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10観戦記(リーグ終盤)

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≪ダイジェスト≫

前節、最大のチャンスだった山形戦をモノに出来ずに迎えてしまった最終節。追う者・追われる者の立場がはっきりしたレギュレーションでの「心理的強さ」を問われた試合は、東京の脆さ・ひ弱さを露呈する結果になります。立ち上がりから明らかに動きのおかしい東京は、選手間のパスが回らずにピッチ上で「ズレ」を感じさせる内容。それでも今野を中心に最悪の事態だけは避けようとするも、ここまで散々チャンスを逃してきたチームに遂にサッカーの女神はそっぽを向いてしまいます。34分、スローインが基点となり上げられたクロスをFWドゥトラに合わされて致命的な失点。ただでさえ心理的な弱さをさらけ出していた東京に更なるプレッシャーが襲うと、ベンチはゲームの組み立てをあきらめて幸運頼みのスクランブル手段に出ます。この判断自体は間違っていないものでしたが、当然サッカーの女神に見放されている東京に幸運は訪れずに沈黙。今シーズンを象徴するかのような「自滅」と言っていい試合内容によって最終節を落とし、遂にJ2降格が現実のものとなってしまいました。

≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 権田 (5.5)
…PKは仕方なし。相手が上手かったと思う。

DF 椋原 (5.5)
…ミスは少ないものの、攻守両面において見せ場を作れず。バランスの取りづらい試合でカバーには奮闘していた。

DF 森重 (5.5)
…2年連続で降格を味わうことに。素質あるも、プレイヤーとしての自信を失うことが怖い。

DF 今野 (6.0)
…序盤のガチガチだったフィールドプレイヤーの中で、唯一安定したプレーを見せていた。

DF 北斗 (5.5)
…強気で攻め上がるもフォローが足りずに、結果として裏のスペースに引っ張られる場面が多かった。

MF 徳永 (5.5)
…ボールへの競り合いで気を吐くも、中盤の主導権を握れず。

MF 米本 (5.5)
…ミスが多い上に動き出しも遅く、米本らしいセカンドボールの奪取シーンが少なかった。

MF 達也 (5.0)
…ボールに足がつかずチャンスメーカーにもフィニッシャーにもなれず。守備での貢献も少なく、チームを片翼にしてしまった。

MF 梶山 (5.5)
…トップ下で先発も、相手プレスに晒され好機を作れず。ゲーム終盤は最後尾に下がったロングボールを送り続けたが…願いは叶わず。

MF RICARDINHO (5.5)
…サイドでボールを受ける機会あったが味方のフォローをほとんど得られずに、無理な突破を仕掛けるしかなかった。

FW 平山 (5.0)
…最大の決定機を決められず。内容はいらない試合で、求められる結果を出せなかったことがすべて。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

FW 大黒 (5.5)
…停滞してた前線に動き出しを加えたがシュートチャンスまでには持ち込めず。

MF 大竹 (-・-)
…先発させてフラットな状態で戦わせてあげたかった。出場時間あるも既にパワープレー状態で、ボールに触る機会も少なかった。

MF KIM young gwon (-・-)
…フィードと高さを求めてパワープレー要員に。


≪point!≫

スタジアムでは最後まで声を出して応援しましたが、一方で心の中では開始5分くらいで敗戦を覚悟している冷静な自分がいました。選手の足にボールがついてない…というより地面に足がついてすらいない状況が目の前で繰り広げられていました。京都と戦っていたというより、自分自身たちと戦っていた90分間。大熊監督は早い段階でパワープレーに踏み切りましたが、自分もあれで正解だったと思います。というより、他に可能性のある選択肢はなかったと思います。ハンド・誤審・相手のミスetc…どんなハプニングでもいいから、何かが起きないか期待していました。

このチームはすごく分かりやすくて、しっかり集中しながら東京らしく泥臭く戦えている時と、そうでない時の差が…スローインに表れる。J2降格の致命傷となったドゥトラのゴールもスローインが基点となっていたのが、何とも東京の抱える根深い問題点を象徴しているように感じます。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

前回の山形戦で「120%の力で戦えば、どんな結末でも受け入れる」と書きましたが…残念ながら120%どころか50%の力も出せませんでしたね。戦う前から勝負は決まっていたかのような印象すら受けます。磐田戦・大宮戦・仙台戦との降格争いの直接対決にはすべて破れ、最大のチャンスとなった山形戦もモノに出来ず、それでもまだアドバンテージがあった京都戦では自滅に近いサッカーで敗戦…。これで残留できるほど、プロの世界が甘いはずがない。降格は当然。そういう意味で(ココロでは受け入れられませんが)この結末はアタマでは納得しています。


こういう事態になってしまった責任はフロントや強化部、監督にあるという人も当然いますが、自分は一番の責任はやっぱ選手たちにあると思う。今シーズン「相手より走った」「もう動けなくなるまで闘った」と胸を張って言える試合がどれだけあったか。降格の最大の原因は、リーグ戦で「逆転勝ち」が1試合もなかったこと、「連勝」が1度もなかったことを含めて、このチームの根幹にある「最後まであきらめない」という部分がいつの間にか欠落してしまっていた事だと思う(そこに気付けなかったとういう意味においては、フロントにも責任はあるかもしれません)。浅利や藤山が去っても、東京のDNAはしっかり受け継がれていると思っていましたが…残念ながらそうではなかったということです。こうなってしまったことにはいろんな要因があるはずで、例えば恵まれた練習環境や敗戦を重ねても集まる観客、トウチュウやテレビ東京などへのメディア露出、東京という立地がもたらす選手獲得の優位性etc…などいろいろなことが挙げられるでしょう。村林社長は「エリート」について公式HPで語っていますが、問題なのは“エリート意識”が選手だけではなく、観客を含めたFC東京に係わる人間に(無意識でも)いつの間にか染み付いてしまっていたことだと思う。

