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体の歪みを治して健康増進/エビデンス(根拠)のある療法

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手首の関節痛

腕関節痛(支帯や靭帯の炎症)
腕関節痛は前腕腹側筋の深層部にある方形回内筋と同背側筋の深層部にある回外筋の協調性が害われたことにより発症します。
そして、これらの筋群の協調性の阻害は個々の筋のオーバーワークとして捉える場合の1、と
それぞれの神経による筋への支配低下の面から捉える2、と二つあります。
1、このケースは大体において外傷性の急性痛がこれに当たります。
2、のケースは慢性的運動痛が殆どです。
リウマチ性のものは2、の慢性的運動痛と免疫性の炎症痛が加わったものです。
ここでの腕関節痛は、リウマチや腱鞘炎の腕の痛みではなく、あくまでも支帯や靭帯の炎症による腕関節痛です。
腕関節痛の発症の背景
回外筋と方形回内筋との間には、それぞれに多数の屈筋群や伸筋群がありますが、これらの筋群を使用している状態で腕関節に強い回旋力が急激に働くと、腕関節痛を発症させます。
しかし、面白いことに、この時、瞬間的に手掌を開くと多くの場合で発症を免れます。
これは、前腕屈筋群や同伸筋群を使用してない状態に開放したことになるからです。
この様に見れば腕関節痛の発症原因は、大変分かり易くなります。
他方、慢性型も同様ですが、この場合は外力より神経上で見たほうが分り易くなります。
例えば、方形回内筋の支配神経は正中神経からの前骨間神経です。他方回外筋は橈骨神経の深枝です。この両方の筋は、互いに密接な運動反射弓を形成していますが、それぞれ、片方が屈筋系の神経と伸筋系の神経に別れています。
つまり、この両方の筋は前腕に関与する全ての神経にあらゆる場面で影響を受けている訳です。
この事は前腕部に慢性的なストレスがあれば、さほどの負荷でなくても過度のモーメントを受け易くなっており、瞬間的な、ちょっとした外力で発症する場合があります。
例えば、ゴルフの練習でクラブの握りを替えてみたり、小手先技術の練習をしたりなどで発症します。
腕関節痛の施術のポイント
腕関節痛は前腕の筋群を相対的に整合、整復します。従って、施術は前腕部を一通り施術しますが、
腕関節痛の施術のポイントは、手技の順番です。腕は、部位も小さく、また神経間の距離も近く、偏った施術をすると、相対的整合、整復にならないばかりか、屈筋と伸筋のバランスを崩すことにもなりかねません。
従って、施術の時の正しいポジショニングと力バランス、手技の順番がより以上に求められる施術です。

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