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■ 昨日の株価変動要因
昨日の日経平均は、前日比−26.14円(−0.27%)の9758.40円となり、
「欧州財政不安」や「為替市場の不安定さ」を受け下落、後場に入り押し目買いから
下げ幅を縮小したのですが、戻りの鈍さや円高警戒感から押し戻され、
ジリジリと値を下げました。一時9700円を割り込み、21日に更新した
年初来安値を連日で更新しました。
昨日の株価変動材料の影響度としましては、
(NYダウが上昇)<(為替の円高警戒感) となり、日経平均株価は4日続落となりました。因みに私が算出している指数では、 米株高度19.19%、円安度33.39%となっていて、大幅な動きはありません でした。
昨日の強弱材料を5つほど、上げてみます。 1、欧州の財政不安
2、為替市場の不安定さ
3、堅調な中国市場
4、外国人投資家の売り観測が重しとなった
5、戻りの鈍さから売り優勢となった
2に寄り、主力の輸出関連株を中心に下げ幅を広げました。3は、
『中国政府当局者が「不動産新税が3年以内に実施することはない」と
発言したことを受け、不動産株が急進し、約3%の上昇』となりました。
□ 市場のオープンの推移からの流れ
ドイツ市場⇒イギリス市場⇒アメリカ市場⇒日本市場⇒中国市場 欧州市場は続落。欧州ソブリンリスクが払拭されず売り先行となりましたが、
引けにかけて、銀行株に買戻しが入り、下げ幅を縮小しました。
これを受け、アメリカ株式市場、NYダウは、『最近の大幅下落を受けて
値頃感からの買いや、自律反発狙いの買いもあり反発となりました。
そして、アメリカ上院本会議で「金融規制改革法案」が可決され、規制強化の
懸念で売られていた金融株に買戻しが入りました』。
『しかし、依然として欧州を中心とした世界景気の先行き不透明感が根強く、
NYダウは10000ドルの大台を割込む場面もあり、相場は不安定な展開が
続きました』。
そして、週を明けた日本市場、日経平均なのですが、欧州財政不安に対する
懸念から為替市場が不安定な動きをしていることを受け、寄り付きの日経平均は
小幅に続落してスタートしました。
その後、中国市場が堅調に推移していることから、押し目買いが入り、
一旦プラス圏へ上昇したのですが、ユーロ安基調に変わりがないことから、
様子見ムードとなり、ジリジリと下げました。
また、『4日間の下げ幅は484円となっており、2月4日以来の4日続落
となっています』。
□ マネーフロー
「欧州財政不安」 「中国の金融引き締め観測」 「米国景気の減速懸念」
↓
投資家のリスク回避に寄る世界株安
低い ←安全度→ 高い
株式 ⇔ 債券 ⇔ 不動産投資 ⇔ 貴金属投資 ドイツの下院での「ユーロ支援金承認」、EUの財務省会合で危機対策が
講じられるのではないか?との見方から、ユーロが対ドルで上昇しています。
また、『世界的にリスク回避の動きから、円高に振れやすくなっているので、
注意が必要だと思います』。
転換指数2.71%と更に下落しており、メーターの針が振り切れているのかも知れないかな?という懸念もあるのですが、やはり、投資行動は、下落相場が始まる前に決めていたことですし、買いたい銘柄の見直しをして、今日の寄り付きで株式組入れ比率を上げようと思います。
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■ 来週以降の投資戦略を考える上でのポイント
先ず、中国市場、上海総合株価指数はその1で下げ止まってもおかしくはない
と書きましたが、『下げ止まってリバウンドしても、今度は抵抗ラインが
上値抵抗ラインに転換することが考えられます』。
これは、日本、アメリカ、欧州市場についても同じことが言えます。今週までに
急落に近い下げをしていて、このまま勢い余って下がる可能性もあるのですが、
売られ過ぎの反動、「自立反発の域でのリバウンド」はあってもおかしくはない
と思います。ただ、抵抗ラインが上値抵抗ラインに転換することが考えられます。
そして、為替市場、ドル円を見てみますと、行き過ぎた上昇の反動で、
先々週は一旦下落し、ピタッと適正価格で止まって、今週に入ってジワジワ
上昇してきて、上値トレンドラインを超えてしまいました。ですが、ピッチが
急なことから、一旦は円安になる場合があるかも知れない。ただ今度は、
上値が抵抗ラインに転換することが考えられます。
また、これまで円安トレンドが続くことに寄って外国人投資家の日本株買いから、
株価が押し上げられるという傾向があったのですが、円高トレンドに転換すれば、
これが期待出来なくなってくるという見方もできると思います。
□ まとめ
世界的に先週にリバウンドした反動で、今週は反落したという展開になっています。
ですから、順番的には来週は一旦はリバウンドするかも知れないという考え方も
できると思います。
ですが、『リバウンドしたとしてもチャートの形が世界的に下落トレンドに