むかし、JリーグによってJ2クラブ無視の強引なスケジュールを押し付けられ、例えば夏場の平日に平然とデイ・ゲームをさせられた事とか、土むきだしのグラウンドで普通に公式戦を戦っていた事とか…とにかく、良くも悪くもあの頃に培われた強烈なメンタリズム。

それはいい意味での劣等感。

それらに反発する姿勢がこのクラブにはあった。

華やかなJ開幕の裏で、観客ガラガラの状態で戦っていたJFLでの黎明期。NKK(日本鋼管)など他の社会人チームが経済的な理由で退部を余儀なくされるなか、「最後まであきらめない」東京のサッカーでナビスコ準決勝の場にJリーグ王者(鹿島)を引きずり出して行われた国立での試合。そんな魂を揺さぶられるような試合を、最近では味の素スタジアムであまり見られなくなってしまいました。このクラブは一度、根本から造り直さなければいけないと思う。


自分にとって東京は、いつまでも「アンチ・エリート」「アンチ・Jリーグ」の象徴であって欲しいです。



(余談)

あと東京はJ1に上がったシーズンでの西京極で「京都J2」コールをしたことがあるのね。あの時はツゥットの大活躍や、攻め上がった小峯が敵陣で勝手に転んだのにPKをもらうなど…ゴール裏はもうお祭り状態。で、調子に乗って当時降格争いしていたサンガに対して「J2コール」をしたんだけど、帰りの電車内で涙ながらに東京サポに対して激怒する京都サポの姿を覚えています。同じことは味スタでC大阪にもしたことがあるんだけど、その下地にあったのは『J1とかJ2とかは、Jリーグが勝手にカテゴリー分けしたことで、自分たちはどこで戦っていても東京を応援して楽しむ』というスタンスがあったからだと自分は思っています。当時は「J1なんてラララ〜ララ〜♪」というチャントがあったんだけど、それが東京支持者のスタンスを一番現していたんじゃないのかな。もちろん、東京が味の素スタジアムで試合をするようになってからのサポーターには伝わりにくい感覚なんだけど、Jリーグに対するアンチ意識が、もともとこのクラブのサポーターには確実にある。


もちろん、そんなコールをした東京の降格を「ざまぁみろ」と思う人間の気持ちも理解するけどね。そりゃ怒るわな。

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≪ダイジェスト≫

先に行われた神戸の結果を受け、残留のためには勝利することが必要となったホーム最終戦。戦力的には厳しいと言われながらも小林監督の手腕と選手たちの直向(ひたむき)さから、しっかりと結果を残している山形を迎えた試合は、まんまと相手のペースに持ち込まれます。中盤をコンパクトにした4-1-4-1のシステムに嵌められた東京は好調な平山になかなかクサビのパスを打てず、また平山自身もダイレクトでのシュート意識が足りずに沈黙。また前節の名古屋戦での疲労からか米本にもミスが見られると、それに引っ張られる形で梶山も空回り気味に。そんな敵の術中からなかなか抜け出せない東京でしたが、それでも選手交代によってシステム変更をすると、最終ラインに加わった森重からタテパスが出るようになり試合の流れを掴みます。すると74分、森重からのタテパスが梶山経由で平山へと渡り、最後は強引な反転から撃ち込んだシュートが相手DFに当たってコースが変わりゴールイン!。咽から手が出るほど欲しかった先制点を奪い、(事実上の)残留に王手をかけます。ところが…主力をスタメンから外し、勝負どころでFW田代・FW宮沢・MF下村を投入してきた山形のゲームプランが実ってしまったのは86分、左サイドでの見事なパス回しから東京守備陣を崩すと、最後は打点の高いヘディングをFW田代が叩き込み同点。追い詰められた東京は今野を前線に上げパワープレイに出ますが、固い守備陣を崩せずにそのままタイムアップの笛。結局ホームでは開幕戦での一勝しか挙げられなかった東京は、降格の可能性を残したまま最終節へと臨む事になりました。

≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-4-2

GK 権田 (5.5)
…ピンチの少ない試合でワンチャンスを決められてしまい、あと少しでのホーム完封勝利を逃してしまった。ゴールキックの質を含め、リスタートの部分でもったいない場面がある。最後は悔いの残らない試合を。

DF 椋原 (5.5)
…中盤のリズムが悪いためか、なかなか前方への進出が出来なかった試合に。失点場面ではあれだけサイドでボールを回されてしまったことに悔いが残る。

DF 徳永 (6.0)
…センターバックでの先発には驚いたが、11人の枠から徳永をもらすことはないという監督の意思なのだろう。キャプテンマークを巻き、対人プレーやカバーリングを含めよく奮闘している。SB・ボランチ・CBと、層の薄いチームを支える存在になっているが、最終節は徳永らしいパワフルでダイナミックなプレーを見せて欲しい。

