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鉄ヲタ自主映画監督 碧勇 表参道日記

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ハチクマライス

今日はまかない飯のお話です。

イメージ 1

フランスのレストランで、残ったフランスパンを従業員が美味しくいただく

ために、出来上がったフレンチトースト。

卵と牛乳とメープルシロップをたっぷりにして食べるのが

碧の楽しみ。

シナモンシュガーをすこしかけると、七味唐辛子の入ったそばのように

味わいが増します。

だが、きょうの主役はこちら。

イメージ 2

ハムエッグをどんぶりにした。「ハチクマライス」

国鉄夜行列車の車掌さんたちのまかない飯。

名前の由来は、江戸時代の下町にいた「八っあん、熊さん」

でも気軽に食べられる食事だそうで、食堂車の残り物を社員価格で

国鉄の車掌さんに賄ったのが、いつのまにか「ハチクマライス」と

呼ばれるようになったそうな。

これは、終戦後米軍が占領してきて、進駐軍の専用車両を連結し

(1等寝台車のマイネ40やマイネ41は、米軍の命令で製造された)

日本を出張する米軍将校に食事を出すようになると、食堂車のメニューや

食材は米軍好みになり、朝食で振舞われたハムエッグなどの残り物

がそのまま日本人の車掌の口に入ったのです。

ハチクマライスの基本形は卵(目玉焼き)が入ることのみで、食堂車の残り物

(これは夜勤明けの車掌さんが朝に食べるものです)

がカレーのときや、野菜炒め、のりが敷かれることもあります。

調味料は醤油と、ごま油少々。

無事に列車が着く前の食事の味は、車掌にしかわかりません。

このハチクマライスは、大宮の「鉄道博物館」で日本食堂のカレーバージョン

を味わうことが出来ます。

そして今日は3月13日。

今日の夜に出発した寝台特急「はやぶさ/富士」は最後の旅路をレールに

刻んでいます。

これで東海道・山陽のブルートレインはすべて姿を消してしまいました。

私が去年寝台急行「銀河」を撮影してから、ちょうど1年でした。



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