アサヒ ペンタックス Sシリーズ 博物館

少しずつUPします。ながーい目でお願いします。

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レンズ収蔵品第65番、オート タクマー 135mmf3.5です。オートタクマーといいましても、K型やオリジナルのS2型のための、半自動絞りを持つ初期の時代のレンズです。このレンズ、アメリカでは多く見られますが、国内ではかなり少数派ですので、製造された大部分が輸出されたと思われます。バイブルによりますと、プリセットのタクマーとはレンズ構成が少しだけ違っているとのことです。構成図を見ただけでは、分からない位の違いですよ。前期に製造されたレンズは、距離表示が白一色ですが、後期の物は色分けされています。この時代のオート タクマーは大抵そのような仕様ですね。

またバイブルには、このレンズ専用のフードがある、と記されております。ネジが切ってありレンズに固定収納できるフード、としか書いてなく、写真も掲載されていません。当博物館でも、長年収集の対象になっておりました。ところが最近、このレンズ専用と思われるフードに遭遇しましたので、ご紹介します。このなんの変哲もないフードが、オートタクマー 135mm専用フードです。しかし、このフードはかなりの珍品でして、当博物館に収蔵されている2個のほかは、まったく遭遇しておりません。

ここでひとつ疑問が、それはタクマー83mm f1.9のフードが当時の135mm f3.5よりも安い(500円)!!!135mmレンズのフードは、シリーズフィルターが挟めるように凝った分割式、それに対してこのフードはごく普通のフードです。もしかしてこのフードは83mmのフードなのか?とも思えますが、がです、全てのオートタクマーは、なぜか皆専用フードを持っていたのです。ですので、オートタクマーの105mmと135mmはフードが共用だったとは考えがたい、いかがでしょう。

そしてこのフード、他のペンタックスSシリーズのフードには無い、ユニークな機能を持っているんですよ。その機能とは、収納時にさかさまにして回すと、フードの内底にも49ミリのオスネジが切ってあり、レンズに固定できちゃうんですよ。雨が降ろうが、風が吹こうが、まるで受験生のお守りのような、落ちないフードなんです。以前のフードでは、逆に取り付けられますが固定はできず、レンズを下にすると、フードが落ちてしまいましたからね。「固定できないから、フード失くしちゃったよー」とか苦情があったのでしょうか?アップした4枚目の写真、フードの内側にヒダ状の出っ張りがありますね。その外周にフィルターと同じネジが切ってあり、レンズ先端にねじ込んで固定できます。

このフード、反転してねじこんでガッチリと固定はできるんですが、そうするとキャップが出来ないんですよ。ギャボー、ざんね〜ん。フードを反転して、コンパクトに収納し、かつキャップも装着OK!となるのは、S3型の時代まで待たなければならなかったのでした。でもこの仕掛けを持ったフードはオンリーワンなので、「強くねじ込んだら、フィルターがフード内面に固着して、取れずに難儀した〜!」という苦情もあったのでしょうネ。

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