DF 今野 (5.5)
…身体を寄せながらも頭上から叩き込まれたFW田代のシュートシーンには悔しさが残るはず(…相手を褒めるしかないけどね)。とにかく苦しみに苦しんでいる今シーズン。内容より“結果だけ”が求められる最終節は、累積カードのことを気にせずに今ちゃんらしいハードな当たりで京都を封じ込んで欲しい。

DF 北斗 (6.0)
…中央へ寄せる羽生のスペースをよく埋めながら、サイドでのアップ&ダウンを繰り返していたと思う。古巣の福岡が昇格を決めた以上、自身がJ2へ降格するわけにはいかない。連戦で疲労もピークのはずだが、最後までしっかり走り抜いて欲しい。

MF 梶山 (5.5)
…復調を感じるが、中盤の底でのボール散らしにはまだ怖さを感じてしまう。リスクヘッジの部分を踏まえても、現状では高い位置での起用に可能性を感じる。最終節で大熊監督が「平山の高さ」「大黒の決定力」「梶山のキープ力」のどれを組み合わせるかには注目。

MF 米本 (5.0)
…さすがに動けなかったか…。ケガからの復帰以来、リーグ戦ではフル稼働している上に、前節での己の身を削るかのようなプレーでの代償が出てしまった印象。イージーなミスが多く、得意のフォアチェックも間に合わない場面が多く観られた。もう身体がココロについていけなかったんだと思う。次節は一週間開くので、しっかりコンディションを整えて欲しい。

MF 石川 (5.5)
…膠着状態を打ち破る「個の仕掛け」を期待できる存在だっただけに残念。軽症であって欲しい。

MF 羽生 (6.0)
…サイドハーフというより3ボランチといった感じの役割に感じた。梶山・米本の空けたスペースを上手く埋めていたが、中盤の主導権を握るまでには至らず。システム変更後は4-2-3-1のトップ下に入ったが、平山の落としに飛び込んだ60分のプレーが最大の見せ場。シュートまでは持ち込めず。

FW 平山 (6.0)
…山形の術中にはまった中盤から、なかなか良い形でボールを引き出せず。ただダイレクトでのシュート意識があれば、前半にもチャンスは掴めたかもしれない。相手を背負いながら強引に撃った先制点は、最近の平山のスタイルを象徴しているプレー。1トップにしろ2トップにしろ、とにかく攻撃のキーマン。大一番に強いところを次節で見せて欲しい。

FW 大黒 (5.0)
…動きが重く攻撃の形を作り出せず。「決定力」を考えればピッチに置いておきたい存在だが、(この試合に関しては)コンディションを含めて起用方法が難しかったかもしれない。

〜・〜・〜・〜・〜・〜

MF RICARDINHO(6.0)
…負傷した石川に代わり、ボールを運べる存在として穴を埋めたと思う。梶山との連携にも良いものを感じる。あとは最後の局面での質を高めて欲しい。

MF 前田 (4.5)
…ほとんどゲームに絡めず、貴重な選手交代の枠の一つを無駄にさせてしまった。サイドに配置されたようだが、中央へ折り返すボールの質が悪く、チャンスらしいチャンスを作れず。またチェイシングもぬるく、守備での貢献度も低かった。途中交代の選手が走らないシーンには観ていて腹が立った。採点は厳し目。

DF 森重 (6.5)
…失点したこと自体は悔やまれるが、膠着していた状況を変える攻撃面への貢献度は非常に高かった。縦に打ち込むパスの狙いと精度が高く、少ない時間にも係わらず最終ラインからチャンスの基点になった。先制点も森重の縦パスが基点。結果論だが、もっと早くピッチに投入できていたら…。


≪point!≫

先日の川崎戦と同様に、ホームで自分達のサッカーをさせてもらえませんでした。ポゼッションしてもゲームのリズムをつくれずに相手のペースに巻き込まれ、勝負どころの一発で勝ち点を逃してしまう…。勝てない頃の城福東京を思い起こすような光景が、最後のホームでも繰り返されました。もちろん連戦での“見えない疲れ”のピークが来ていたのかもしれませんが、基本的な条件は相手も同じ。結果は引き分けでしたがこの試合のレギュレーションを考えれば、東京にとって「勝ち点1」は「敗戦」と同じ価値しかありません。


東京はここまで数回あった自力残留へのチャンス(磐田戦・大宮戦・仙台戦)をすべて逃している上に、最大のチャンスでもあったこの試合までもモノに出来ず。それでもまだアドバンテージを持っていることは幸運なのかもしれませんが、これだけあったチャンスを逃していればサッカーの神さまに見限られる可能性も十分にあると思います。追われるより追う立場の方が強いのも事実でしょう。何より、サッカーは何が起こるか分かりません。それは99年の新潟の地にいた人間なら身を持って知っているはず。あの時は13番を背負っていた選手の一撃が奇跡を起こしましたが…さて今度はどうなるか。

とにかく次節は戦争です。

前の記事でも書きましたが、今の東京に必要なのは「イーブンのボールをどれだけ自分達のモノに出来るか」というところ。それには集中力をどれだけ高いテンションのままキープできるかが大事。例えばスローイン一つにしても、名古屋戦で出来ていたコト(スローインの受け手に対するプレスや周りへのフォローなど)が、山形戦では出来ていなかった。もちろん人間が90分も集中力を保つのなんて不可能だけど、それでも1分でも長く、1秒でも速く、1%でも相手より強い集中を保てるかが問われると思う。とにかく悔いだけは残らない試合にして欲しいです。

