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11観戦記(リーグ中盤戦)

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≪ダイジェスト≫

中2日での連戦もホームで戦えるアドバンテージを持つ東京は、対戦相手に前回悔しいジャイアンキリングを受けてしまった北九州を迎えてのゲーム。試合は三浦監督の下、組織だったチームプレーを見せる北九州が東京のパスサッカーを封じ、拮抗したゲーム展開に持ち込まれてしまいます。東京は前節同様に1トップのルーカスにボールを預けようとしますが、北九州の両CBのマークがきつくなかなかチャンスを作り出せません。また最初のコンタクトプレーを流してしまった主審のジャッジ基準が曖昧となり、ピッチでもスタンドでもフラストレーションが溜まるゲームとなってしまいます。そのまま前半は相手ゲームプランのまま、チャンスも少なくスコアレスで折り返し。ところが後半開始すぐにゲームは動きます。高い位置まで侵入した梶山からのこぼれ球が椋原の前に転がると右足一閃。ロングレンジのシュートでしたがゴール前に人が密集していたことが幸いし、GKの前で相手に当たってコースが変わりゴールイン。欲しかった先制点を奪います。その後は羽生が積極的により高い位置を取ることで前線の基点が2つに増え、次第に東京がゲームを支配し始めます。それでも北九州の集中力も高く、また主審の不安定なジャッジも加わりゲームはまたしても膠着。何とか打開したのは75分、持ち上がった森重が基点となりバイタルエリアで数本のパスが繋がると、最後はルーカスが流し込みゲームあり。北九州の組織だったサッカーに苦しめられるも前回のリベンジを果たし、首位の座をがっちりキープすることに成功しました。


≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 権田 (6.0)
…ピンチの場面自体は少なかったものの、立ち上がりのFW大島のシュートを指先で防いだセーブから波に乗り、そのまま2試合連続のシャットアウト勝利に導いた。

DF 徳永 (6.0)
…攻撃的だった前半に対し、先制した後は最終ラインに留まることを優先するなどプレーバランスが良かったと思う。椋原との相互関係(つるべの動き)にも気を配っていたし、森重や今野が攻め上がった時の中央への絞りも機能的だった。

DF 森重 (6.0)
…主審の笛にストレスが溜まる試合だったが…よく耐えたと思うw。いやホント、累積3枚の森重が余計なカードをもらわないかが心配だった。2点目の基点となったボールの持ち上がりなど、攻撃面での貢献度は◎。重要な試合になる次節もしっかり守備から入って欲しい。

DF 今野 (6.0)
…中盤からこぼれてくるボールへの反応早く、カウンターの芽をしっかり摘んでいた。本当は中盤でチームがボールを持てるなら、今野ももっと前に出て行きたいんだろうけど…そうすると東京は徳永の1バックになってしまうw。

DF 椋原 (6.0)
…前回は「クロスがないからシュートを撃った」から、今回は「撃ったら入っちゃった♪テヘ」という見事な萌えさせっぷりw。やっぱミドルって大事なんだなぁと改めて思い知らされた。全体的にはミスも少なく「使われるプレー」が出来ていると思う。

MF 高橋 (6.0)
…中盤の底でしっかり身体を張れている。チャンスを見極めての最前線への飛び出しも、毎試合で1回は必ず見られる。このまま続ければ、シーズン中にはあと何点かは取れるのではないだろうか。あとは細かいミスを減らしていきたい。

MF 梶山 (6.5) ⇒ MVP!
…前半から相手DFラインと中盤の間に入り込むことが出来ていたが、なかなかボールを預けてもらえずにチャンスに結び付けられなかった。それでも守備での貢献は高く、相手ボールホルダーへの寄せは90分を通して出来ていた。特に後半は梶山らしい異質なボールキープ能力を発揮して攻撃の基点に。ただゴール正面からの仕掛けなら、もっとシュート選択をしても良いと思う。

MF 草民 (5.5)
…足技でスタジアムを沸かせる場面もあったが、全体的にはインパクトを残せる場面も少なくチャンスに絡めなかった。カードを受けた場面は若さが出たね。これで次節出場停止だが、その後のポジションが約束されている訳ではない。しっかり小平でアピールを。

