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≪ダイジェスト≫
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=9140853&year=2012
≪選手評価≫
SYSTEM 4-5-1
GK 権田 (7.0)
…完全に崩された前半44分のMFマルシオのボレーシュートをビッグセーブ。決定機の数では上回られてしまった試合を、最小失点に抑え込む見事な活躍だったと思う。浦和の帰陣が間に合わないと見るや速攻を仕掛けようとするロングキックも好判断。
DF JANG hyun soo (5.5)
…サイドバックとしては課題が多く見つかった試合。ビルドアップの際のポジションが低く、味方のパスコースを狭めてしまっているシーンが数度見られた。ほんの数メートルのズレが危険なカウンターにつながる怖さを感じたと思う。ただ不慣れなポジションながらも、何とか勝利に貢献しようとする戦う姿勢はプレーから強く感じられた。そこは評価してあげたいし、今後につなげて行って欲しい。
DF 徳永 (7.0)
…DFラインに張り付きながら一発で裏を取ろうとする相手アタッカー陣との一瞬の攻防戦は、緊張感に溢れ見どころ充分。流れの中でサイドをえぐり上がった攻撃参加も徳永らしさを充分に発揮したと思う。
DF 森重 (7.0)
…非常に価値の高い殊勲の同点弾(採点+0.5)。今シーズンは川崎戦での決勝弾といい、重要なゴールを見事に決めているね。変則的な浦和(というよりペトロヴィッチ)の5トップの攻撃システムにも、味方4バックで連携しながら対応していたと思う。
DF 椋原 (7.0)
…非常に充実したプレー内容だった。浦和の2列目(シャドー)と3列目(アウトサイド)を両方ケアする難しい仕事をこなしていたし、「一本やり」もしくは「それしかない」くらいだった浦和のサイドチェンジ攻撃をルーカスと連携しながら寸断していたと思う。攻撃面での貢献度も大きく、パスのアイデアも感じられた。運動量もすばらしい。
MF 高橋 (7.0)
…局面でのボールの競り合いの強さ、プレーの選択の速さ、ピッチ全体の状況を把握しながらプレーエリアを広げるクレバーさなど、代表選手の名に恥じないプレー内容だった。今日の内容をスペシャルではなくスタンダードに出来るなら、ゲームの組み立てはもう4番に任せていいと思う。
MF アーリア (7.0)
…東京に移籍してきてからは、今日が一番のパフォーマンスだったのではないかと自分は思う。中盤の競り合いでロストしかけそうになる局面で、「間に合う」のではなく「届いてしまう」イメージで特徴を発揮(やっぱリーチ長いね)。それ以上に評価したいのは「縦パスへの意識の高さ」を90分間の最後まで見せてくれた部分。試合はドローで終ったが、もし勝てていたのなら自分はアーリアをMVPに推します。
MF 石川 (6.0)
…相手ウイングバックと併走してサイドをスピードでぶち抜く場面も見られたが、中央へ入り込んでの決定的な仕事まではなかなかさせてもらえなかった。終ってみれば1アシストとゴールに絡む仕事をしたのはエースとして評価。プレースキッカーとしても欠かせない存在。
MF 梶山 (5.5)
…フィールド上での一番ハイプレッシャーのエリアで奮戦。ブロック守備を崩すには梶山のところで何かを起こさないと、なかなかスコアには結びつかないね。
MF LUCAS (6.0)
…左サイドでの起用。ボールが入ってからの仕掛けでテクニックを発揮し、好機につながる場面も。また後方スペースへの守備意識も高く、相手サイドチェンジのケアも献身的にこなしていた。
FW 千真 (5.5)
…決定機を逃すも、1トップとして試合をこなすごとにチームにフィットしてきている印象。リーグは少し中断するが、次節は古巣である横浜との対戦。ACLでもしっかりアピールして、先発ポジションを確保して欲しい。
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MF 谷澤 (-・-)
…出場時間短く評価なし。
FW 容平 (-・-)
…出場時間短く評価なし。Jリーグデビュー戦がユース時代をすごした浦和との対戦となったのは印象深いね。
DF 加賀 (-・-)
…出場時間短く評価なし。層の薄いCBに本職が復帰したのはチームにとって大きい。
≪ダイジェスト≫
ここ数年の間でもベストバウトと言ってもいいくらい、密度の濃いナイスゲームになったと思います。変則的なペトロヴィッチ・サッカーを久しぶりにスタジアムで見ましたが、攻撃時に前線が5トップになって東京の4バックのDFラインに張り付いてくる攻撃方法は広島時代とまったく同じ。一方のサイドでボールを受けた時に、逆サイドでは選手が必ず1枚余る(計算式で言えば「5トップ−4バック=1」)という単純な理屈なんですが、これを基本にサイドチェンジを狙い続ける非常に変わったサッカーですね。システムで現すなら5−0−5みたいな感じ。本来なら中盤スッカスカになるはずなんですが、前線に連動する形で最終ラインを押し上げてコンパクトな2ラインのサッカーにすることで、中盤のプレッシングを強めていました。東京は試合終盤にサイドアタッカーを入れて単発勝負させれば、結構裏を突けたのではないかなというのが自分の感想。結果論になっちゃうんですが、河野といううってつけの存在を投入できなかったのはもったいなかったと思います。
それにしても森重の一撃は本当に価値が高いね。充実したサッカーが出来ていたので、あのまま敗戦していれば選手だけでなくサポーターの心をへし折られるダメージの大きいゲームになってしまったと思います。いろんな見方の出来る試合だったと思いますが(ここら辺は両監督のコメントが面白い)、こういう対戦が続いていけば、いずれはこの対戦カードがナショナル・ダービーになっていく日が来るのかもしれません。本来ならスコアレス・ドローでも充分だった試合に、ゴールという興奮を両サポーターに与えてくれたのはサッカーの神さまからのプレゼントだったのかもしれません。本当、面白い試合だった。
ちなみにスタジアムからの帰り道、浦和のサポーターから「ミキッチ(広島)も欲しい」と言っている声が聞こえてきました。…お前ら、どんだけだよw。
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本当に素晴らしい試合でした。
河野の投入は、私もあってしかるべきだと思っていました。あのテンションの中へ途中出場するのは大変だったでしょうが、戦う気持ちもある選手でしたし、ドリブルでゴリゴリするのは悪くなかったと思います。
来年には、佐藤寿人が赤いユニフォームを着てそうで、それが一番怖いですw。
2012/5/28(月) 午後 10:04
>ryoakasaka殿
終盤にフレッシュなサイドアタッカーを入れればチャンスは増えたかな…と。たらればなんですけどね。でもホント、良い試合でした。来期は森崎兄弟も赤いユニを着てそうで怖いですw。
2012/5/29(火) 午前 9:27