120%の力で戦い抜いた後に待ち受けている結果ならば、それがどんなものであっても受け入れる覚悟を持って土曜日はスタジアムに向いましょう。

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≪ダイジェスト≫

前節で既にリーグ優勝を決め、勝ち点差ではダブルスコアの差をつけられている名古屋を相手に臨む第32節。前節でのココロ折れる敗戦から、中2日でどれだけ反発できるかに注目した試合は序盤、東京のペース。トップ下に配置された梶山と左サイドで先発の座を掴んだリカルジーニョのコンビネーションから名古屋のDFラインを崩しに掛かると27分、連続したセットプレーのチャンスから、こぼれ球を梶山が拾うと最後は大黒がコントロールショット。GK楢崎の頭上を抜き、先制に成功します。これで流れを掴んだ東京は梶山を基点に次々とチャンスを得ますが、追加点を奪うには至らず。するとロングボールを主体に押し込んでくる名古屋へとゲームの主導権は流れていきます。それでも東京は森重・今野の身体を張った守備と、献身的に中盤で相手を潰しながらDFラインへのフォローも怠らない米本の闘志溢れるプレーでゴールを死守。終盤にはDF闘莉王をFWに上げて強引なパワープレイに出る名古屋に対し、前線からGKまで集中力高く対応しきった東京は、最後まで虎の子の一点を守り切りタイムアップの笛。残留に向けての非常に価値の高い勝ち点3を、アウェイでもぎ取ることに成功しました。

≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 権田 (5.5)
…チームの課題である「1−0」の試合をやっとモノにして見せた。セービングでは見せ場となるシーンはなかったが(←これは褒め言葉ね)、この試合で一番重要となったハイボールの処理に関してはノー・ミスの内容だったと思う。ただリスタートの部分で選択ミスがあったのは反省点。

DF 椋原 (6.0)
…非常に強気な姿勢を貫き、必要以上に守りに入らないで90分間最後までアップダウンを繰り返した。肝心なクロス精度などには課題があるが、怖がらずに前に出ることで相手を封じ込んでいた部分は高く評価。

DF 森重 (6.0)
…本当に“ギリギリの闘い”をDFラインの中央で繰り広げていた。フィジカル勝負となった相手の放り込みサッカーに対し、今野と共に粘り強く対応しきったと思う。決勝点にも絡み、前節での悔しさからみごとに「反発」してみせた。

DF 今野 (6.0)
…身長差のあるFWケネディと対峙。空中戦では苦しんだし、ポストワークの部分ではある程度やられてしまったが、最後まで周囲との連携を取りながら決定的な仕事だけは許さずに90分間を封じ込んで見せた(むかし同じ豊田スタジアムで、FWヨンセンを封じ込んだ藤山の姿をちょっと思い出した)。ホームでの借りをしっかり返せたね。

DF 北斗 (6.0)
…少しバタついた感はあるが、セットプレーでのセカンドボールの拾いを含め、要所要所でボールに絡んでいたと思う。3トップ採用の相手に対し、バランスを崩さず粘り強く対応していた。FW玉田のシュートミスには助けられたね。

MF 徳永 (6.0)
…前節の“守備的MF2枚が同時にボールや相手に寄せてしまう”反省点を踏まえたかのようなプレー内容。米本が自由に動き回る分、中盤のバランスを崩さないようようスペースケア。目立たないが、ボールのないところで効いていたと思う。

MF 米本 (7.0) ⇒ MVP!
…「何点、防いだよ?」という鬼気溢れるプレーで見事な完封勝利をチームにもたらした。前半41分のFW小川の決定的なシュートをゴールライン上でかき出したスーパープレーも凄かったが、90分間落ちない中盤でのハイプレッシャー、最後まであきらめないボールへの喰い付き、最終ラインへの献身的なフォロー&プレスバックetc…と、その勝利への貢献度は計り知れない。ロスタイムに見せたFWケネディのシュートを足に当ててCKに逃れたシーンには涙が出そうになった。すばらしい。文句なくMVP。終了後に足が痙攣してピッチに倒れこむ姿は美しさすら感じさせる。

MF 石川 (6.0)
…主導権を掴んだ前半はサイドでボールを引き出しながら丁寧にプレー。1トップ採用によりフィニッシャーが少なくなるゴール前にも、運動量多く鋭い侵入を繰り返していたと思う。押し込まれる時間の増えた後半は攻撃面で目立たなくなったが、守備への関与を含めて悪くない出来だったと思う。追加点、欲しかったね。

MF 梶山 (6.5)
…不在の平山に代わって「前線のボールの納まりどころ」になった。横浜・川崎戦と不調だったが、最初からトップ下にポジションを上げたことで守備の負担が減った分、梶山らしいボールキープと足技が発揮されたと思う。リカ・大黒・石川と3つあったボールの散らし場所も的確な選択が多く、不用意なパスカットからカウンターを受けるシーンもなかった。あとはゴールがあれば文句なし。

MF RICARDINHO (6.5)
…梶山との絡みから何度も左サイドを突破し、前半の主導権を握ってみせた。その時間帯の中から生まれた決勝ゴール。本人にとっても嬉しい勝利だったと思う。4−5−1採用のウイングで、あれだけボールを前に運べれば合格点。あとはシュートやクロス、ラストパスといった部分での精度を求めたい。

