東北新幹線新青森駅開業市民フォーラム

2015年新幹線が北海道新函館駅(北斗市)に延伸します。

青い森なんでも!

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3.11 東日本大震災は、文字通り根こそぎ地域を破壊した。今度の連休、深い喪失感の筆者は意を決して被災地(一番大きな損害の石巻市)に準備(ヘルメット、防護眼鏡、軍手、長靴、食料、寝袋など)を整え出発した。津軽弘前でお花見もいいけれど何か微力でもこの未曾有の大災害に出来ることをしよう!
 現地で二つのボランティアグループに遭遇した。
一つは偶然にも、同じ青森県の十和田市:十和田バラ焼ゼミナールの方々。
 何と、車三台を連ねて、B級グルメでつながった石巻焼ソバ会の案内で雄勝町に来たのだという。
もう一つは、
これも偶然、温泉関係:温泉療法医が代表の「まごのて救援隊」のお二人。
 現地にたどり着いた時は暗く沈んだ筆者であったが、この二つのボランティアに救われた。
 
 瓦礫の中の雄勝町庁舎
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・・・庁舎は集落メイン街の山手に三階建てだか激しい津波に襲われた
 
 庁舎の目の前の入り江では海上自衛隊の遺体捜索が続く
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救急車も無残な姿に
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そんな、瓦礫の中に駆けつけた「十和田バラ焼ゼミナール」の支援メンバーは、手際よくテント設営、炊き出し用の炊飯準備、そして、今では十和田名物となった「十和田バラ焼」の調理開始。
 なんでも、メンバーは調理師もいるが、美容師が多いんだとか。手さばき、口捌き絶好調!
 
 
全員おそろいの怪しげなユニホーム(バラ族なんだとか?)のメンバー。
  たまねぎ、牛肉の順に炒め被災地においしそうな匂いを出す
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はじめは、現場に不似合いな陽気さを怪訝そうに見ていた方々の顔に
  笑顔が戻った!
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なんて素敵なんだろう。廃墟の真ん中のパフォーマンスは被災者に元気を届けた。十和田バラ焼ゼミナールのメンバーは避難場所に百食以上のバラ焼とご飯のセットを作って届け、庁舎のスタッフ・ボランティア・近隣の被災民にも振舞った。
 
 
 そして、筆者も参加した雄勝町名物の雄勝硯原石保存ボランティアの「まごのて救援隊」のお二人の活躍。大地震直後、お二人で東京から駆けつけ、奥様が医師でも有ることから救急医療から、食料・物資支援など続け、今日(3、4日)は貴重な雄勝硯の原石保存に乗り出した。 "ガレキ撤去される前に、貴重なすずり石を保存しよう”プロジェクトだ。
 
 
雄勝町庁舎でボランティアを集う「まごのて救援隊」
 左のお二人が主宰者ご夫妻。
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ボランティアに集まる一般参加者
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 雄勝硯の原石保存ボランティア活動の様子
  雄勝町は日本の硯の90%を生産している600年の伝統ある硯の生産地。
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 この感動をどう伝えたらいいだろう。
筆者はこの夫妻に引き寄せられたのだろうか?当てもなく荒野のような災害地帯を車で移動し、この雄勝町に辿り着いたのだが、煌めく星の様な活動を淡々と成し遂げる方が居た。 それまでは眼前の惨状にただただ涙、涙であったが、この方々の希望のあるボランティア活動に、嘆いているだけでは駄目だという事を思い知らされた。
 今、自分が出来る事を一つひとつ行う事だ。 決して負けてはいけない。
  ガンバロウ東北!負けるな石巻!

津軽百年食堂:映画

    3.11  未曾有の大災害、東日本大震災!
 とても映画を観るどころではなかった。テレビの映像が
映画以上に臨場感をもって迫ってくる。・・・それから、早三週間、漸く自分を取り戻しつつある。
 いつまでも沈んでも居られない。自分が元気でないと被災者に元気を届けられない。徐々に生活を日常に戻しつつある最初のメディアが映画:津軽百年食堂だった。
 
 受け継がれてゆく日本人の心と味、映画『津軽百年食堂』のポスター
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  津軽百年食堂のモデル:山忠食堂の弘前桜祭りの出店 
   名物は「津軽そば」だが、ラーメンも又格別だ。
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 鏡ケ丘記念館(弘前高校):劇中主人公達の出身校が『弘高(ひろこ    う)』として出てくる。筆者もこの懐かしの学び舎に学んだ。
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…映画のクライマックスは日本一の弘前城桜祭り :松・桜・お城
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ヒロインが撮影に訪れた弘前城西掘の桜並木とボート遊び場
 
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主人公の出前シーンに出てくる街中公園:煉瓦倉庫・あおもり        犬、そして背後には主人公の父親が事故で入院したとされる        弘前中央病院
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 大森食堂がオープンする時に青森から弘前に嫁入りに来           た時の明治の駅舎に使用された洋館:現みどり幼稚園
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 映画のラストシーンで写真館を再生する主人公が窓越し           に眺められる洋館(青森銀行記念館)
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映画:津軽百年食堂を感動的にしたシーンはやはり、
         日本一の弘前城の桜。そして、何時も優しく見守る岩木山。
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 震災前に観た映画:わさお、とこの映画をカップリングでみると津軽の風土・景観が良く分かるだろう。
 震災に遭われた方々をこの映画のシーンの中に招待したい。無くなった故郷が此処にある筈だ。
 
