足跡 (私風景)

ようこそ。尚、全作品は、著作権法下にあります。

白い想い出(2)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

白い廃墟の遊園地

イメージ 1

イメージ 2

           あの長いジエットコースターの姿が消えて何年経つのでしょう。
           でも、どこかで走ってる音が聞こえるんです。耳を澄ますと。
            
           遠い雷鳴のような、海鳴りのような音だけが聴こえます。
           廃墟になった遊園地、静まりかえった真昼どき。
           長いジエットコースターだけが、
           「銀河鉄道」のように空を、駆け巡っています。

白い館

イメージ 1

              或る日、公園の隣に建物が、うっすら、鈍く光りました。
              きのうは、たしか無かった建物でした。
              きのうは、なかった風景でした。

白い綿菓子

イメージ 1

 

               風のひどい日、何やら白いものが一面に広がって迫ってきました。
               郷愁の、祭りの日買った綿菓子のフワフワが飛んできたような、
               (タダ、で。)快感がありました。
               しかし、それは洗剤の泡でした。次第に顔やら目やら、鼻の穴が
               ムズ痒くなってきました。
               「桜が散る時の風情もあるな。」
               やがて、やせ我慢も限界、とうとう、泡を食ってにげました。
                   ハックショい。         

白い駅

イメージ 1

                通り過ぎた駅が、西日を浴びて白く輝いて見えたのは
                遠い旅の日、指折りかぞえると、レールの音が、だん
                だん近付いてくるような気がします、汽笛の音も響い
                てくるような、そんな気がします。 
                

白い船

イメージ 1

              或る日、白い船が岸壁を離れてゆきました。
              音のない静かな出港風景の中に、おかあさまの涙が聴こえて
              きました。
              別れの風景に馴染まない爽やかな青空の日でした。
                                        
                                
                            白い想ひ出(1)へも、お越し下さい。     

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事