FW 大黒 (6.5)
…試合後の本人コメントにもあるように「狙った」というより「感覚」で流し込んだループシュートは点取り屋らしい見事な一撃。そんなゴールシーンも素晴らしかったが、屈強な名古屋2CBに対して「スペースを突く動き出し」を続けることでチャンスを作り出した部分を評価。正直、1トップでは厳しいのかなと思ったけれど、あれだけ前線で引っ掻き回してボールを受けられのならば文句なし。

〜・〜・〜

MF 達也 (5.0)
…嬉しい復帰戦も、内容的には反省の多いプレーが多かった。スコアを考えればもっと丁寧にボールを扱って欲しかったし、ロスタイムでのシュート選択はリスクヘッジの部分で“やってはいけないプレー”。ストライカーなら許すけど、この試合で達也に与えられた仕事は別に合ったはず。

MF 重松 (-・-)
…サイドからの相手クロスを封じる役割を良く理解していたと思う。本当は前線に置きたいが、与えられたミッションをしっかりこなすのも大事な仕事。

FW 前田 (-・-)
…FWなら強引に仕掛けたいであろう場面でも自重し、チームのためにしっかり時間を削ってくれていたと思う。短い時間だったが、与えられた仕事はきっちりとこなしてくれた。


≪point!≫

多摩川クラシコでのココロ折れる敗戦からどこまで「反発できるか」に注目した試合ですが、選手達は中2日とは思えない緊張感と高い集中力でしっかりと戦い抜いてくれました。地持ちの伝わるプレーがスタジアムで観られたことには素直に感動。名古屋の置かれたレギュレーション(簡単に言えば「消化試合」)に助けられた部分も確かにあるのかもしれませんが、逆に言えばメンタル的なプレッシャーのないなかで、伸び伸びとサッカーをしてくる可能性もあったと思います。東京は決して完璧ではないものの、ボールに対する当たりの強さであったり、対人プレーであったり、スローイン一つに対するケアであったりと、「サッカーの本質」の部分で戦う姿勢を体現していたと思います。その一番手が米本でしたね。すばらしかった。


名古屋に関してはピクシーが就任して以来、対角線を意識したサッカー(サイドチェンジ主体の戦術)をしている印象がありましたが、いつの間にかロングボール主体の“縦ポン”なサッカーになっていました。城福監督の目指したビルドアップから丁寧に作り上げていくサッカーからすると、ロングボールの放り込みで簡単にチャンスを作れてしまう名古屋のサッカーが結果を出したことは…なんとも言えない気持ちにされてしまいます。もちろんDF闘莉王の精度の高いフィードは素直にすごいと思いますし、仮にFWケネディが東京にいたとしてもタイトルに絡めたかは別。スタジアムの相手ゴール裏に掲げられた【WE ARE THE CHAMPION!】の文字を見させられた悔しさは、東京というクラブの苦い経験として未来への糧にして欲しいです。我々も、いつか必ず…!


で、その東京は梶山を高い位置に配した4−5−1が機能。追加点を奪えなかったことや、ロングレンジでのカウンターが仕掛けられないなど問題点はありますが、今いる選手たちの状況を踏まえながら、この大事な試合に臨んだ大熊采配が当たったと思います。選手交代の部分で「?」な部分もありますが(達也のことね)、梶山をボールの納めどころと割り切った上で、縦に勝負できるリカルジーニョを先発起用したことにも納得。平山がいなかったこともありますが、不調の梶山を一列上げた事で10番に掛かる守備の負担を減らしたことも即効性があったと思います。不器用ながら身体を張り続け、スペースケアに尽力した徳永のボランチ起用も「米本に自由を与える」という狙いがあったはず。その米本は…まぁ、とにかく凄かったです。もちろん梶山が本来の仕事(アンカー)をこなせれば、中盤の底からの組み立てにも更に期待出来ますが…そこら辺は今後への課題。1トップとして相手の嫌なところを狙い続けた大黒も良かったと思います。


さて次節はホーム最終戦。勝てば(事実上の)残留が決まりますが、この勝利をサッサと忘れて今シーズンの悔しさからの「反発」を継続できるかに注目。まだ東京は何も成し遂げてはいません。前回の観戦記でも書きましたが、これで気持ちのテンションを保てないようなら、東京は落ちてしまった方がいい。「イーブンなボールを自分達のモノに出来るか」を問われてるのが、今の東京だと思う。

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≪ダイジェスト≫

リーグ戦も残り4試合。自力残留にはもう勝つしか道がない東京は、ミッドウィークの天皇杯で休ませた主力を戻し、ベストメンバーといって良い布陣で多摩川クラシコに臨みます。対する川崎は天皇杯で120分間フルに戦った上に、出場停止や怪我で主力数人を欠くメンバー構成。そんな優位に立つはずの東京は平山を基点に序盤こそ攻勢に出ますが、川崎の固い守備ブロックに封じ込まれると中盤で米本・梶山がバランスを崩し、次第に劣勢となっていきます。すると47分、PA内まで簡単にボールを運ばれるとDFの人数が揃っているのにFW矢島を潰せずに流し込まれて失点。ここで中盤のバランスの悪さに見切りをつけた大熊監督が動き、梶山を一列上げて4−5−1に変更。機能したとは言えないまでも、ボールを高い位置で保てるようになった東京は66分、右CKのチャンスを掴むと森重が見事なヘッドで合わせ同点に追いつきます。ところがここから「勝ち点3」を掛けたゲームをものにしてみせたのは、またしてもアウェイチーム。84分、ロングボールを処理しきれなかった森重の背後に飛び込んだFWジュニーニョが、技ありのループシュートを流し込み決勝点。必勝体勢で臨むも自力差で劣る東京は、ショッキングな敗戦で勝ち点を積めずに沈黙。神戸が引き分けたことで辛うじて自力残留の芽だけは残ったものの、本拠地ホームでまったく勝てないまま更に苦しい状況へと追い込まれてしまいました。

≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-4-2

GK 権田 (5.0)
…失点は2つともセーブチャンスがあったので残念。終盤ラストプレーでの捨て身の攻撃参加など、気持ちは感じさせたが、キックの質を含めて反省の残る試合に。シーズン終了時にどういう結末が待っているかは分からないが、とにかく悔いだけは残らないようにしよう。

DF 徳永 (5.5)
…久しぶりのSB先発も、攻撃参加の部分ではコレといって見せ場は作れず。ボランチに上がった後半は、相手ゴール前まで迫る場面もあったがシュートまでは持ち込めず。キャプテンとして苦しい状況は続く。

DF 森重 (5.5)
…良くも悪くも敗戦ゲームの主人公を演じてしまった。得点・失点場面を含めて、前には強さを発揮するけれど…正直、後ろには弱いね。全体的にはドッシリとしたプレーでゴールを固めていたが、リスクヘッジの部分においては「プレーの選択」に疑問を感じた(前半にあった“相手を背負いつつも足技で反転して交わしたプレー”は疑問。成功したしスタジアムも沸いたけど、もしもミスっっていたら…)。クリア出来る場面では単純にクリアするのが正解だと思う。

大分時代に続いて2シーズン連続での降格争い。ココロが折れる状況が続いているが、ここから反発できるかに期待。周囲もしっかりメンタルケアしてあげて欲しい。能力は絶対にある。

DF 今野 (5.5)
…丁寧なカバーリングで川崎FW陣を封じていたが…無念の2失点。次節は前回、ホームで悔しすぎる敗戦を喫した名古屋が相手。もう相手がどことか言っている状況ではないが、それでも今ちゃんのリベンジには期待。完封を。

DF 北斗 (6.5)
…粘り強い対人守備と広いカバーリング、積極果敢な飛び出しなど、非常に出来の良い試合だったと思う。3トップ採用の名古屋戦では両SBの出来がいつも以上に問われる。まずは守備から。期待したい。

MF 梶山 (5.0)
…横浜戦に続き低調な内容。特にボールの散らしに精度を欠き、前に行こうとするチームの動きを阻害する局面が目に付いた。前半終了の段階で外してしまうのも一手だと思ったが、指揮官の選択は10番との心中。トップ下にポジションを上げてゴールを狙うも、ミドルがないので相手からすれば守りやすかったと思う。

良い状態でないが、ボールを持てる選手であることは事実。名古屋戦での起用方法に注目。平山の代わりに最前線に置くという選択肢も有り得るが…さすがにリスクが高いか。

MF 米本 (5.5)
…「若さ」が出たね。立ち上がりから気負いすぎて梶山とのポジションバランスを崩してしまい、両者の居場所が“かぶる”シーンが目に付いた。どちらかがプレッシングに行ったら、片方が空いたスペースをカバーするのが基本。

MF 石川 (5.5)
…アウトサイドで攻守の仕事をこなしながら、フィニッシャーとしてゴール前まで侵入しなければいけない運動量が求められる役割。終ってみればチーム最多のシュートを放ったが、固い川崎の守備ブロックを崩すまでには至らず。

MF 羽生 (5.5)
…スイッチ役として攻撃の部分で期待するも、インパクトを残せるような仕事は出来ないまま交代となってしまった。

FW 平山 (6.0)
…ここ数試合、ボールを受けてから独力で前を向けるようになっているね。ハイボールの競り合いを含め好調を維持しているが、この試合では残念ながらシュートシーンまでには至らなかった。平山にとっては相性の良い名古屋を相手に次節出場停止となるのが痛い。チームにとっても痛すぎる。

FW 大黒 (5.5)
…相手DFラインと駆け引きを続けるも、ペナルティエリア周辺で決定的な仕事はさせてもらえなかった。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

FW RICARDINHO (6.0)
…ウインガーとして独力での突破からチャンスは作るも、インサイドに入っての仕掛けなどの部分ではもの足りなさを感じた。もっとゴール前に入りたい。

DF 椋原 (5.5)
…システム変更のために右SBに投入。攻撃参加で惜しいチャンスもあったが、最後の部分での精度にはまだまだ課題が見られる。

FW 前田 (-・-)
…時間少なくゲームに絡めなかった。


≪point!≫

またしてもホームでのダメージの大きい敗戦となってしまいました。これでリーグ戦での対川崎は4連敗ですか…。

今シーズンはポイントなるゲームでことごとく敗れています。残留争いの直接対決となった磐田・大宮・仙台とすべて敗れたこともありますが、開幕2節で自滅した浦和戦、完全に主導権を握りながらワンプレーで敗れたアウェイの広島戦、ホームの名古屋戦、そして今シーズンの低迷のきかっけとなったクラシコのアウェイ川崎戦と、とにかくリーグを占う上で重要なポイントとなった試合に全敗しています。城福監督の掲げた目標の一つ「2分8敗」の対象チーム相手にも、結局一度も勝てないままとなってしまいました。