MF 羽生 (6.5)
…膠着気味な前半でもオープンスペースへの走り込みは怠らず(ボールさえ出てくれば…)。ルーカスのフォローに間に合わない場面もあったが、後半はよりFWに近い仕事もしながら高い位置での仕事をこなせるようになった。見えない部分での貢献度はやはり高い。

MF 谷澤 (5.5)
…正直…よく分んないw。フィニッシュであったりスルーパスであったりの「最後の仕上げ」に係わる場面でミスが多いが、それでも終ってみればしっかりアシストを決めてもいる。なんていうか、東京風に言うなら「プレーは喜名だけど決定力は戸田」みたいな感じ。ただいろんな意味で“面白い選手である”ことは確か。

FW LUCAS (6.0)
…足元へのパスに厳しいマークを受けたが、それでも個人で打開する場面もあったし1トップとして奮戦していたと思う。もっと近くでフォローを受けられれば連携から崩す場面も増えそう。冷静に流し込んだシュートもお見事。守備時のセットプレーでも貢献度は高い。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

MF 石川 (6.0)
…前節に続いて攻撃のスイッチ役に。先制後の石川投入は非常に効果的だと思う。次節は先発のチャンス。ポジションを奪い取って欲しい。いつまでもエースがベンチではもったいなさ過ぎる。

FW 坂田 (-・-)
…出場時間短く評価なし。ルーカスを休ませる為にも、もっと早い投入もありだったとは思うが。

MF 永里 (-・-)
…出場時間短く評価なし。


≪point!≫

「手こずった」というのが素直な感想。主力を数人欠いた上に長距離移動の北九州に、ここまで手こずるとは正直思っていませんでした。チームの完成度と伸びシロという部分で、今後の北九州は注目されるかもしれませんね。選手間の距離を保ちながら組織だってボールを動かしながら、守備でもボールにしっかりアタックを掛けるシンプルなサッカーは、むかしのオフトJAPANをちょっと思い出させました(…古ッw)。監督が三浦ヤスということもあってかもしれませんけどね。システムも中盤ダイヤモンド型の4-4-2に近かったですし。

一方の東京は栃木・富山戦までの『ボランチにプレスを掛けられた時にどうするか?』の問題から、次は『1トップにプレスを掛けられたらどうするか?』の課題を突きつけられた印象。前節の横浜FC戦を観て三浦監督がそうしてきたかは分りませんが、東京対策としては正解だったように思えます。それでも『羽生・谷澤の運動量が増えることでルーカスへのフォローが入る』という一応の解答が、90分間の中で出たことは評価。なので選手交代が2列目の選手に集中したことも理解は出来ます。それを踏まえて次節対戦相手の徳島・美濃部監督が、どういう東京対策を立ててくるかには注目。仮にルーカスを抑えられても梶山が中盤でタクトを振るえれば、それほど怖い相手ではないようにも思うんですが…。とにかく次節は非常に大事なゲーム。「勝ち点6」の価値がある試合ですので、とにかく結果に拘って試合に臨んで欲しいです。


≪ダイジェスト≫

京都・愛媛を連続大量得点で下し、勢いに乗る東京。日程のあやにより首位の座を札幌に明け渡すも、今節勝てば再奪首となる大事なホームでの横浜FC戦。試合は静かな立ち上がりも8分、右CKのチャンスから谷澤のキックがゴール前の梶山を捉え先制点。これで流れを掴むとルーカス・谷澤・徳永らが次々に決定的なシュートを放ちます。ところがいずれも決定力不足やバーに嫌われなかなか追加点を奪えません。対する横浜FCは無理に前線から追わずに3ラインをコンパクトに整える“我慢のサッカー”。これで何とか前半を最少点差で乗り切ると、後半59分にFWフランサ・野崎を投入。勝負を掛けます。投入直後にさっそくFW野崎がポスト直撃のシュートを放つなどチャンスを掴みかけますが、この嫌な流れを引き戻したのは東京のエース・石川。66分、ボールを奪った梶山からサイドでボールを引き出すと中央の羽生へ。これを技ありのシュートで流し込むと続く68分にも、石川からの崩しを受けてルーカス→羽生と繋がり3点目。その後は終盤にこそ危険な場面を造られるも、相手のミスにも助けられシャットアウト勝利。しっかり首位を奪い返し、1週間で3試合をこなす過密日程の初戦をものにしました。


≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 権田 (5.5)
…巡ってきたチャンスに完封勝利と結果を出すも、内容的には反省の残るゲームに。序盤こそ精度の高いフィードでアピールしたが、後半には有り得ない2度のミス・キックでピンチを招いた。シャットアウトこそ成功したが、相手のミスに助けられたのが本当のところ。ポジションを奪い返すチャンスをものに出来るか。

DF 徳永 (5.5)
…バー直撃の強烈ミドルでスタジアムを沸かせた。あのエリアからのシュートは徳永の大きな売りなので、これからもどんどん撃って欲しい。ただプレー全体としては、トラップを含めて少し安定感を欠いた印象。対面したDF宮崎との1vs1も手を焼いたと思う。

DF 森重 (6.5)
…安定したプレー内容で攻守両面に大きく貢献。代表に呼ばれても、充分にレギュラーを狙えるレベルに既にいると思う。課題であるムラっ気もなくなってきたし、試合を重ねる毎に存在感を増している。累積3枚なので余計なカードだけには注意。

DF 今野 (6.0)
…カズとの1vs1ってやりずらいんだろうなぁ…。珍しくミスキックもあったが、90分の中ではさすがの安定感。前へのボールの持ち出しも良かったし、スペースを潰すカバーリングもまったく問題なかった。

DF 椋原 (6.0)
…左足でのクロスあるじゃんw。精度も悪くなかったと思う。とにかく「イケイケ状態」で、多少のバランスを無視してでも前掛かりになる姿勢が、現状では上手くハマっていると思う。「GO」か「STAY」かの判断で、現状では前者を選択しての椋原起用なのだろう。

MF 高橋 (6.0)
…フィジカルコンタクト主体のゴリゴリしたプレーが目に付いた。センターバックがボランチ(守備的MF)をやるとこうなりますよといった典型的な試合だった印象。その中でも今野や森重が上がった時の穴埋めや、不器用ながらもチャンスにはしっかり前線まで詰めている部分などは高く評価。あとは展開のパスを散らせれば更に◎。

MF 梶山 (6.5)
…ラッキー感♪もただよう先制ヘッドはまぁいいとしてw、欲しかった追加点に繋がった場面(ボール奪取から石川の前にピッタリと送ったパス)は、司令塔として非常に価値の高いプレー内容。今日のようなプレーを平均的に毎回出来るかが梶山のポイント。

MF 草民 (5.5)
…椋原とのコンビプレーで二人のポジションが重なってしまう場面も。カウンターの危険性があるので要注意。全体的にはミスの少ないプレー内容も、高い位置での仕掛けでは迫力を欠いてしまった印象。

MF 羽生 (6.5)
…見事なシュート技術を見せた1点目よりも、流れの中でトップを追い越してから流し込んだ2点目を高く評価。あれはチームとしての狙いの形だと思う。ただ消えている時間帯もあるので、ピッチの中でもっと怖さを感じさせる存在になって欲しい。攻撃の中核であるのは間違いない。

MF 谷澤 (5.5)
…攻撃を組み立てる中でのアクセントとしては機能している。ゴール前に飛び出すプレーもあるし、ボールを受けてからシンプルにサイドへとボールを預けるプレー選択も、監督の好みに合っていると思う。ただ…シュート精度はやはり不満。

FW LUCAS (6.5) ⇒ MVP!
…高い位置での攻撃の基点として機能。よくボールを引き出していたし、苦手なハイボールの競り合いでも奮闘していた。枠内にシュートを撃てなかったのは反省点だが、最終ラインからのビルドアップだけでなく、高い位置からのポストワークからの崩しが加わればチームの大きな武器に。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

MF 石川 (6.5)
…追加点が入らずに嫌な流れになりかけたゲームを途中交代から引き戻した。攻撃のスイッチ役としてしっかり役割を果たしたと思う。ここから連戦が続くの中で石川の存在はクローズアップされるはず。

FW 坂田 (5.5)
…前線ではなくサイドに入ったが、身体の重さを感じさせるようなプレーが続いた。

MF 上里 (-・-)
…ロングレンジからでもシュートを狙う姿勢は、キックへの自信の表れか。


≪point!≫ 

追加点が入るまで時間が掛かりましたが、全体的にはしっかりゲームをコントロールした「大人なサッカー」の東京が危なげなく勝利をモノにしました。

思ったより横浜FCが前からボールを取りに来なかったように見えましたが、FWの位置が低い分、相手の前線から最終ラインまでがコンパクトになっていたと思います。プレッシングを掛かりやすくする「東京対策」だったと思いますが、東京サイドからすれば変なミスさえしなければ低いリスクのままゲームを進められるということにもなりますよね。京都戦でも感じましたが、中盤でプレスを受けても焦らずにしっかりゲームを作れるようになったことは、栃木との連戦や富山戦での反省が活かされていると素直に感じます。実際に前半でのピンチといえばカズの可能性の低いミドルシュートくらいでしたし。

