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USパスポート

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今週初めにパスポートが届きました。出生地のところに日本と書いてあります。

これならば言わなくても日本の入国審査のところで正体がバレバレな訳だ。

アメリカに帰ってきて移住者・市民の列に並ぶときもちょっと片身が狭い思いをしなくてよくなる。

アメリカ再発見の旅にでも行きたいかもな。アメリカンの俺としてはロード・トリップがいいかもしれない。 通り過ぎるまちまちの情景を見ながら、ダイナーで食事をして胸焼けを起こしたり、モーテルに泊まったりして。

でもまずは日本に帰らないと。

アメリカの市民権取得

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昨日付けでアメリカ合衆国市民権を取得しました。その足でアメリカのパスポートも申請してきました。一週間程度で届くはずです。

アメリカ市民権取得の瞬間に、一番に思ったことは、「この世界でも有数の居心地のいい、恵まれた土地を追い出されることは永遠になくなった」。そして二番目に思ったことは「この国の市民ということでは俺は二級市民だなと」国籍が日本人でなくなったことは大してショックではなかった。

俺は日本で育った先祖代々日本人の末裔なのでたとえ国籍が日本人でなくても誰も日本人でないとは思わないだろう。都合のいいときだけアメリカ国籍をかざせばいいわけだ。日本人なのにアメリカ国籍を持っていると考えればいい訳だ。

日本に住んでいれば、そして日本人ならば一級市民、二級市民だとかは考えたこともないかもしれない。しかし一歩日本を出て複数の民族が共存する国に行ってみると確実に存在する。

たとえばシンガポールは華僑の国だ。もともとはマレーシアの一部だったのに、そしてマレーシアはイスラム教のマレー人の国なのにシンガポールは華僑の国だ。マレーシア人、インドネシア人、インド人、タイ人は移民ということになる。中華人民共和国からやってくる本物の中国人もよそ者だ。

考えてみれば日本でも在日外国人、アイヌ民族その他の少数派が存在する。そして悲しいかな人々は無意識のうちに区別する。

アメリカはWASPの国だ。(白人、アングロサクソン、プロテスタント)しかし、アメリカ大統領のオバマ氏はWASPではないわけだ。こんなことが起こりえるのはアメリカ合衆国以外ではありえないかもしれない。と彼自身のスピーチにもあったと思う。

一応アメリカ市民権取得の工程をおさらいしておく。5月1日に市民権の申請書を郵送で投函。まもなく受理書が送られてくる。そして指紋検査がある。そして面接試験がある。そして宣誓式があってアメリカ市民権取得ということになる。自分の場合、全工程約4ヶ月半だった。お金は結構かかった。市民権取得に680ドル、パスポート取得(促進料込み)に約200ドル。ガソリン代、駐車場代を含めると1000ドルを超えている。まあ約10万円ということだ。

そして宣誓式当日の話、

当日は朝の8時に出頭しろということだった。十分余裕をもって出かけたのに、当日アメリカ移民局のビルの周りは大渋滞だった。少し遅れて、すこし心配しながらビルに到着してみると超、長蛇の列がビルを半周していた。「こんなにいるのか?」ひとりひとりセキュリティーを通過しながら全員中に入るまで約2時間弱かかった。

この宣誓式は月に一度行われるということで、今日は約800名がアメリカ国籍を取得すると。移民という意味では、今日は約80カ国からの移民を受け入れるということだった。 国の名前を読み上げるから起立しろというので見ていると、日本人は800人中4〜5人だった。俺以外は皆女性だった。 一番数が多かったのはもちろんメキシコだけど、二番目はフィリピン、そして3番目に多かったのはイラクだった。ドイツ、フランス、イギリス等からの移民も数名ずつだった。中国、インドからの移民は思ったほど多くはなかった。

しかし、イラン、イラクの後にイスラエルが来た時には思わず首を縮めた。でも今日から君たちは同じアメリカ市民。一番魅力的だったのはロシア娘たちだった事も報告しておく。

つまり日本人は約0.5%ということになる。(何でも数字にするのはマーケティング病だ。)