さて置かれた状況は深刻ですが、ここで選手を含めてクラブ全体が反発できるかに注目。またしてもココロの折れる敗戦でしたが、このままシュンとして下を向いてしまうようなら、もう東京は落ちてしまった方が良いとさえ思います。下部リーグに落ちる事で、メンタル的に逞しくなったクラブもありますしね(かつての川崎や浦和もそうだし、最近の広島、今シーズンC大阪なんかもそう)。

でもそうじゃなくて、チーム全体が次節に向けてこの試合から「切り替える」のではなく「反発できる」のなら、東京はまだJ1に残って欲しいと思う。選手だって人間だから、悔しい敗戦での思いをすぐに切り替えるなんて無理。そうではなくて、その悔しさを次の相手にぶつけられるかが大事。東京にはそういう部分がホントに足りない。


マイナスをゼロにするのではなく、マイナスをプラスに出来るのか。


次節の名古屋戦はそこら辺を観てみたいと思います。誰がいる、誰がいない、相手がどこ、場所がどことか…もう関係ない。幸運にもまだ悔しい思いを吐き出せる場が3試合も残されている。某前日本代表監督の言葉じゃないけれど、持して死を待つくらいなら戦って死んでください。悔いのない様に“戦い抜いた先にある結果”なら、それがどんなモノであっても受け入れる覚悟は出来ています。

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≪ダイジェスト≫

シーズン開幕戦の相手だった横浜の本拠地・日産スタジアムに乗り込んでのアウェイ・ゲーム。ACL出場・J1残留と、互いに「勝ち点3」獲得が大命題となる試合は開始4分にいきなり動きます。立ち上がりから前掛かりだった東京は、高い位置での米本のプレッシングが基点となりこぼれたボールを平山が叩き込んで先制!。その後も負傷により急造コンビだった横浜のCBコンビに対して制空権を掴んだ平山のポストワークを軸に、東京が攻勢を仕掛けます。ところが先制したことで、少し低めに守備ラインを引いた東京にMF中村を軸に揺さぶりを掛け始めた横浜が次第に反撃。若手FW小野の積極的な仕掛けもあり、シュートチャンスを造り始めると59分、複数の人数を掛けて東京左サイドを崩すと逆サイドまで流れたクロスをFW小野がしっかりつめて同点。後半開始からほとんどシュートチャンスを作れなくなっていた東京でしたが、逆転弾だけは許さずにゴールを固めるとここから試合は間延びしてしまいカウンターの応戦に。そんな互いに苦しいゲーム終盤で決勝点を産んで見せたのは…青と赤。79分、羽生のロングフィードから逆サイドで受けた平山が、FWリカとのワン・ツーからゴール前に突入して右足一閃!。ゴラッソ!なシュートが決まると、長いロスタイムを含めて最後までゴール前を固めた東京が横浜を振り切りタイムアップの笛。残留に向けて非常に大きな白星を掴み、次節の川崎とのリベンジマッチに臨むこととなりました。

≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-4-2

GK 権田 (6.0)
…ハイボールの処理に安定感があり、ミスらしいミスはほとんどなかった。そろそろシャットアウト・ゲームが欲しいが、それは次節に期待。次こそ鬼門と化しているホーム本拠地での勝利を。

DF 椋原 (5.5)
…攻守に奮闘したが、サイドにMF中村俊が流れてきた時には数的不利を作られてしまうなど、苦しい場面が続いた。対面したDF田中のラフなプレーには苦しめられたが、最後はしっかり身体を張ってDFラインを締めたと思う。

DF 徳永 (6.0)
…本職ではないまでも(ボランチに比べれば)仕事が整理されている分、フィジカルコンタクトの強さとリカバリーの速さはシンプルに発揮できる試合に。前半の早いリスタートからチャンスを導いた平山への好フィードや、セットプレーからのこぼれ球に飛び込んだ惜しいシュートなど、攻撃面でも見せ場は作っていた。

試合終了の笛と同時にピッチを叩いて喜ぶ姿には、何かジーンと胸に込上げてくるものがあった。ポーカーフェイスで分かりづらいけど、やっぱ苦しんでいるだな…と。お疲れさま。この一勝は大きいよ。

DF 今野 (6.0)
…丁寧なカバーリングと確実な潰しで横浜攻撃陣を封じ込んだ。完封のチャンスはあっただけに失点は悔やまれるが、今は何より「勝つこと」が一番大事。フラストレーションの溜まる今シーズンだが、悔しい思いは残り4試合と天皇杯で晴らして欲しい。

DF 北斗 (5.5)
…バタついた印象は受けるも、センターへの絞込みで相手シュートコースを潰すなど、大事な局面ではしっかり身体を張っていたと思う。ただし右足に持ち替えないといけない部分を差し引いても、クロスの精度には不満が残る。

MF 梶山 (5.0)
…アンカー役に入ることで米本をフリーマンにして自由を与えているいるのは分かるが、だからこそボールのつなぎや単純なフィードなどには正確性を求めたい。10番らしくないパスミスが多く、中には相手決定機になりかけたイージーなボールロストも。縦フィードも少なく、ゲームの組み立て役としては不満が残るゲーム。

MF 米本 (6.5)
…今日もピッチ広くボールを追いかけ回り、プレッシングの急先鋒として相手ボールホルダーに襲い掛かっていた。米本は“面(スペース)”でも“点(対人プレー)”でも存在感を示せる稀有な選手だと思う。ボールを奪った後のプレーには課題が残るが、そこさえクリアできれば間違いなく代表に呼ばれる存在。先制点につながった高い位置からのボール奪取は真骨頂だと思う。すばらしい。