 大好きな街:弘前。映画のシーンの全てが見覚えのあるもの。映画:わさおもそうだったが、津軽をこんなに身近に銀幕で見たことがない。
 この映画は、津軽人たちだけではなく、今回の大災害で失意のどん底にある人たちに希望と安らぎを与えてくれる事を願う。
 今年の花見は是非、新幹線にのって弘前・津軽に来て欲しい。屹度、被災者に優しい大勢のボランティアが最大級のおもてなしで歓迎する筈である。
      ガンバロウ! 東ニッポン!!
 
  鰺ヶ沢七里長浜を毎朝夕散歩するチョット大きめ、毛むくじゃらの犬と飼い主のイカ焼き小屋のおばさん。お店裏の浜までは軽トラの荷台に乗って行くのが日課だ。
 十三湖車力から西海岸鰺ヶ沢まで綺麗な砂浜の海岸線は七里長浜と呼ばれ夏は海水浴場ともなる。もう少し北に行くと津軽海峡。南に西浜街道を下ると世界遺産白神山地が拡がる。
 その真ん中、丁度岩木山を背景にして「わさお」の町がある。
 嘗ては漁港と北前船の交易港として栄えた港町。いまでは過疎化が進み寂れてしまった。そんな町を一躍銀幕の舞台にしたのが、捨て犬わさおだ。
 
 東北新幹線全線開通後、初めて津軽が舞台の「映画:わさお」を3月5日はやぶさデビューの日に新青森駅近隣の映画館で鑑賞した。
 
映画「わさお」のポスター
 
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   2010年12月4日東北新幹線新青森駅開業に駆けつけた
   「わさお」
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映画:わさお、ストーリーは普通の漁村の世間話を画面に取り込んだそこら辺にあるものだが、全編を通しての奥津軽、西浜街道、岩木山周辺の懐かしい風景、なによりも「わさお」のブサ愛くるしい雄姿が素晴らしい。
 本州の果ての人々のふだん着の生活、自然を体感できるのがこの映画のポイントだろう。
 人それぞれ感受性の違いがあるだろうが、筆者は後半の「わさお人形ねぶた」の出現時に言い知れず落涙した。
 悲しい映画ではないが、遠い昔学園祭でねぶたを制作し弘前市内を練り歩いた青春の記憶が甦った。
 
 飼い主(菊谷節子さん)と一緒のわさお
 
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  新幹線効果で津軽地域が盛り上がっているこの時期、映画「わさお」3月5日全国公開された。 
  益々、津軽・奥津軽が注目される。現に、「わさお」を見に東北道で駆けつけた方もいるくらいだ。
 
 そして、4月になると桜の弘前公園を舞台に映画「津軽百年食堂」も公開される。
 
  文字通りに津軽に春が来る !!
 
 
 わさおメモ
 
わさお:ライオンの様にわさわさ(津軽弁でふさふさの意)し、
             オスなので「わさお」と呼ばれる
 
ブサ可愛い:不細工なんだけど、良く見ると部分、部分が
                         可愛くて、結局全体で可愛いと思われる
 
キッカケ:西海岸地方、鰺ヶ沢を訪れた旅行者が、イカ焼小屋の片隅
                  のわさおをブログで紹介した事から一躍人気犬(もの)となる。
 
名  前:鰺ヶ沢町 名誉町民 「きくや わさお」
 
「わさお」公式サイト : http://www.wasao-movie.com/index.html
 
 
 東青県民局が主導する「初代高橋竹山生誕100年記念事業実行委員会」が主催した『高橋竹山生誕100年記念メモリアルイベント〜津軽竹山節〜』が12月23日に青森公立大学でおよそ750名の参加で盛況裡に終わり、翌日24日、約30名の熱烈ファンが前日の余韻を胸に『竹山ゆかりの地めぐりバスツアー』で竹山ゆかりの地を訪ねた。
 
9:00JR青森駅が集合場所。平内町役場のバスが迎えに来ていた。
ツアーの案内人は高橋竹山の孫、高橋哲子氏、そして後で気がつくのだが、バスには前日のパネラー、竹山一番弟子西川洋子氏も同乗していた。
 