全員起立してアメリカ合衆国に忠誠を誓い、有事のときは武器を取って国を守ることも誓い、800人はアメリカ市民になった。

今思えば、この機会に名前を変えておくのも悪くなかったかも知れない。日本人でも珍しい名前を持つ俺は外国人になれていないアメリカ人と話すときにまず名前で引かれる。露骨にこいつは変なやつだ。という顔をする輩がぎょうさんいる。

ジョン万次郎見たいに適当なアメリカ名をつけて自分の名前はミドルネームにしておくというのもよかったかもしれない。確かに中国人の多くは自分の好きな西洋の名前を勝手にあだ名にして自己紹介をする。これがアメリカ人に受け入れられるのを手助けしているのは間違いないだろう。

しかし後の祭りだ。名前の変更は後でも出来るがアメリカ市民権の取得の時が一番簡単だったに違いない。西洋風の名前ならばなにがよかっただろうかとも考えて見たが、発音するのが簡単な名前で無いとしょうがないな。自分の名前が正しく発音できないのはまずい。しかし後の祭りなのでしょうもない。ジャックとかクリスとかトムがいいかな?うーん失敗だ。

そして市民権取得証明書をもらいその足でパスポートの申請に行った。面倒だから同じ日に済ませようということだ。ましては俺の場合、明後日から「どこどこへ行って来い」、的な出張も時々ある。会社にパスポート代を払わせられれば最高だけど、多分ここ数ヶ月は海外出張はない。そんなことで大枚200ドルを払って(数日で出来る至急オプションが60ドル追加、おまけに郵送の手数料、確か増ページのオプションは無料だったような。)、ここでもパスポート申請書の記載に間違いがないことを誓いますか?という宣誓を右手を上げてさせられて、受理された。

パスポート申請窓口のお姉さん、そんな風にあなたは俺を見るけれど、俺はもう正式なアメリカ市民、あなたのパスポート申請となんら変わりはないのよ、といいたかった。

そしてヘロヘロになって帰宅した。選挙者の登録とソーシャル・セキュリティーの登録内容変更もしないといけない。

アメリカ市民権証明書のイメージをアップしたいが、パスポート申請で一時預かりになっているのでコピーしかない。なくした場合すぐに再発行できるということだったので余分を持っているのも悪くないかもしれない。

宣誓式

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ついに宣誓式の通知が来ました。9月の17日です。

日本にいる母親は「家が無くなる」とかいっています。国籍が変わっても血のつながりが途切れる訳ではないのに。家には息子が2人もいるのに。子供が出来ない人もいるのに。

まあそんな事で17日にアメリカ人になる訳ですが、この一ヶ月弱の間になんだか心の準備が出来てしまいました。ネットで読む日本人のまったく国際感覚のない書き込みや、中国、韓国に頭の上がらない状態を読んでいるうちに昔日本に住んでいた頃腑に落ちないと思っていたことを思い出しました。

韓国の企業の過激な労働組合の要求、なし崩しになる日本の労働組合。アメリカはその中間ぐらいで丁度いいかもしれない。よし悪しは別として長いものには巻かれる日本文化は自分にあっていないかもしれない。

国籍はアメリカ人になっても血は日本人なのでやはりサッカーは日本を応援します。

アメリカ市民権面接

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アメリカ市民権の面接試験はまるであっけないものだった。

試験官は俺が着席してすぐから手続きモードに入って世間話をしながら処理を進める状態だった。試験問題に関しても6問正解のところでもう残りは省略された。アメリカには上院議員が100人います。という文章を書けと言うので書いたらテストは終わった。

出生証明書は持っている?というので日本にはそんなものは無いのだけれど、インドのビザを取るために日本領事館に作ってもらったものならある、と言って差し出したものに対して「これ貰っていい?」ということだった。

日本は両親が日本人じゃないと帰化出来ないって聞いたけど本当?などと聞くので、そんな事はない、ハワイ出身の力士やらブラジル出身のサッカープレーヤーなんかが帰化しているというと、ふーん、そうなんだ。と言った具合。