MF 石川 (5.5)
…トドメの3点目を奪えるチャンスがあったので…残念。開始9分に相手2枚の真ん中をぶち抜いたドリブル突破などで見せ場を作るが、ゲームが進むにつれて次第にボールに絡めなくなってしまった印象。

MF 羽生 (5.5)
…決勝点の基点となったロングフィードは、間延びしてしまったゲーム状況をしっかり把握していたことから生まれたと思うナイスプレー。ただし最低限の仕事はこなしたが、全体的には守備に比重を置き過ぎたためか攻撃面でのミスが多く、2トップへのフォローも間に合わない局面が目立った。

FW 平山 (7.0) ⇒ MVP!
…立ち上がりの攻勢で掴んだシュートチャンスから決めた1点目も良かったが、苦しい状況を打ち破った2点目のゴールは、「ストライカー」として非常に価値の高い得点(後半はあのゴールシーンまでほぼノー・チャンスだったからね)。勝ち点を積めるチームには、苦しい状況でもワンチャンスだけでスコアを動かしてしまう点取り屋が必ずいる。もちろん、シースン終盤でまだ6得点というのは寂しい限りだし、ハットトリックのチャンスもあった試合なので手放しで喜ぶわけにはいかない。変にボールをこねる場面も目に付いた。ただ残り4試合と天皇杯に向けて、平山がこの試合でのパフォーマンスを続けられればと期待は高まる。貪欲に狙って欲しい。

FW 大黒 (5.5)
…DF田中に掻き出されたシュートは…惜しかった。裏を狙う動きは感じるが、少しオフサイドラインに簡単に引っ掛かり過ぎている感じも。もちろんラインを気にして飛び出さなくなっては“怖さ”もなくなってしまうが、平山があれだけフリックで競り勝てているのなら、何か一つインパクトの残るプレーを見せて欲しかった。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

FW RICARDINHO (5.5)
…何とも評価しづらい…。大黒と交代で2トップに入った場面では、平山との距離が開きすぎてまったく機能せず。羽生が中央にスライドすることで4−5−1となってからはWINGとしてボールを引き出せるようにはなったが、サイドで孤立して相手に囲まれてしまう場面もあり、機能したとは言い切れない内容。ただ決勝点に絡んだことで大仕事はやってのけたのも事実。なんとも…評価しづらい。

MF 重松 (-・-)
…少ない時間だったとはいえ、もう少し丁寧にゲームに絡んで欲しかった。


≪point!≫

非常に大きな「勝ち点3」を手に入れました。イーブンな内容(正直言えばイーブン以下だったかな…)のゲームを、FWの活躍で勝てたのは本当に大きい。相手に主力DFがいなかったことを差し引いても、充分に評価できると思います。平山、よくやった!すばらしい!ゴラッソ!!


…で、喜ぶのはそれくらいにして以下はいつもの通り反省点w。

立ち上がりは高いプレッシングから主導権を握った東京ですが、20分辺りからは完全な横浜ペース。平山の2点目で息を吹き返すまで、東京はほとんどシュートチャンスをつくれなくなってしまいました。先制したことでブロックを下げてカウンターを狙ったのかもしれませんが、その精度がとにかく低い。原因は平山にボールが入ったときのフォローが遅いのと、攻守の切り替えのスイッチを入れる場面でミスが目立ったこと。梶山の不調が一番の原因だと思いますが、両サイドハーフの動き出しがちょっと間に合わない場面なども目に付きました。2トップで戦うなら前線と2列目の間にあるスペース


--FW---FW--
MF-ココ!!-MF
--MF---MF‐-



を誰がどう使うのかは大事なポイント。ボランチの内の1枚が前に出るのか、サイドハーフが絞るのか、ここら辺は横浜の方が上手でしたね。前列の選手を追い越す動きは、確実に相手の方が実践できていました。東京は平山があのレベルのプレーを安定して出来るなら、伝統の4−5−1に戻して最初からそのスペースに選手を置いてしまうのも面白そうですが…今はシステムをいじる勇気(というか余裕)はないでしょうね。まぁそこら辺は来シーズンの部分。まずは何よりもJ1に残るのが最優先です。

ただ触れておきたいのはベンチメンバーの部分。羽生や石川をあそこまで引っ張らないといけないはチームの苦しい現状を現していると思う。結局、今回も交代カードも2枚しか切りませんでしたしね。サイドの守備をこなしながらスイッチ役も務めるのは、当然体力的にもキツイはず。大竹・松下あたりにはぜひ絡んできて欲しいんだけど、そういう意味でも天皇杯・千葉戦のメンバーをどうするかには非常に注目したい。もちろんタイトルの可能性があるので必勝状態で臨むでしょうが、今のクラブが置かれている優先事項を踏まえれば、週末の第31節(川崎戦)に比重を置くのは当然の一手だと思う。怪我明けから連戦が続く米本や羽生、フル稼働の今野(←あ、この人だけは替えがいないや…)、大黒なんかは出来れば休ませてあげたいところ。逆にここで控えメンバーからの強い突き上げがあれば、監督も決断がしやすいはず。いまこそ選手達には小平でアピールして欲しいですね。




そんなことを書きながら、水曜の天皇杯・千葉戦は仕事の都合により欠席いたします(涙)。更新はないので…あしからず。吉報を待ってます。

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