もちろんそうなると先制点が重要。時間が過ぎて焦りだせば相手の思うツボですから。そういう意味でも早い時間帯でセットプレーからスコアを動かせたのが大きかったです。あれで心理的にも楽になってゲームを進められたと思います。ただ逆にスコアがなかなか動かなくても(もしくは先制されてしまったとしても)、焦らずにゲームを進めることが出来るのかは今後見ていきたい部分。そういう意味では低めにライン設定してくる可能性の高い北九州戦は要注目(もちろん前掛かりで来たら東京は圧勝できるチャンス)。リベンジしなくてはいけない相手ですし、その次に控える「勝ち点6の価値のある試合」徳島戦に向けて大事なゲームになると思います。



「追 記」

・羽生さんの2点目を見て、むかし同じ国立開催で当時無敵だった磐田から三浦文丈が奪ったゴールをちょっと思い出しました。懐かしい…。


・そんな羽生さんの連続ゴールが見れたり、キング・カズや魔法使いフランサが見れたりと東京サポにとってはたまらない国立での日曜ゲーム。唯一気になったのは「椋原選手の生電話3分間プレゼント」ってヤツですね。むっくん、いったい何を話すのだろう…w。


≪ダイジェスト≫

昇格ライバル栃木との連戦、下位チーム富山戦での取りこぼしなど、ここ3戦を1分2敗と失速した東京。上位が団子状態となった中での本拠地・味の素スタジアムでの京都戦は、若手主体のチームへと作り変えている京都に、その若さを前面に押し出したような積極的なプレスからすぐにゲームの主導権を握られてしまいます。ほとんど形を作れない東京を尻目に攻勢を仕掛ける京都は11分、右サイドに流れた谷澤からボールを奪うとハーフカウンターの形で抜け出したFW宮吉が塩田の股を抜きゴール。その後も大木監督が志向するパスサッカーと、積極的なプレッシングでペースを掴んでみせます。その苦しい流れを変えてみせたのは、東京の27番・田邉草民。プレスの厳しいアタッキング・サードからマークのゆるい中盤の底にポジションを下げると、そこから精度の高いボールを散らしながらゲームのリズムを作り直していきます。すると31分、梶山を基点にサイドでボールを受けた草民がクロスを上げると中央でルーカスが合わせ同点。続く36分にはカウンターで前線に飛び出した椋原に、草民が丁寧なボールを送ると右足一閃!。綺麗な弧を描いたボールがネットに突き刺さり、前半だけでの逆転に成功してみせます。若さからか極端に気落ちする京都にトドメを刺したのは後半開始すぐのCK。フリーで飛び込んだ森重がヘッドで叩き込み勝負あり。その後は完全にブレイクしてしまった京都に襲い掛かった東京が次々にゴールを奪い、終ってみれば大量6得点での圧勝劇。本拠地・味スタでしっかり結果を残し、ここ数試合の嫌な流れを払拭してみせました。


≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 塩田 (5.5)
…ホーム無敗を継続も、プレー内容は今一つ。失点シーンもセーブチャンスはあったと思うし、フィードの部分でも貢献度は低かった。後半に相手FWにプレッシャーを掛けられてのゴールキックの場面で、蹴ったボールがそのまま相手GKに渡ってしまった場面なんかは気になるところ。もったいない。

DF 徳永 (5.5)
…攻守両面においてバランスが少しズレていたように感じた。守備にも攻撃にも遅れてしまうようなポジション取りが見られた試合。京都の攻撃に迫力がなかったので最小失点で済んだが、反省点は残る。

DF 森重 (7.0)
…右足の怪我を感じさせないプレー内容で、攻守両面に大きく貢献した。なぜか“どフリー”だったCKからの得点は、時間帯を考えても相手の心をへし折った価値の高い得点。ルーカスへのアシストとなったビルドアップからの縦パスもお見事。守備でも対人プレー強く、森重のところでやられる気はまったくしなかった。ザックに観られたら、ホントに代表に持って行かれそう。

