|
被告が多重人格者であり、犯行当時凶暴な人格が出ていた可能性があるとして、死体損壊は無罪とし、殺人罪のみ適応し、犯行時に責任能力があった事は認めたものの、懲役7年を言い渡したそうです。
これだけを見ると、殺した上に死体をばらしたにも係わらず、刑が軽すぎるのではないかと、思うかも知れませんが、
1:被告は”普段の(被告日の)行動・言動に、特に問題はなかった”ことと、
2:被害者(妹)の、”普段の挑発的な態度・言動があったことに起因する”ことを、
踏まえての判決だそうです。
みんなの感想では、妹の態度について、一切触れていないコメントが多数を占めているようですが、
普段から過激な発言や行動があった人であればまだしも、特に問題が見られなかったのであれば、殺人は殺人であっても、あるいは更生は可能なのではあるまいか。
勿論どんな理由があったとしても、殺人は殺人として扱われますし、酌量の余地があるかどうかは司法の判断に委ねられます。
もし彼に著しく問題があるというのであれば、
例えば、著しくマナーが悪い人、更には、気に入らない相手はすぐ殴るような自己中な人間や、ネット上で過激な発言をしたり、実名を晒して中傷文を書いているような弱虫な人はどうなるのでだろうか。
そういった人たちが後に逮捕されたとき、
『それは普段の行動や言動を見る限り、今回の事件は起こるべくして起こった事だと、容易に判断できる。』
とか、
『以前から問題のある行動が見られたが、遂にこういった行動に移してきたか。』と、
厳罰を科すことに賛成なのだろうか。
恐らく、前者は賛成意見が多数を占めるだろう。
だが、後者はどうだろうか。 必ずしも賛成されるとは言えないのではないのか。
なぜならば、近年問題になっている学校裏サイト問題で、陰湿なネットいじめを撲滅するため、
『徹底的に潰すべき。』とか、『管理者は犯罪ほう助で逮捕しろ。』といったコメントが出てくるのに、
なぜか2ちゃんねる規制の話題になると、何が困るのか、途端に烈火の如く反発する人が続出してきます。
2ちゃんねるでは、誹謗中傷や他人の個人情報の書き込みは当たり前で、それと一緒に顔写真も掲載されることも多々あるといいますし、
中には、2ちゃんねるそのものに対する批判や、そういった書き込みについての批判が出てきた時に、批判した
”犯人”を個人特定し、住所まで調べ上げた上で、それを暴露したり、相手に脅迫状を送り付けるというキ○ガイまでいます。
他にも”○○を爆破する”とか”△△に放火する”、”□□を殺す”といった、犯行予告と取れる書き込みまでありますが、犯行予告を書き込んだど○ほは当然として、
犯行予告ではなくても、度を超えた過激な内容を書き込んだ人を名誉毀損や営業妨害等で逮捕することや、
脅迫状を送った人は当然脅迫罪で逮捕、ということになっても、罪を犯した人が法の裁きを受けるということで、
文句は言わないのでしょうか。
また、普段こういった書き込みをしている人が何かして捕まった時に、”過去が過去なだけに厳罰を科す”ということになった場合、賛成するでしょうか。
いいえ、これも必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか。
犯罪予告に関しては別にしても、それ以外の場合については決まって、”表現の自由が失われる”だの
”自分たちは意見を言っている”だのと言って、猛反発するのは火を見るより明らかであり、事実今までに何回も問題視されてきましたが、その都度一部の悪意ある2ちゃんねらーの、異常なまでの反発がありました。
他人の行動は問題視し、自分の行動については正当性を主張する。 近年こういった自己中な若者(大人も含む)が多いですが、これもある意味現代社会の大きな問題点であるかと。
|