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≪ダイジェスト≫
4連勝で首位チームを追い掛ける東京は、初対戦となる鳥取をホームに招いてのナイト・ゲーム。ここに来て固定化されてきたメンバーで臨んだ東京は、序盤こそ前から積極的に来る鳥取に手を焼くものの、次第にポゼッションを上げてゲームを支配し主導権を握ります。連戦の疲れからか運動量自体は少し足りないものの、確実なボール回しから相手チームの体力を削り取っていくと後半はゴールラッシュ。59分、相手の集中力が切れたところ突くクイックリスタートから羽生が抜け出し、クロスをしっかりセザーが流し込んで先制。続く67分には高い位置でボールを奪った高橋がそのまま綺麗なミドルを叩き込んで追加点。試合終了前にはCKから大竹がピンポイントでニアに走り込む森重に合わせて3点目。危なげない試合内容で鳥取を圧倒した東京が確実にホームで勝ち点3を奪い、しっかりと首位グループに喰らい付いたまま7月最初のゲームをものにしました。
≪選手評価≫
SYSTEM 4-5-1
GK 塩田 (6.0)
…GKの活躍するシーンの少ない試合(←最高の褒め言葉)。連続完封と結果を出し、しっかりチャンスをモノにしている。
DF 徳永 (6.5)
…フィジカル強さを押し出した攻め上がりと、スプリント能力を活かした帰陣で右サイドを制圧。ただボールを持った時の“パス出し”に難が見られるのは課題。本来「使う側」よりも「使われる側」の選手だから仕方ないが、あれだけポゼッションの高い試合をするなら、SBからのパス出しにも更なる精度が必要。
DF 森重 (6.0)
…多少守備で軽い部分が見られたが、フィードを含めて“前に出る能力”でチームの攻勢を支えた。これで3戦連発と、もはやチーム最大の得点源に(笑)。さすがは元FW。広島ユース時代に槙野(現・ケルン)と2トップを組んでいたらしいが…すばらしい決定力。恐るべし広島ユースw。
DF 今野 (6.0)
…対人プレー・カバーリング・フィードと、高いレベルで安定している。本人にしてはモノ足りない相手かもしれないが、どれだけ連勝しようとも慢心することはないのが今野というプレイヤー。安心して観ていられる。
DF 北斗 (6.0)
…フィジカルでグイグイ押し上がる北斗らしいプレー内容。ピッチ上(特に味の素スタジアム)で滑り過ぎるのは気になるが、良い意味でも「荒さ」が彼の持ち味。どんどん仕掛けて欲しい。
MF 高橋 (6.5)
…90分間を通して集中力が保たれているのが素晴らしい。ただのアンカー役に終わらず梶山との“つるべの動き”で、攻守の両面において存在感を出し始めている。今まさに成長している選手。更なるスケールアップを。
MF 梶山 (6.0)
…中盤のボールの収まりどころ・散らしどころとして機能している。チームの中心選手として、長いリーグ戦で安定したプレーを続けて欲しい。
MF 谷澤 (6.0)
…チャンスシーンに顔を出せているが、最後の部分で惜しいミスが見られる。シュートも「枠に飛べば…」というものが多いね。ただ運動量を含めて2列目で安定したプレーが出来ているので、監督としても計算の出来る存在だと思う。チームも勝てているし、あとはゴールやスルーパスといった部分でもっとインパクトを残して欲しい
MF 羽生 (6.5) ⇒ MVP!
…「動き出し」の速さはもちろん「動き直し」にも切り替えの早さがある。またピッチの中で休んでいるときも、頭はしっかりゲームを追っていることが素晴らしい。そこら辺が動き出しの速さに繋がっていると思う(草民なんかはここら辺を見習って欲しい)。MVPは秀人と迷ったが、層の薄いFW陣を埋めながらチームを引っ張るその姿と、相手チームの体力&集中力を削る急先鋒としての存在感に、今回は羽生をMVPに推します。
MF 草民 (5.5)
…スタメン定着してからの連戦で少し疲れが感じられるが…そこも経験。局面局面で気の効いたプレーも見られるが、もっとアタッキングサードでの積極的な仕掛けを期待したい。低い位置ではシンプルにボールを裁いているのは好印象。
FW ROBERT CESAR (6.0)
…リードを奪った後はある程度攻め残っていた。ボールを持ち出せる選手ではあるが、カウンターからゴールを奪えなかったことはFWとして素直に反省。相変わらず面白いポジション取りをする選手だが、低い位置でボールを持った時に少し球離れが悪いのが気になる。
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MF 大竹 (-・-)
…短い時間しか与えられない中でも、しっかりと結果を出した事は大きく評価されるべき。京都戦での草民に合わせた一本といい、この試合での森重を捉えた一本といい、やはりセットプレーでのキックの質は非常に高い。
MF 阿部 (-・-)
…出場時間短く評価なし。
MF 上里 (6.0)
…出場時間短く評価なし。
≪point!≫
試合開始からしっかりボールを回してポゼッションを上げながら、相手の体力を削り取ることが出来ていました。なかなか先制点を奪えなくても焦らずにパスサッカーを続けたことと、相手の疲れが見えたところから複数得点を奪えた事は評価できると思います。先制点なんかはクイックリスタートに相手が付いてこれていませんでしたが、あれはそれまでに相手の体力と集中力を削り取ることが出来ていたからこそ生まれた得点だと感じます。羽生なんかはピッチで休んでいる時でも、試合の流れを見ながら集中力を保てていましたね。すばらしいと思います。
あとは選手交代ですが、先発メンバーでの高いポゼッションで相手の体力を削りながら、勝負どころでカードを切るようなゲーム展開が今後は出てきそう。今日みたいに先発メンバーだけでゲームを決めてしまうところまで出来れば理想ですが、これから夏場に向けては総力戦が求められてくると思います。90分の中でのゲームプランやマネジメントに関しての能力が、更なる連勝へのポイントになるかもしれませんね。頼むよ、クマさん。
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