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さて、今月のもう一本。「農業少女」です☆
2000年に野田さんの脚本・演出・出演で上演されましたが、今回はそのとき出演されていた松尾スズキさんの演出で再演☆
10年ほど前、ボクは書き下ろしの「農業少女」に出演させていただいた。少女を想う中年男のみじめな恋と、ファシズムに関する思索が交錯する斬新なアプローチの舞台で、ボクは都罪(ツツミ)という複雑な男を演じた。セリフがいっぱいあった。ボクは、いっぱいいっぱいだった。なので芝居の構造がどうとか、そんなことは考えず「おもしろく演じる」ことに精進した。まあ、それ以前に、そもそもボクは物事の構造を論理的に考えることができない。作家であるが論理的な文章を書いた試しもない。なので、今回演出をするにあたっても、「おもしろく演じていただく」ことに力を注ごうと思う。台ホンは野田さんが書いているのだ。おもしろくやればなんとかなると信じている。芸術はおもしろくていいのだ、というボクの信念を、この芝居を通じて感じていただければ、幸いです。(チラシコメントより)
初演はどうだったかな〜と思い、先ほど初演を見ました。昔シアテレでやっていたのを録画しておいて良かった〜☆
依然見たときには正直よくわからず、その状態で松尾さんの「農業少女」を見たので、最初の感想は「前よりわかりやすかったな〜」でした☆
のうぎょうから東京へ出てきた少女のお話。 ・・・えらい単純な説明です(^^;)
ん〜説明しようとしても私にはうまくできないです・・・
少女が東京で汚れていく・・・ということを言っているのではないし、都罪の権力欲を言うのでもなく、山本ヤマモトのはかなくも猥らな思いでもなく・・・全部混ざっているけど、私が一番感じたのは人の中にある純粋さと毒、それは少女の内面にも周辺にもあるものですが若さゆえに人の声が聞こえないというかたちでどちらも拒絶しているような感じも・・・
う〜ん、違うな・・・
野田さんの「農業少女」は都罪のファシズム的思想なども強く出していたように思いますが、松尾さんの「農業少女」は、そういうことよりももっと人間の、土臭さが出ていたように思うんですよね〜それはメンバーがそうだから・・・というのもあるのかもしれませんが。
舞台も、野田さんの舞台はセットも道具も少なかったのですが、今回はあえてたくさんのものがごちゃごちゃあったようにも感じます。舞台上での早替え?もあったり、モニター(テレビ?)に蟻で登場する野田さんとか、細かくところまで面白く演出されていました♪
ちゃかし・・・というか脱線と言うか、どこかわざと胡散臭さを出してより親近感を持たせてくれていたように思います。
う〜ん。。。初演を映像で見たときもそうだったんですが、感じるものはあるんだけどそれがうまく言葉にならない・・・う〜ん・・・
でも、野田さんは番外編の方が好きかな。
あ、役者さんはみなさんステキでした☆
多部未華子かわいかったし、よかったです!農業を嫌い、東京で都罪にそそのかされ?利用されていく少女の純粋さと毒の両方を出してくれていました♪ホントに本人が15歳に見えるんですよねぇ。。申し訳ないですがこの役は深津ちゃんより好きかも^^
吹越さんも怪しさとどこかふざけた感じの都罪がよかったし〜山崎さんはもちろん、少女に恋をするさえない男がよく似合ってました(誉めてない??(笑))江本さんももちろんよかったです☆江本さんの演技がスパイスになっていたと思います♪
感想をまとめるのは難しいですけど、作品としては好きです♪
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