|
今週の市場分析と来週以降の投資戦略を始めたいと思います。今週、
日本市場は欧米市場が大幅下落していることや、為替市場で円が
独歩高していることから、大幅下落となりました。
■ 今週までの振り返り
先ず、日本市場、日経平均なのですが、『10200円という非常に強い節目で
一旦揉み合って下げ止まったのですが、リバウンドはしていません。
ということは、上値が重いかも知れないという投資家心理が強まってきたことが
考えられます。そして、これに外部環境の悪化が追い討ちを掛けた結果、
一気に下げが加速して、抵抗ラインを割ってしまいました。ということは、
上昇トレンドが一旦終了し、下落トレンドに転換したかも知れないという見方が
できると思います』。
また、『何処から下落トレンドが引けるかというのは、終わってみないと
分かりませんが、下落相場の特徴は、1回目の抵抗ラインでは止まる
のですが、2回目の抵抗ラインは、99%止まらない』ということが上げられます。
ですが、10200円の節目では、値頃感からの買いとの専門家の声もかなり
ありました。しかし、『値頃感というのは、根拠がありません』。
信用取引の買い残を見てみますと、先々週から先週にかけて1兆7213億円から、
1兆9123億円と約2000億円増加したのですが、株価は下落していますから、
ここで買った投資家は今現在、含み損を抱えていることになります。ですから、
戻ったところで売りたいという投資家が増えますから、戻って上がっても、
『10200円が上値抵抗ラインになって下がるという可能性が
あるかも知れない』という見方ができると思います。
次に、アメリカ市場、NYダウなのですが、こちらは、日経平均に先行して
長期トレンドの下値を割っていて、また、200日移動平均線も割っていることから、
上昇トレンドから下落トレンドに転換した可能性は高いという見方ができると
思います。
そして、欧州市場、イギリスのFT100、何とか抵抗ラインで踏ん張って止まった
ような形になっていますが、長期トレンドで見ると、下値を割っています。
ですから、下落トレンドに転換したかも知れないという見方ができると思います。
また、『欧州市場は世界の市場関係者が今現在、1番注目しているのですが、
PIGSも注目を浴びているのですが、特に下落が厳しいのが、イギリスに
なります。イギリスは元々、GDPに対する財政赤字の比率が悪い。
実は日本も非常に悪いのですが』。
ですから、抵抗ラインを来週以降実体で割ってくるのかどうか?ということが
注目ポイントとなってくると思います。
最後に、中国市場、上海総合株価指数なのですが、日本、アメリカ、欧州は
上昇トレンドにあったので、先行して下落トレンドに入っている中国は、
少し相関性は薄れるのですが、こちらを見てみますと、年初来安値を割っています。
ということは、次のターゲットポイントは昨年来安値ということになり、ここを
割ってくるのかどうか?ということが注目ポイントになってくると思います。
また、抵抗ラインで一旦揉み合ってリバウンドしたのですが、あっけなく
割っています。ですから、チャートの形が壊れていて、上記で引いた下落トレンドの
ラインは使えないといえます。ですが、日本、アメリカ、欧州に先行して
下落している分、先行して下げ止まってもおかしくはないのではないか?
という考え方もできると思います。
『世界の株式市場が下落トレンドに向かおうとしています』。
|
全体表示
[ リスト ]




