アサヒ ペンタックス Sシリーズ 博物館

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デジカメ考

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昨日は、仕事日。思いのほか、順調に進んだため、高速バス発車までの時間の余裕ができたので、新宿のヨドバシカメラやマップカメラで、現在販売中のデジカメを観察してみました。

35mmフルサイズ一眼、相変わらずデカイ!ファインダーは明るいが、ピントの山は掴めない貧弱なものばかり。MFレンズは使う気になれず。当然だが、AFレンズを使え、ということか。まあ、プロ用なので、コレでいい。タイムが命のF(フォーミュラー)1は、しばらく前からオートマティック、でも運転を楽しむなら、MTだ。結論として、未だ買いたいカメラなし!

APSサイズの一眼、当然細かい改良はあるが、大きな変化ナシ。PENTAXのコーナーになぜか、デジタル初号機のDが置いてあり、比較できたが、大きな変化ナシ。当研究所では、MFレンズとPENTAXのDs2を使用しているが、入れ替えの必要性を感じず。ただしAFはどんどん進んでいる。

ミラーレス一眼、売れ筋なので、APSサイズからコンデジサイズまで色々でていた。でも、結局は、主にどのような人たちが使うのか、に収束されると思う。このタイプのカメラを使う層は、ミラーレスという機構にこだわりは無い。一眼を買うほどの写真趣味ではないが、コンデジでは満足できず、だと思う。APSサイズはいずれ消える、とにかくレンズがデカ過ぎる。バランスがいいのは、マイクロフォーサーズ。それ以下のサイズは、コンデジ的になる。ただ、皆AFが遅い、AFで満足できたのは、未だニコン1だけだった。

コンデジ、もはや、家電以下の雑貨の扱い。でも、本当に写真を必要としている人が使うカメラ。趣味ではなくて、実用品なので、これでいいのだ。ソニーからフルサイズのコンデジが出ていたが、?。しかし、消耗戦の様相、おそらくどのメーカーも儲けナシか。これが最大の問題。

レンズ、AFレンズなら超音波モーターに限る。最近の物はMF時のヘリコイド感が良く再現されている。が、これもデカイ、デカ過ぎる。なんか、どんどん大型化してる印象。レンズが並んでるショーウインドウ見て、初めはブローニーサイズのレンズか、と思った。

写真は、最近当研究所が導入したニコン1V1です。導入理由は、

まっとうなビューファインダーがついていること。一眼相似形のミラーレスは、手元に一眼があるので対象外、後付けのファインダーはジャマでしかない、レンズの光軸上にないNEXのファインダーは観難い、フジのX系はキメが荒く、出来の良い光学ファインダーから切り替えたときにガックリする。とにかくのぞく快感が楽しめる。

安い、10mmレンズつきで、32800円。モデル末期のキャンペーンでケースとグリップが貰えて、ヤフオクで売り、かわりに未使用一年保障付きの10〜30ズームを購入。トータルで37700円(送料等すべて込み)。

しばらく使用してみて、の感想。

お散歩カメラとしては問題なし。ただニコンとしては、作りこみが足りない。ボクだったら、こんな状態のカメラの発売にGOは出さず。スイッチやボタンの配置がダメ。取れやすい部品あり。スイッチのフリクションが弱く、不用意な動きをする。動画にもこだわりすぎ。やはり、これらは、後発品では改良された。

このカメラ、すでに去年で製造を終了。店頭在庫のみとなったが、今後、この手の機種は製造されないかも。あとは、18.5mmf1.8のレンズ(=標準レンズ)を購入して完了の予定。

やはり、写真を撮るならファインダーが必要。液晶モニターでいじくりまわした絵は、死んでいる。

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レンズ収蔵品第86番は、スーパーマルチコーテッド タクマー 300mm f4です。前述のスーパー タクマー 300mm f4とレンズ構成は同一で、コーティングを7層のマルチコート化し、開放測光対応のM42マウントも装備されています。

1971年発売のこのレンズ、定価は、48500円。当時の大卒初任給は43000円でしたので、現在貨幣価値換算では、約225000円。当時はほぼ定価販売でしたので、今の人がレンズメーカー製のサンニッパ(300mm f2.8)を購入する感覚でしょうか。

Sシリーズの純正レンズでは、開放測光に対応している、最も長い焦点距離のレンズです。しかし、極初期のレンズでは、85mmレンズ同様、開放測光に非対応のマウントで販売(?)注1、されていました。今回展示した2本のレンズは、共に初期のものですが、439万代のレンズは開放測光非対応です。このことについて長年調査してまいりましたが、一応の結論を得ることができましたので、展示を新たにしました。

