|
JR鶯谷駅から徒歩7分のところにある、お豆富料理専門店に行ってきました。
創業は元禄四年、三百二十年の歴史を持ち、赤穂浪士や正岡子規にもゆかりがあるという老舗のお料理屋さんです。
入ってまず気付くのは、長年、大人数のお客様をもてなしてきたのだろうと想像できる広い玄関。
ドアマンならぬ下駄番さんがいらして、脱いだ靴などしまってくれたり、そっと靴べらを差し出してくれたりします。
これぞまさに、おもてなし。
お食事処は和室の個室になっており、美しく磨きこまれたテーブルが。
壁にもきれいな額が飾られています。
そして床暖房で足元はポカポカ。快適です。
いただいたのはこちらのお料理。↓
■伝統の豆富料理 「呉竹の里」(豆富づくしコース)
・前菜
・生盛膾(白酢あえ)
・冷奴
・あんかけ豆富
・胡麻豆富
・揚げ物
・季節の一品
・雲水(湯葉巻き、豆乳蒸し)
・うずみ豆富(お茶漬け)
・豆富アイスクリーム
どのお料理もとても美味しいです。
やさしくて上品な味付けで、それでいながら食べ応えのあるボリュームです。
前菜は三種で、大好きな煮凝りや鴨がありました。嬉しいです。
生盛膾は色とりどりの膾に、お豆腐の白和えをソースのようにしてつけていただくスタイル。もったりとした食感と甘みの白和えがとても美味しいです。
冷奴は絹ごしのお豆腐で、歯ごたえもあり、大豆の旨みもしっかりしてます。
あんかけ豆富は二椀で一人前。こちらは『上野の宮様から、「大変美味しいので、今後は二碗ずつ持って来る様に」というお言葉をいただいて以来、二碗ずつ出す慣わしとなった』という謂れのある逸品で、やさしい甘みのあんがとても美味しいです。
雲水は湯葉巻きの豆乳蒸し。こちらの湯葉はつるつるとしていて美味しいです。豆乳のほんわりとした温かさに落ち着きます。
季節の一品は茶わん蒸し。こちらもあんの甘さとたまご豆富の滑らかさがやさしくてとても上品です。
胡麻豆富は濃厚で、甘辛い柚子味噌との濃さとあいまって、お酒のアテにぴったりです。
絹ごし豆腐の揚げ物はアツアツで、外側カリカリ。ほんのり塩味が利いていて美味しいです。
うずみ豆富はお茶漬けです。ごはんの上に、刻んだお豆富・山菜・海苔をのせて、お出汁をかけていただきます。こちらがとても美味しくて、さらさらといただけてしまいます。
デザートのお豆富のアイスクリームも、しっかり大豆の味がします。さっぱりしていて美味しいです。
こちらのお店は接待で使われることも多いとの事で、一部屋一部屋に仲居さんがついてお料理を提供してくれます。
タイミングもゆっくりめで、会食にはぴったりだと思います。
ヘルシーでありながらお腹いっぱいになれる、とても素敵なお店でした。
[メニュー:呉竹の里(5000円)]
[2015/12/26] |
全体表示
[ リスト ]