DF 今野 (6.0)
…代表の遠征帰りからの疲労を感じさせない丁寧なプレー内容。的確なポジション取りと、ミスのないボール回しで最終ラインからチームを支えた。

DF 椋原 (7.0)
…前回低い採点をしてごめんなさいw。“超”積極的な姿勢でDFラインから飛び出し続け、ピッチ上で90分間を暴れまわっていた。「バランスとかいいんじゃね?」的な、若さ溢れるプレー内容で左サイドを完全に制圧。「なぜお前がそこにいる?!」と皆が思うようなゴール前での最後のフィニッシュに加わる場面も。

自身初ゴールを決めた後の胸のエンブレムにキスをしまくり、その後は味方にボコボコに祝福されるシーンには…萌えたw。左サイドバックとして『クロスがないからシュートを撃った』は、茂庭の『オーバーラップは2回まで』に続く名言w。

MF 高橋 (5.5)
…黒子に徹したような90分間。もう少し草民の力を借りないでも高橋&梶山のコンビだけでゲームを展開できるようなって欲しいのが本音。ただ中盤の底の守備に関してはフィジカルコンタクトを含めて効いていると思う。

MF 梶山 (6.0)
…ポイントポイントでフィニッシュや決定機に繋がるパスや仕掛けを見せる反面、相手に呑まれてノッキング気味な中盤に陥ってしまうなど、10番としての存在感が今一つ見えてこないような試合が続く。

MF 草民 (7.0) ⇒ MVP!
…苦しいゲームの入り方をしてしまったチームを見事に救ってみせた。序盤に攻撃が機能してないとみるとポジションを2列目と3列目の間くらいに下げ、そこから精度の高い角度のあるパスを散らしてゲームを作り直した。本来なら梶山や高橋にやって欲しい仕事を、草民がこなしてみせた印象。プレスの標的にされやすいボランチを、逆に利用したような感じさえも受けた(…考えすぎかw)。終盤は疲れからミスも増えたが、ゲームの流れを読んで状況をコントロールしたという部分は今後に向けて大きく評価できるポイント。すばらしかった。

MF 羽生 (5.5)
…1トップと2列目の間に入りながらボールを引き出す動きは効いているものの、インパクトの部分で少し印象を欠いてしまった。

MF 谷澤 (5.5)
…バイタルエリアという一番プレッシャーのキツい場所での仕事が多く、またゴール前にトップスピードで飛び込んでくることも多い役割だが、トラップにしろシュートにしろ「最後の一つ」が決まらずにヒーローになり損ねている印象。

FW LUCAS (7.0)
…泥臭く押し込んだ1点目、ど真ん中を破った2点目、完璧な軌道のFKからの3点目と、どれも価値の高いゴールで見事ハットトリック。本人のコメントで思い出したが、そういえば東京での初ゴールもFKからでしたね(確か相手の壁の下を打ち抜いたゴールだったような記憶が…)。真骨頂は2点目のような、相手を少しかわしながらのコントロールショット。やはり前を向かせれば何かを起こせる存在。ポストワークのみに追われるのでなく、チームとしてどうルーコンに前を向かせてあげらるかが今後のポイント。更なるゴールの量産を。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

MF 石川 (6.0)
…ラインぎりぎりから飛び出した3点目のアシストはお見事。カウンターの急先鋒として、先制後の石川投入は相手にとって一番の脅威になると思う。もちろんエースとしての先発復帰にも期待。

FW 坂田 (-・-)
…東京での出場2試合目での初得点。更にコンディションを上げて、日本での更なる活躍に期待したい。

MF 上里 (-・-)
…落差のあるミドルシュートなど、少ない出場時間ながら見せ場を作った。


≪point!≫

お祭り騒ぎのゲームとなりましたね。

ただゲーム内容としては、東京がどーのこーのというよりは、良くも悪くも京都が主体だったゲーム。完璧に近いゲームの入り方から見事なまでに崩れ落ちていった展開は、試合後に大木監督が『なぜそうなったか分らない』とコメントしたのが頷ける様な不思議な試合でした。若さの良さと悪さが極端に出た試合かもしれませんね。