極初期型と後のレンズの目立つ相違ヶ所は、AUTO⇔MANレバーの裏に刻まれているプロダクトナンバーぐらいです。極初期型はスーパータクマーと同じで、43891。開放測光マウントのレンズは43892です。ただ、プロダクトナンバーは数千数万のレンズを調査して初めて、明らかになる性質のものと言えるでしょう。バイブルには、それぞれの製品のプロダクトナンバーが紹介されていますが、当博物館収蔵品を調べると、別番号や重複している製品などが、まま見つかります。プロダクトナンバーは、その製品の多くに付けられた番号ではあるが、必ずしも数字からその製品を辿ることは出来ない、と言えます。

注1:実際に販売されていた場合、値引きで販売されたのか、写真作家や販売店向け試供品的に支給されたのか、社内販売用なのか、どうなんでしょう。普通のひとがカメラ店で購入して、開放測光マウントが付いてなければ、クレーム発生(笑)ですよねぇ。

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レンズ収蔵品85番目は、スーパー タクマー 300mmf4です。前作の300mmf4より、機能、性能、デザインともに洗練されたレンズとなりました。当時、このようなレンズで撮影していると、常に熱い視線を感じるほど、アマチュアカメラマン、あこがれのレンズでした。

比較的テレフォト比の高いレンズですから、300mmにしては、小型です。しかしf4ですので、口径は77mmと大きくて、その均整のとれたシルエットは、美しいとさえ言えるでしょう。

Sシリーズでは、一番焦点距離の長い、完全自動絞りレンズで、性能・デザイン・価格等のバランスが良く、6年の長きにわたり製造されました。今でも結構な人気があり、ヤフオク等でも、一万円以上の予算がないと、入手できません。ボクもバージョン違いなどの研究のため、数本欲しいのですが、予算オーバーでいつも落札できません。

このレンズ、カメラ毎日発行のレンズ白書では、高い評価は得られていません。画質だけからみれば、一般的な光学ガラスによる、300mm超望遠レンズは、f5.6程度が適していると思われます。300mmf4クラスの超望遠レンズは、当然他社も販売していましたが、数年後には、今のサンニッパに代表される、特殊低分散ガラスや蛍石レンズの時代に入るのでした。

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レンズ収蔵品第84番は、タクマー 300mm f4 後期型の後期型(笑)です。

初期型との違いは、最小絞り値が32となり、距離表示などの字体がSP型以降のタイプに変わったという点です。このレンズが販売された頃には、すでにSP型も発売されていたので、それにあわせての変更でしょう。フィルターサイズが82ミリのレンズキャップも新型です、旧型の黒いAOCOバージョンのキャップは初期型と共用でしたが、ASAHI PENTAXキャップの82ミリは、このレンズ専用です。また、直後には、スーパー タクマー 300mm f4も発売されましたので、このレンズはある程度ディスカウントされて販売、というか、売り切られたものと思われます。

ボクもスーパー タクマーから、SMCタクマーに移行する時期にカメラ店にて、そのようなレンズを購入した経験がありますよ。今では、当たり前の値引き販売ですが、当時のカメラ店では、まず行われない行為でした。しかし、型落ちの商品は、安く購入できるチャンスもありました。

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レンズ収蔵品第83番は、タクマー300mm f4の後期型の前期型です。S2オリジナル〜S2スーパー、SVの前期あたりに販売されたレンズです。4群4枚構成に変更、ローレット(注1)部分はグッタペルカでしょうか、硬質ゴム製です。この部分が劣化して、取り去られているレンズも見かけます。

初期型レンズ同様、フィルターサイズ82mmの大型レンズですので、当時のボディーには負担になっていたと思います。

振り回してたら、ポロッと取れた!なんて事故もあったと思いますよ。何しろ、当時のボデイーは、この重いレンズを、小さなビス4本だけで支えていたのですから。大型レンズ、手持ちでは、必ずレンズを持つクセをつけないといけませんが、ストラップで肩にかけるときは要注意です。当時のボディーでは、やらないほうが良いでしょう。

最小絞り値はf22。距離表示は、SP型が発売される前の字体です。この時代の他のタクマー同様、最初期型では、白一色での距離表示で、赤外指標もありませんでした。

注1:ローレットというのは、金属部品に刻まれた、スベリ止めのギザギザ模様(表面の凹凸)のことだそうで、正確にはグッタペルカのローレットは存在しない、のです。

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