のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

アーティスト名/サ行

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ジョニ・ジェイムス(JONI JAMES)の「100ストリングス・アンド・ジョニ・オン・ブロードウェイ」(100 STRINGS & JONI ON BROADWAY)です。MGMのオリジナル盤のようで、モノラル仕様になります。と言いますのも、レーベルは黄色ではなく黒色カラー文字で、この当時に変わったように思うのですが、定かではありません。レーベル両面には溝がついていますので、オリジナルのようにも思います。レコード番号はE3839。

盤には少々スレが見受けられますが、音質にはほとんど影響ありません。若干のプチパチは仕方のない程度です。ジャケットにはややスレがあり、天部分が小口から5cmほど割れていますがテープで補修した跡があります。とは言え、45年以上前の中古盤としては上々の部類かと思います。

このレコードは1960年にリリースされたもので、直前にリリースされた「100 STRINGS & JONI」がヒットしたため2匹目の泥鰌狙いで録音されたものです。100人のストリングスがバックを務めているそうですが、真相は分かりません。

前作でまたもやブレイクしたわけですから、その勢いでこのアルバムも中々の評判だったようです。オン・ブロードウェイと言うだけあって、題材をほとんどミュージカルに求めていますので、いわゆるジャズからはちょっと遠ざかったところに位置します。

収録曲は、A面に「Hey There」、「'Til There Was You」、「I've Grown Accustomed To Her Face」、「Bali Hai」、「Isn't It Romantic」、「If I Loved You」の6曲、B面に「Mr. Wonderful」、「Baubles, Bangles And Beads」、「Bewitched, Bothered And Bewildered」、「Hello Young Lovers」、「Smoke Gets In Your Eyes」、「The Party's Over」、の6曲、計12曲になります。

プロデュースはACQUAVIVAという記載がありますが、これはTONY ACQUAVIVAという彼女の旦那の名前です。「アクアヴィーヴァ」とでも読むのでしょうか? 大体100ストリングスの企画を出してきたのが彼だとされています。

この当時30歳くらいだった彼女は正にいい感じの女性だったわけで、夫がいても全然不思議ではなく、いない方がおかしいくらいです。100ストリングス・シリーズは、その夫が再び妻を売り出そうとして企画したシリーズだったわけで、結果は大成功を収めました。

何でこの企画を思い付いたかというと、いつだったか彼女の声がヴァイオリンのように聞こえたそうです。そしてかつてストリングスをバックに歌ったことがないことに気付くのでした。どうやら、流行の「天の声」を聞いたようで、その天啓は正しかったと言うべきでしょうか、なんかでき過ぎの話しではあります。

彼女は1960年代半ばに引退してしまいますが、その理由は件の夫が病気になり、その看病のためといいますから泣かせますね。彼の死後、彼女は再婚しますが、何年も経てば心境の変化も訪れますか…。

前に、彼女のことを「オジョウ」と呼びましたが、こういう呼び方をしていると「ごくせん」と間違われるようなので、「オジョウ」は止めにします。

ジャケットの写真は、おそらく合成なんでしょうが、ブロードウェイの劇場前に立って微笑んでいる彼女を捕えています。どこか早見優をケバくしたようなイメージを抱くのは私だけでしょうか。この頃30歳、イブニングドレスに毛皮のショール、加えてロング・グローブが似合ってますね。普通、こんな方が立っておられたら、付近の殿方は彼女にくぎ付けでしょうが、背景の男性諸氏は我れ関せずみたいな風情ですから、合成に間違いありません。

ミュージカルに題材を求めていますから、大体どこかで聴いたような曲が続きます。ほとんど彼女独自の歌い方になっていますから、原曲との比較は無意味でしょう。勝手に判断したところ、聴きものは意外にも「Bali HAi」やB面の「Smoke Gets In Your Eyes」辺りかなと思います。彼女の歌唱がお好みなら、どれもいいんですけどね。ストリングスとの共演は蓋しバッチリだったようです。

何年か前に、確かDIWから再発日本盤が出ていましたが、プレス自体も東洋化成しかないときですから、盤質などは推して知るべしで、ジャケットも変更されていたような気がします。CDの再発版も安易なカップリングで有り難味には欠けてましたね。いずれにしましても、こういった歌い手のアルバムは重厚感からもやっぱりオリジナルやオリジナルに近いLPが最善で、ジャケットも含めて中々の程度である本盤はお薦めの1枚です。


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