向かおうとしていますから、上昇余力は高くはない』。ですから、その後、
下落するということも十分考えられるというのが、今現在、チャート上から
想定できるシナリオになります。
以上を持ちまして、遅筆の為、また月曜日になってしまいましたが、「今週の
市場分析と来週の投資戦略」を終わりにしたいと思います。
■ 孫子の兵法の根幹にある考え方
戦争というものは、勝つべくして勝つものであり、軍旅をすすめながら
勝算を計るものではない。
9800円まで下がってきて、買いやすいとはいえると思うのですが、このまま、リバウンドせずに9500円まで下がってくれれば、さあ!買いましょう!!といえ、ベスト。ですが、転換指数がオールグリーンになっていることから、私は、株式組入れ比率を考慮して買いにいこうと思います。これは、下落相場が始まる前の「冷静なとき」に決めていたことですし、発表している以上、買わなくてはいけません。私と同じように買いにいくのならば、1つの注目ポイントがあります。東証一部単純平均に比較して、日経平均株価が下がっており、下にある抵抗ラインまでの距離は、単純平均の方が近い。ですから、リバウンドを狙うなら、日経平均に採用されていない東証一部の銘柄が良いのではないかな?と思います。
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今週の市場分析と来週以降の投資戦略を始めたいと思います。今週、
日本市場は欧米市場が大幅下落していることや、為替市場で円が
独歩高していることから、大幅下落となりました。
■ 今週までの振り返り
先ず、日本市場、日経平均なのですが、『10200円という非常に強い節目で
一旦揉み合って下げ止まったのですが、リバウンドはしていません。
ということは、上値が重いかも知れないという投資家心理が強まってきたことが
考えられます。そして、これに外部環境の悪化が追い討ちを掛けた結果、
一気に下げが加速して、抵抗ラインを割ってしまいました。ということは、
上昇トレンドが一旦終了し、下落トレンドに転換したかも知れないという見方が
できると思います』。
また、『何処から下落トレンドが引けるかというのは、終わってみないと
分かりませんが、下落相場の特徴は、1回目の抵抗ラインでは止まる
のですが、2回目の抵抗ラインは、99%止まらない』ということが上げられます。
ですが、10200円の節目では、値頃感からの買いとの専門家の声もかなり
ありました。しかし、『値頃感というのは、根拠がありません』。
信用取引の買い残を見てみますと、先々週から先週にかけて1兆7213億円から、
1兆9123億円と約2000億円増加したのですが、株価は下落していますから、
ここで買った投資家は今現在、含み損を抱えていることになります。ですから、
戻ったところで売りたいという投資家が増えますから、戻って上がっても、
『10200円が上値抵抗ラインになって下がるという可能性が
あるかも知れない』という見方ができると思います。
次に、アメリカ市場、NYダウなのですが、こちらは、日経平均に先行して
長期トレンドの下値を割っていて、また、200日移動平均線も割っていることから、
上昇トレンドから下落トレンドに転換した可能性は高いという見方ができると
思います。
そして、欧州市場、イギリスのFT100、何とか抵抗ラインで踏ん張って止まった
ような形になっていますが、長期トレンドで見ると、下値を割っています。
ですから、下落トレンドに転換したかも知れないという見方ができると思います。
また、『欧州市場は世界の市場関係者が今現在、1番注目しているのですが、
PIGSも注目を浴びているのですが、特に下落が厳しいのが、イギリスに
なります。イギリスは元々、GDPに対する財政赤字の比率が悪い。
実は日本も非常に悪いのですが』。
ですから、抵抗ラインを来週以降実体で割ってくるのかどうか?ということが
注目ポイントとなってくると思います。
最後に、中国市場、上海総合株価指数なのですが、日本、アメリカ、欧州は
上昇トレンドにあったので、先行して下落トレンドに入っている中国は、
少し相関性は薄れるのですが、こちらを見てみますと、年初来安値を割っています。
ということは、次のターゲットポイントは昨年来安値ということになり、ここを
割ってくるのかどうか?ということが注目ポイントになってくると思います。
また、抵抗ラインで一旦揉み合ってリバウンドしたのですが、あっけなく
割っています。ですから、チャートの形が壊れていて、上記で引いた下落トレンドの
ラインは使えないといえます。ですが、日本、アメリカ、欧州に先行して
下落している分、先行して下げ止まってもおかしくはないのではないか?
という考え方もできると思います。
『世界の株式市場が下落トレンドに向かおうとしています』。
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