うのか?』をもう一度整理すべき。ほとんどの試合でポゼッションで相手を上回れるのだから、あとは波状攻撃の頻度をどうやって増やすのかが課題。それが出来た上でカウンターから失点するなら、もう仕方ないと割り切って良いとさえ思います。それよりもカウンターリスクを怖がりすぎてDFラインを下げたり、攻守の切り替えが遅れてしまう(正確に言うなら「間に合わなくなってしまう」)方が今の東京にとって悪循環ではないでしょうか。
あと課題を挙げるとするならクロスの部分かな。クロスボールの質うんぬんよりも、中の状態が揃ってないのに放り込んでDF土屋(←またコイツか!)に弾き返される場面が目立ったように感じました。ただクロスのシーンで中の人数を増やすよりも、相手DFの数を減らせるような局面をもっと作りたい。相手のDFラインが揃う前にクロスを送り込むのが理想ですが、それに一番有効なのは効果的なサイドチェンジ。今の東京は一発で逆サイドまでボールを送れることがあまり出来ていませんよね。どうしても逆サイドに送るまでに中央を一度経由してしまう。もちろん、無理にロングレンジのサイドチェンジを狙って失敗すればカウンターを取られてしまう危険性があるんだけど、90分の中では1度か2度くらいはチャレンジがあっても良いと思う。そういう意味では上里あたりのキックの質を試合の中で見てみたい。次節の湘南戦ではチャンスがありそうなので期待ですね。
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さすがの5連戦最後の1戦がダービーで後半足が止まってクソ緑のヘナチョコパスサッカーに苦戦してしまいましたね。久々スタジアムで観たんですけど、確かに中揃ってないのにクロスあげて弾かれたり、大きな展開すればいいところを細かくつないでカットされたりと悪循環ですね。上のステージだとここの辺りを改善させないとまた苦しみますよね。
2011/10/31(月) 午後 10:08 [ mamo ]
>mamo殿
クソ緑で怖かったのは、プレースキックで速くて落ちるボールを蹴り込んで来ていたこと。東京はセットプレーに工夫が必要かな。細かいパスワークと大きな展開、カウンターリスクは今後の課題。上のステージで通用するかは…かなり微妙。でもまずは週末の湘南戦ですね。一戦必勝で!
2011/11/1(火) 午後 4:43