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著作権侵害というと、ソフトウェアやDVDソフト、音楽CD等をCD-RやDVD-Rにコピーしたり、mp3等のファイルの状態にしてネット上に公開しているというイメージがありますが、それだけではありません。
最近の日本では少なくなっているようですが、他人の顔写真や他人が撮影した映像及び作成した画像、音楽等を無断で使い、動画や合成写真を作っている人がいます。
こういったことをしている人は、著作権を(あるいは肖像権も)侵害しているという認識はあるのでしょうか。
中には写真の人の個人情報まで載せられている場合もあるそうですから、もっと厳しく取り締まるべきです。
権利者から見れば、無断で使われ、それも面白おかしく作られたものが出回ることは面白くはないでしょうし、
そもそも無断で使っているのであれば、それらの動画や画像に創作性があるとは言えず、(勘違いをしている人も多いようですが)2次創作にはなりません。
ましてや勝手に自分の顔写真が使われ、人格を否定するような動画や合成写真が作られていたら、”被害者”はどう思うでしょうか。
やっている本人達は面白いのでしょうし、自分たちの主張でもあるのでしょうが、それは一般常識に照らし合わせると迷惑極まりない悪質行為ですので、もう少し考え方を改めるべきでしょう。
自分は(他人より)優秀であるという自信があるのなら尚更であって、正当化や逆切れなぞ論外。
実は中国でも横行するそういった事態に対し、(民間によるものではあるものの)無くしていこうとする動きも少なからずあるようですが、如何せんあの国には ”他人の権利についての認識は甘いが、自身の権利については
いろいろと細かい” という節が多々あるようですので、容易には改善されないでしょう。
勿論それは中国だけに限った事ではなく、日本にだって自分の権利ばかり主張し、押し通そうとする割には、他人の権利は蔑ろにし、認めようとしない自己中が数多くいます。
また、こういったことを無くしていこうと規制を強化しようとすると、どこの国でも必ず以下の2点は反論として出て
くると思います。
それは”表現の自由だ”であったり、”未来のクリエイターの芽を摘むことになる”というもの。
確かに夢を叶えるチャンスはあってしかるべきですし、それを奪ったり、ましてや(たまにいますが)妨害することはあってはならないはずですが、自由とは何をやっても構わないということではない訳だし、
また、クリエイターを目指しているのであれば、”クリエイターとはどういう人達のことを指すのか”を
少しは理解しなければないという事を、彼らはどれだけ知っているのでしょうか。
勿論動画の状態にしなければいいというものではありません。
写真やCGなどの画像であっても、権利者に無断で使うことは営利非営利を問わずやってはならないことですし、他人の個人情報を平然と公開する事もどうかと思います。
ゲームソフトなどの著作物や個人情報を、『情報は無料でみんなで共有されるべき。』などと言って平然と不正公開や不正入手を続ける非常識な人間が日本国内にも数多くいますから、中国だけでなく、日本人のモラルの向上もどうやらまだまだ先のようです。
ところで、地に落ちた日本の道徳・モラルに対する道徳教育は、今度どうなっていくのでしょうか。
改革に向けた動きはあるようですが・・・。
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