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高橋竹山ツアーバスはJR青森駅から一路平内町へ向かった。バスから、竹山ゆかりの家、愛宕神社などを観て、辿り着いたのが竹山が眠っている墓地だった。
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  竹山の墓は立派だった。そして傍らには今年新たに設置した
          という高橋竹山の墓碑があった。
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 ツアーの皆で墓参りをした後、平内町歴史民俗資料館に高橋竹山の写真展を見学に寄る。館内では高橋竹山の資料展のほか、竹山の弟子、孫弟子らの三味線実演が行なわれた。残念ながら、撮影禁止なので館内の様子は割愛。
   映像は資料館前で待機するツアーバス
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  ツアーの目玉は、竹山のプロデューサー的存在の故佐藤貞樹氏の竹山コレクション室。現在は奥様が故人の意志を継ぎ、守っている。
 平内陸奥湾沿いにある別荘風の邸宅には竹山への思いが充満していた。
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 佐藤貞樹氏は竹山は勿論、弟子たちとも大きな絆で結ばれていた。今回のツアーに同行した西川洋子氏はピアノの上の遺影に懐かしく思わず話しかける。
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 お昼は町内の仕出し店で1000円の弁当を頂く。その時サプライズが! 竹山の最後の内弟子高橋竹童が登場。なんとミニライブ。ツアー客のリクエストに応えて、『十三の砂山』を撥なしで演奏
 遠い、日々が甦る、「十三の砂山」は栄えた十三湊が津波で一瞬の内に消えた悲劇の上に成り立つ謡曲、指で奏でる三味は哀調を帯び竹童も又、高橋竹山の本流の人であることを実感した。
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  サプライズ、プレゼントはさらに続く。竹山の孫高橋哲子氏が竹童の伴奏で民謡を披露。高橋竹山フアンには夢の様なセッションだ。
   ・・・・・・目を閉じると目の前に竹山が甦る。
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生誕100年、86歳で大往生した高橋竹山はなんと60歳過ぎてから日本を、世界を三味線一本で駆け抜けた。その根源は凍てつく北の大地での門づけだった。まさに、竹山は『千の音』になって現代に生きている
   映像は、竹山の三味線コンサート絶頂期のポスター 
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青森県民念願の東北新幹線が全線開通した2010年。それは津軽三味線という民謡伴奏楽器を世界の楽器にした高橋竹山の生誕100年の節目の年でもあった。
 今回のツアーには北海道、東京、京都、山口など3分の1は県外からの参加。ツアーバスはJR青森駅で近隣の方々を降ろし、最後、東北新幹線新青森駅に県外ツアー客を送った
 東北新幹線新青森駅の真価はこれから、このような青森県内に散在する宝・観光資源を如何に首都圏、県外客に伝えるかにかかっている。
 今回の『高橋竹山探訪バスツアー』のような地味であるがクオリティの高い、努力が今後も求められる。
 東北新幹線全線開業を遠く離れた温泉地でも待ち焦がれていた。黒石温泉郷だ。
東北新幹線全線開業を記念して津軽伝承工芸館ホールで中南地域県民局主催で「津軽温泉大学第二回セミナー」が12月9日に開催された。
講師は勿論、東北新幹線新青森駅経由で黒石入り。新幹線効果が話題となった。
 当日は、「日本一のこけし灯ろう祭」が行なわれて、セミナー後は共同浴場で源泉を楽しんだ後、温泉街に展示されたこけし灯ろうを鑑賞。
 
 
 
温泉大学セミナー講師:大沼旅館五代湯守 大沼伸治氏。NPO法人東鳴子ゆめ 会議理事長、丸の内朝大学温泉トラベルプランナー講師など多彩。
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 温泉大学セミナー風景:旅館女将、湯治宿湯守、行政、事業者、活性化活動   家など参加者も多様
     セミナーは凡そ2時間、東北新幹線全線開業の最大最善の効果を得ようと
   熱心な聴講、議論となった。さいご、県民局から「ホットアップルジュース」が提   供され、身も心も温かになった。
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新幹線全線開業に向けて黒石温泉郷で地域一丸となって準備したのが
 「日本一のこけし灯ろう」。巨大なこけし灯ろうが、ユックリ回る様は癒しの里
  ならではのおもてなし。
  映像は、温湯温泉駐車場に特設された巨大こけし灯ろう
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 温泉街の老舗「後藤客舎」のこけしも幽玄だ
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 温泉街の共同浴場「鶴の湯」は灯ろうこけしに囲まれ、シンボリックだ
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東北新幹線全線開業後、一週間・・・新聞紙上では様々な角度から開業効果を問う記事が多い。しかし、8年前八戸駅開業時の経済背景、新青森との地勢の違い、何よりも激変した政治背景などを考えればそんな簡単に過去との対比、地域比較はできないだろう。メディアの宿命はそれでも記事にしなければならないところだろう。
 なによりも大事なのは、それぞれの地域が昔から持っている歴史と伝統をキーワードとして、おもてなしの仕掛けを鮮明化することだ。その意味で、「温湯こけし」で有名な黒石温泉郷の試みが注目される。
   ・黒石こけし号:新青森駅〜黒石温泉郷間、無料シャトルバス
     ・温泉なべ、温泉豆乳なべ、温泉豆腐、豆乳うどん、温泉玄米、温泉つけもの、    温泉なっとう、温泉ピクルス・・・などの温泉食品
     ・温泉郷スノーアトラクション、温泉郷雪祭り・・・
 
 
   青森県の観光地の方々が、それぞれの地域に根ざした取組みを強め、情報発信することが東北新幹線全線開業の最大の効果を得る最善の方策だ。
     夢はこれから大きく膨らむ。   更なる努力を。
 
 
 
 
 

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