のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

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カウント・ベイシー(COUNT BASIE)の「プライム・タイム」(PRIME TIME)です。PABLOのオリジナル盤のようにも思えますが、RCAの表記がありますからリイシューかもしれません。

レコード番号は2310−797で、オリジナルの番号を踏襲しているようです。盤には、ややスレが見受けられますが、目立つキズはなく、かなり良好な程度です。再生に支障のあるダメージはありません。ジャケットにはスレがありますが、底抜けや割れはなく、まあ普通の中古盤といったところでしょうか。

このレコードは1977年にLAで録音されたもので、かなりの好調を維持していた頃のベイシー・ミュージックを楽しめる1枚です。カウント・ベイシー・オーケストラは1978年に来日しており、そのときのライブ盤も日本企画でPABLOからリリースされていますが、それとパーソネルは大体同じで来日時の熱気を髣髴とさせる演奏です。

パーソネルは、ピアノに御大のベイシー、トランペットにソニー・コーン、ピート・ミンガーほか、トロンボーンにアル・グレイ、カーティス・フラー、ビル・ヒューズほか、サックスにジミー・フォレスト、エリック・ディクソン、ダニー・ターナーほか、ベースにジョン・デューク、ギターにフレディ・グリーン、ドラムスにブッチ・マイルスといったメンバーで、カーティス・フラーとジミー・フォレストの参加が珍しいところです。

来日時には、デニス・ウィルソンとケニー・ヒングが彼らに代わって参加していました。録音は少々ベースが強調された感じですが、いわゆるHI−FI録音には違いなく、レンジの広そうな質感を感じさせてくれます。アレンジの担当がサム・ネスティコですので、ダイナミックで躍動的なベイシー・サウンドを堪能でき、ある意味では大変好ましいまとまりかと思います。

1977年にこのアルバムをリリースし、1978年に来日し、1979年にはモントルーにおけるライブ盤が一世を風靡したベイシー・オーケストラです。したがって70年代後半におけるベイシーの足跡を辿るには、メンバー交代のあった77年におけるこのアルバムは欠くことのできないものかもしれません。


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