東京サイドにすれば椋原の積極性やルーカスのハットトリック、森重&今野のビルドアップと良いトコばかりが目に付いたゲーム。MVP候補が何人もいるサポーターにとってはたまらない試合となりましたが、中でも目を惹き付けられたのは草民。選手評価でも書きましたが、試合の流れをコントロールしたプレー内容は非常に評価が高いと思います。城福さん時代に経験したボランチ経験が活きているのかもしれませんね。ここ数試合の停滞の原因になっていた味方ボランチへの厳しい相手プレッシングの逆手を取るようなプレー選択(ポジショニングを含めて)はホントにお見事。狙ってポジションを下げたのか、たまたまそうなったのは分りませんが、2列目と3列目の間に入り込んでプレスの薄いところから正確なボールを配給してゲームのリズムを作り出していたと思います。馬場や栗澤、大竹とも違う、草民独自のスタイルを感じさせますね。

また草民が下がることによって薄くなってしまう前線に飛び出していった椋原も高評価。梶山も似たようなプレーが見られましたが、ここら辺の従来のポジションの概念を超えて、後列が前列をどんどん越えて行くプレーは停滞打開のヒントになりそう(もちろんリスクマネジメントが前提ですが)。東京対策をしてくる相手への、更なる対抗策になるかもしれません。

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≪ダイジェスト≫

J2優勝もしくは昇格を占なう上で、非常に重要となる栃木戦。首位攻防戦にして東京サイドにとってはリベンジマッチともなるゲームは、熊谷スポーツ公園をホームの舞台にしたナイトゲーム。試合は前回対戦の反省からか相手プレスのターゲットにされやすいボランチからの展開を避けて前線のルーカス、もしくは両サイドを基点に攻撃を作ろうとしますが、なかなか狙い通りにいかずチャンスを作れません。ただし守備では相手FWを孤立させることにある程度は成功しており、ピンチの場面も少ないまま試合は進んでいきます。チャンスは作れずどもピンチも少ない試合は、時間の経過と共に審判の神経質な笛も加わり見せ場の少ない内容に。後半の勝負どころに投入した交代選手もブレーキとなってしまい、時間ばかりがどんどんと過ぎていきます。結局、アウェイ栃木にすれば上出来ともいえるスコアレス・ドローのまま試合は終了。これで対栃木の負け越しが決まった東京は、大事なカードでの勝負弱さをまたしても克服できずに団子状態となったリーグ戦から抜け出すことに失敗してしまいました。


≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 塩田 (5.5)
…シャットアウトに成功するも、キック精度の低さという塩田にとって一番の課題を露呈してしまった。次節では代表帰りの権田との交代も充分に有り得ると思う。正念場。

DF 椋原 (5.0)
…仕掛ける必要のない1vs1を仕掛けてしまう悪癖が抜けていない。中でフリーな選手がいるのに強引にシュートを選択した場面など、判断の部分で不満が残る。アピールしたい気持ちは分かるが、今日の内容なら徳永からポジションを奪うことは難しいと思う。

DF 徳永 (6.0)
…後方スペースへのリカバリーはほんとに速い。裏へ抜け出されるのが怖い対戦相手での徳永CB起用は、結果的に正解だったように感じる。反面、ビルドアップの中でのもったいないパスミスは相変わらず。

DF 森重 (6.0)
…荒れた内容の試合になりかけたが、なんとか堪えた印象。対人プレーは強く、相手FWに効果的なポストワークは許さなかった。

DF 北斗 (6.0)
…攻撃参加した場面では「やりきる」ことが出来ていた。センターへの絞りもミスがなく、守備面では安定した内容だったと思う。

MF 高橋 (6.0)
…ミスもあったし判断の部分で課題も見られたが、前回対戦の悔しさを晴らそうとする姿勢はプレーから感じられた。DFラインへのフォローも良かったと思う。結果が欲しいね。

MF 梶山 (5.5)
…真ん中のパスコースはほとんど切られており、梶山経由で直接チャンスにつながるような場面はあまり見られなかった。相手プレスのターゲットにされた前回対戦の反省からか球離れは良かったが、裁いているだけで終ってしまったような印象。守備での貢献は評価。

MF 草民 (5.5)
…少し位置取りが低いように感じるが、仕掛ける場面では足技を活かして高い位置までボールを運んでいた。もっとワンツー・パスの中から3人目となるような、裏へ飛び出す動きも見たい。