せっかく持ってきたのにタックスリターンの書類は見ないの?と聞くと、ボクは見る必要ないよ。と言う始末。

見せた書類と言えば運転免許、パスポート、出生証明、グリーンカード、それだけだった。元々の申請書類に他の必要書類は添付されていたからと言うことだと思う。

そしてあっけなくアメリカ市民権の取得を認めます。というじゃないか、これは実技がない分運転免許証取得より簡単だ。貰った書類には一応審査官はアメリカ市民権の取得を推薦しますとかいてあったが、その場で上司に確認に行ってくれて承認は確実ですと言いに来てくれた。お役所仕事にしては随分と親切だった。

そしてすぐにも宣誓式かと思ったら違った。

特別の理由が無い限り同日の宣誓式はやらないと言うことだった。9月の宣誓式に参加してください、書面をもって連絡します、とのことだった。出張などで参加できない場合はすぐにご連絡くだされば次回に参加していただくよう手配します。と言うことだった。

なんだか緊張して怯える申請者と厳しく追及する審査官といった状況を想像しながら行った俺としては、思いがけないお客様扱いに拍子抜けした。

本日付でアメリカ人になる覚悟で行った俺は日本人の国籍が9月まで延長された。アメリカ市民権の面接に受かった事よりも、日本人でいる期限が延びたことがなんだかホットするという変な1日でした。

40分ぐらいで全ての手続きが終わった俺は家に帰ってちょっと寝なおしてから出社した。

追記

思い出したのでテストの質問を書いておきます。
1.アメリカで選挙出来るのは何歳からですか?
2.アメリカの東側にある海はなんと言う海ですか?
3.アメリカの西側にある海はなんと言う海ですか?
4.アメリカの旗の13本の線にはどのような意味がありますか?
5.アメリカの法律の原則はなんですか?
6.アメリカの旗はなんと呼びますか?

2ヶ月で面接の通知

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アメリカ市民権申請書を郵送してから2ヶ月で面接の日時の通知が来た。 面接は8月14日だ。朝の7時45分からと言うのには多少の難があるもののこれで面接で受かってしまえば当日にアメリカ市民になってしまうかもしれない。

当日その場で宣誓式があるのかどうかは行って見ないと分からない。電話をすれば分かるのかも知れないが・・・

そんなことより俺はちょっと戸惑っている。あまりに簡単に、2ヶ月で面接通知が来てしまい、あと一ヶ月しないうちに日本人でなくなってしまう。まあ突然白人に変身するわけではないので血は日本人のままだが法律上日本の国籍を失うわけだ。先祖代々日本人だったのに、岡山、広島あたりの出身の我が家が俺の代でアメリカ移民になってしまう。

まあ、甘ちゃんな日本は近く中国と韓国に滅ぼされる可能性もあるので、そういった意味ではいいかもしれないけれど。先日アメリカの造船会社に勤める日本人の方と話をした時に、日本は空母を持つべきだと言う話で盛り上がった部分もある。彼は「日本にもヘリの空母はある。例の新型の垂直上昇出来る戦闘機なら発着が可能かも知れない」と言っていた。

話は戻って、

当日はパスポートとグリーンカードを持って来いと書いてある。アメリカ合衆国として日本のパスポートを無効にすることが出来るのだろうか?穴を開けられたり無効のスタンプを押されたりするのだろうか?
やだなぁ。すぐにアメリカのパスポートを取らないと突然の海外出張に対応出来ない。アメリカン・パスポートは中国に行くのにもビザが必要だ。しかし、アメリカ大使館へは大きな顔をして入れる訳だ。映画みたいに、外国でお巡りさんに追いかけられたら治外法権のアメリカ大使館に逃げ込むとか? 陪審員の出頭にも対応しないといけないし、選挙もある。

アメリカ市民権取得、あまりにもあっけなくてコールド・フィートぎみ。

そういえば55歳以上で15年間以上永住権を保有していれば試験免除ということもあったので55歳まで待つという手もあったかもしれないなどとすっかりビビッてしまった訳だ。元々は5ヶ月だの6ヶ月だのかかると書いてあったのでもう少し心の準備の期間があると思っていたのに。3ヶ月かからないなんて、やはり俺の払う膨大な税金に目がくらんだとしか思えない。


今夜は日本に帰った時に空港の入国管理の時、エイリアンの列に並ばないといけない場面の夢を見るに違いない。

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