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アーマッド・ジャマル(AHMAD JAMAL)の「ハッピー・ムーズ」(HAPPY MOODS)です。ARGOのオリジナル盤、ステレオ仕様になります。レコード番号は、LP662。
盤にはややスレキズが見受けられますが、音には殆んど影響ありません。多少のプチパチが聞こえますが、45年以上前のレコードでは、この程度はいたし方ありません。
ジャケットは、ややスレとヤケが認められ、天が5センチほど剥がれかかっています。その他にはヌケや割れはありませんので、普通程度の中古盤といったところでしょうか。
パーソネルは、ピアノにアーマッド・ジャマル、ベースにイスラエル・クロスビー、ドラムスにヴァーネル・フルニエというトリオです。このレコードは1960年にシカゴで録音されたもので、ジャマル・トリオ最盛期の演奏を捉えたアルバムの一つです。
シングル・トーンが美しく響き、微妙なブロックも挟み、尚且つ間の取り方が絶妙なジャマルの演奏は、強アタックでなくとも何故かスイングするから不思議です。レッド・ガーランドのタッチと似たところもあり、当時のマイルス・デイヴィスがメンバーに欲しがった気持ちが分からなくはありません。と言うより、ジャマルのイメージをガーランドに求めたのかもしれません。
ジャマルとしては、マイルスのグループに入っていたら、その特質はうまく表出できなかったのではないかとも思いますので、マイルスの誘いを断っておいて正解だったのでしょう。
冒頭の「Little Old Lady」一発でジャマル節全開です。ほかも聴きどころがそれぞれありますので、じっくりと聴かれることをお薦めします。快速調の「Speak Low」などイー感じです。秋から冬の夜長に適した快調な演奏だと思います。
ジャケット写真にはジャマルのニヤケタ顔が写っていますが、これで判断してファンキー・コテコテと誤解なさらぬように…。
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