MF 羽生 (5.5)
…前線に置かれたルーカスとの距離を縮める存在も、足元のボール処理などで課題があり、連携から崩す場面はほとんど作り出せなかった。後半に足を引きずる羽生をあそこまで引っ張りたい監督の気持ちは、交替選手の出来を見て少しだけ納得した。

MF 谷澤 (5.5)
…ジャッジに恵まれなかったが、大事な場面でのもったいないミスも目立つ。1トップへのフォローには工夫が欲しい。

FW LUCAS (5.5)
…周囲のフォローが遅い中、よく前線で時間とタメを作ってはいたが、そこから先の展開の部分では相手に自由にさせてもらえなかった。原監督時代の低迷した時期のサッカーを少し思い出す試合だった。早い話が攻撃はルーカス頼み。もっとフィニッシャーに専念させられるようなチームにしないと…もったいない。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

MF 石川 (5.5)
…フィニッシュに絡めて単独でも崩せる石川投入は当然だが、ゲームメイク役の草民に替えたのは謎。結果論だが、石川投入以降は単発的な仕掛けが多くなってしまったように感じる。

MF 永里 (5.0)
…パス・トラップ・シュートと、どれも精度を欠いた。交代選手が勢いを殺してしまった試合。

FW 鈴木 (-・-)
…出場時間短く評価なし。投入が遅すぎるし、残り5分ならばノースを入れてのパワープレイとかのギャンブル選択はなかったのだろうか。



≪point!≫

勝たなければいけない試合、いわゆる「勝ち点6の価値のある試合」で、またしても結果を出せませんでした。前回対戦の時にも指摘しましたが、東京の勝負弱さを露呈してしまったのが悔やまれます。

で、内容として気になったのはやはり攻撃の部分。DFラインから1トップのルーカスまで、全体が間延びしていない割には、ルーカスと2列目の距離が空いているような印象を受けました。ちょっと不思議なんですが、2列目の押し上げが遅いとうより、元々のポジション取りが低いのかもしれませんね。4-2-3-1というより4-4-1-1に近いような印象。草民あたりはボランチに近い位置で仕事をしながら前に出て行く、彼独特の持ち味があるのですが、羽生にしろ谷澤にしろルーカスが受けたときのフォローに間に合わない、もしくは距離があってクサビからのボールが受けられなくなってしまう場面が目に付きました。本来ならボランチの内の一枚が中央からフォローアップ出来るといいのですが、栃木のハイプレスが怖くて前に出ずらかったのかもしれません。

あとは単純にフィニッシュの精度。これは指摘しても仕方の無い部分なので…練習して下さい。


一方守備に関しては及第点の内容。今野の代わりに徳永をセンター起用したのも当たりましたね。選手評価でも書きましたが、後方スペースへのリカバリー能力は日本でもトップクラスの選手だと改めて感じました。昨年の城福さんやリーグ序盤で大熊監督が徳永をボランチ(というより守備的MF)で起用した考えも理解できます。ビルドアップでのパスミスさえなければ…の話ですが。


とにかくこれでリーグ戦は団子状態。第三者が観ている分には楽しいのでしょうが、サポーターにすればたまったもんじゃありません。とにかく勝ち点をしっかり奪って団子状態から抜け出さなければ…。東京に有利なのはリーグ終盤になったときの選手の層の厚さ。カード累積もありますし、ここからは総力戦に持ち込みたいです。新加入の永里や坂田、エースの石川などの奮起に期待。さっそく北斗が出場停止となる次節では、阿部や椋原にチャンスがありそうですね。

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≪ダイジェスト≫

前節で勝負弱さを露呈しつつも何とか首位に踏みとどまった東京は、初めての会場となる富山に乗り込んでのアウェー戦。前回対戦では羽生の1点で退けた対戦相手・カターレ富山は、リベンジを果たそうとチーム一丸となって東京に立ち向かってきます。その姿勢に圧された東京は富山の組織だったプレーに対抗できず沈黙。ピッチ上どこでも均等にプレッシングか掛かる安間監督マジックにボールを失うと34分、一瞬の隙を突かれFW黒部にDFラインの裏に抜け出され、塩田との1vs1を冷静に決められてしまいます。東京は前線で完全に孤立していた鈴木を諦め、後半開始からエース石川を投入。中盤の構成を変えて状況の打開を計るも、富山の集中力は高くチャンスを作り出せません。時間の経過と共に高まるホームスタジアムの勝利への期待感に応えようと懸命に戦うカターレの選手達たち。今の東京にそれを覆すだけの力もなくゲームはそのまま終了。栃木戦に続き惨敗を喫した東京は勝ち点の上積みを出来ないまま、ズルズルと負のスパイラルに嵌り始めました。


