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≪ダイジェスト≫
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=9140852&year=2012
≪選手評価≫
SYSTEM 4-5-1
GK 権田 (5.5)
…上をブチ抜かれた1失点目は相手のシュート技術を褒めるしかない(また水沼かよ…)が、2失点目は防げた失点だと思うので悔いが残る。今日は久しぶりに攻撃陣に助けられた試合になったね。
DF JANG Hyun Soo (5.5)
…内側へ絞る守備は及第点も、UP&DOWNというサイドバックに求められる前後の動きには課題が見られた。ただ複数ポジションの経験を実戦で積めるというのは非常に貴重。今後に活かして欲しい。
DF 徳永 (6.0)
…センターバックとしては周囲との連携面でバランスを欠いてしまった印象。スプリント能力が高いのは分かるが、少し“動き過ぎて”しまったのが悪い方に出たね。本職のサイドバックになってからは流石の安定感。
DF 森重 (6.0)
…何とも不思議な試合になった。2失点という結果自体にはDFとして反省が残るが、ハーフコートマッチのようだった試合終盤はほとんど仕事がなく、たまにこぼれて来るボールを丁寧に処理していた。
DF 椋原 (6.0)
…前半にはエンドラインのギリギリまで侵入して決定的なクロスを送る(梶山のシュートはバーに嫌われ得点ならず…)など、サイドバックらしい仕事が90分間出来ていたと思う。ロングボールを受けるトラップも上手かったね。
MF 高橋 (5.5)
…攻撃の組み立ての部分でアピール出来ず。札幌戦のような危険なヨコパスは見られなかったが、効果的なタテパスを出すシーンも90分間の中ではもう少し欲しい。ただボールに多く触れているので、チームにリズムをもたらす選手としては中心になれていると思う。センターバックへのポジションチェンジもチームにとって大きなオプションになりそう。
MF 米本 (5.5)
…ボールを奪った後のプレーに課題が多いね。いまの米本には「ダイナミック」よりも、まずは「丁寧」なプレーを心がけて欲しい。また高橋とのコンビだとどうしても前方への推進力に難が見られてしまう。ボランチは層が厚いポジション。今後の組み合わせに注目。
MF アーリア (6.0)
…サイドでは裏を狙う動きが見られ、そこからチャンスにつながるシーンもあった。ただ「サイド」で「使われる」選手のイメージがないので…もったいないかな。中央へポジションを移してからは、前に持ち出すアーリアの特徴を出せたと思う。ただ毎試合で消えている時間帯があるのが気掛かり。
MF 梶山 (5.5)
…自陣PA内での不必要なパスミスから大ピンチを招くなど、ゲームの序盤は不安定な出来だった。ボランチに移ってからは丁寧にボールを散らし、チームの攻勢を支えたと思う。
MF 谷澤 (5.5)
…スタメンに上手い選手が並んだ中で、なかなか裏を取るプレーを引き出せずに中盤がノッキングしてしまった。谷澤のプレー自体は悪くなかったと思うが、オープンスペースを突くような動き出しももっと欲しい。
FW LUCAS (5.5)
…ボールを受けてからの展開にミスが多く見られた。得点にこそ絡めてはいたが、中盤に下がってボールをはたく場面では、、もっと正確なプレーが必要。
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MF 石川 (6.5) ⇒ MVP!
…ノッキングしていたチームのスイッチ役としてゲームの流れを変えた。ゴールにつながったFKの場面以外でも、得点の匂いを感じさせる質の高いボールを蹴れていたと思う。プレースキッカーの重要性を改めて感じさせる試合になったね。
FW 千真 (6.5)
…天然なのか…?(笑)
出場13分間で3ゴール(足・体・鼻w)と、見事ハットトリック達成。ストライカーは理屈じゃなくて結果という活躍ぶりだったと思う。ACLを含めて出場時間あたりの決定率は、東京に過去に在籍したFWでも1・2を争うプレイヤーなのかも。
MF 河野 (6.0)
…スペースなく結果は残せなかったが、仕掛ける意識の高さは◎。若い頃のナオを思い出させる“キレ”の鋭さだった。今後が楽しみ。
≪point!≫
なんかピンボールを観てるような試合でしたね。
ポポ監督は自分達のサッカー(ポゼッション&ビルドアップ)を貫いたことを高く評価しているようですが、自分的には東京がどうこうと言うより“鳥栖が自分達のスタイルを貫きすぎて自滅した”ような印象を受けました。「先制⇒ブロック固めてカウンター」というのは当然の試合運びなのですが、必要以上に引き過ぎればゴール前エリアでイレギュラーなことが起きる可能性がぐんと増えます。ブロックを固めつつも、弾き返したボールをある程度は中盤もしくは前線で抑えなければこういう試合になるんでしょう。とにかく「攻める東京・引く鳥栖」という構図がはっきりし、尚且つその状況が30分近くも続いためずらしい試合になりました。更にゲーム終盤は完全なハーフコートマッチとなり、バイタルエリア付近でのピンボール状態から生まれた連続3ゴールでの逆転勝利。エンターテイメントとしては面白い試合でしたが、サッカーとしては大雑把なゲームでしたね。
ちなみにこの試合を象徴したシーンが、逆転後に迎えたロスタイムの東京のCKの場面。鳥栖は再逆転しなければいけない状況なのに全員が下がって守備に回ってました。普通なら前線に3枚くらい残してギャンブルに出るはずなんですが…。良く言えば「真面目」、悪く言えば「バカ正直」なチームだと思います。
東京にとっての課題はやはり前半。ルーカス・梶山・谷澤・アーリア・米本・高橋のセットでしたが、これだと足元はつながるけど裏を取るスイッチ役が不在になってしまいますね。後半登場の千真の大活躍が目立つ試合となりましたが、自分的にはチームに流動性をもたらした石川をMVPに押します。
さて、これで残り2試合(リーグ&ACL)で公式戦はしばし中断。開幕から過密日程でここまで来ましたが、リーグでは3連敗を喫しながらも上位グループに何とか喰らいつき、ACLは予選グループを自力で突破。課題は散見するも、結果と内容の両方を追いながらチーム作りを進められていると思います。実際にポポヴィッチのサッカーが浸透するのは来期以降だと思いますが、まずは目の前の試合に全力を注ぎながらスケジュールを進めて欲しいです。中断期間ではやっとチーム戦術を浸透させる時間を持てるかな。補強の話なんかも出てくるかもしれませんね。
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「鳥栖の自滅」そのとおりだと思います。それにしても失点シーンのデジャヴ感。どうにかしてくれー。
2012/5/25(金) 午後 4:50 [ pichikun ]
>pichikun殿
2失点目は最近の東京のお決まり失点パターンでしたね。リスクは仕方ないけど、もうちょっと何とかして欲しいです。
2012/5/28(月) 午前 9:11