≪選手評価≫ 

SYSTEM 4-5-1

GK 塩田 (5.5)
…またしてもワンチャンスを決められての敗戦。GKは責められないが、セーブチャンスはあったと思う。苦しい状況を救うためにも、更なるキャプテンシーを発揮して欲しい。

DF 徳永 (5.5)
…攻め上がってもマークを外せず、効果的なクロスはほとんど上げることが出来なかった。守備でもアジリティを発揮できず。

DF 森重 (5.5)
…対人プレーでは強さを発揮したが、ビルドアップの部分ではミスが多く攻撃の基点になれなかった。

DF 今野 (6.0)
…ポジショニングの良さとカバーリングの速さは高いレベルで安定。フィードの意識も感じる。結果論になるけど、この内容の試合なら今野を高い位置に上げてギャンブルに出るのも一手だったかもしれない。

DF 北斗 (5.5)
…不用意なボールロストを含め、相手の組織だったプレスに嵌ってしまった。リカバリーの部分でも後手を踏んだ印象。

MF 高橋 (5.0)
…ボランチの壁にぶち当たっている。ここを乗り越えられるかが大きなポイントになると思うが、この試合に関してはほとんど効果的な配球を見せられずに、90分間を終えてしまった。

MF 梶山 (5.0)
…栃木戦と同様に相手プレッシングの標的にされていた。狙われていると思う。その栃木戦ほど酷くはなかったが、チャンスメイクもゲームメイクも司令塔として低調な内容。夏場になるとパフォーマンスが急激に落ちるのは梶山の課題。

MF 羽生 (5.5)
…サイド起用でもトップ下でも裏への意識はあるが、ボール扱いの部分で粗さが目立つ。

MF LUCAS (5.5)
…ボールを収めようとするも相手DFの激しい当たりに苦しめられチャンスを導き出せず。

MF 草民 (5.5)
…ほとんどボランチのようなポジション取りとプレー内容だった。低い位置では個人レベルで見せ場は作ったが、高い位置まで侵入して決定的な仕事をする場面は前半のシュート1本のみに終わった。

FW 鈴木 (5.0)
…ゲーム序盤はワイドに動いてボールを引き出そうとしていたが、試合が進むにつれてどんどん孤立していった。中盤との距離も空いてしまい、1トップとして相手の脅威になる場面はほとんどなかった。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

MF 石川 (5.5)
…シュートへの意識は高いが、少し空回っている印象も受ける。

FW 坂田 (-・-)
…荒削りな部分を含めてFWらしいFWの印象を受けた。

MF 永里 (-・-)
…出場時間短く評価なし。


≪point!≫

アウェイの遠征に参加して『…観に行かなければよかった』と久しぶりに感じてしまった試合。それくらい(東京にとって)収穫のないゲームになりました。富山サイドからすればパスサッカーで対抗しつつも、リードを奪ってからは集中力高くブロック守備を遂行したゲーム。完敗です。認めます。手も足も出ませんでした。


前節の栃木戦ではまだ「荒れたピッチ状態でもパスサッカーを貫こうとした」部分を評価できない事もなかったんですが…今回はそのパスサッカーでも相手に上回られてしまった試合。ピッチ上のどこにボールを展開しても必ずプレッシングが掛かる選手配置とバランスはお見事としか言いようがありません。トライアングルの数はそれほど変わらないんですが、その三角形の一つ一つの角度が違う。富山の方がワイドな角度が多く作れていたのに対し、東京の三角形は角度が狭いためか相手プレッシングが掛かりやすくなってましたね。もちろん基本的なパス&GOで劣っていたこともありますが、前述した選手間の距離と配置、角度を含めて富山のパスサッカーの方が遥かにレベルが高かったです。結果、東京は達也の1トップもコースを切られて何もさせてもらえませんでしたし、攻め上がった両SBも完全にフタをされていました。ピッチ上のあの状況を意図して作り上げたのだとすれば…安間監督すごいね。この試合に関しては両チームの監督の能力差がハッキリ出た試合。大熊さん、引き出しが少なすぎるよ。

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