のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

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アーネスティン・アンダーソン(ERNESTINE ANDERSON)の「ザ・トースト・オブ・ザ・ネイションズ・クリティックス」(THE TOAST OF THE NATION'S CRITICS)です。MERCURYのオリジナル盤、モノラル仕様です。レコード番号はMG20400。

盤には、わずかなスレが見受けられるものの、ほとんど問題はなく、良好な再生が可能です。
ジャケットにも、わずかにスレが認められますが、概ね良好で、底抜けや割れはありません。ビニール・コーティングの施された立派なジャケットです。

このレコードは1958年にリリースされたもので、アーネスティン30歳時のものです。
快速調からバラード・テンポに渡り、好調な歌唱を聴かせてくれます。後年コンコルドからカムバックした彼女ですが、カムバック時のいかにも落ち着いた雰囲気だけではない、いわゆる若かりし頃の溌剌とした、つまりは恐いもの知らず的な歌唱かなと今となっては思えます。

しかし、若くとも(30歳なら若くもないか…)巧いもんで、異常にアクが強いわけではなく、ソフィスティケイトされたブルース・フィーリングとでも呼ぶべき雰囲気と中々にシャープなリズム感を兼ね備えた、いい感じです。

彼女のアルバムでは処女作とされる「HOT CARGO」が有名ですが、その2年後に収録されたこのアルバムも彼女の資質を上手く伝えており、評論家諸氏では有名人というようなタイトルに恥じない仕上がりだと勝手に思っています。

はなペチャながら見ようによっては愛らしいところもあるようなないような容貌で、当時は案外な人気があったんだろうと想像されます。

実は1970年代のコンコルドにおける諸作も必聴に値する出来なのですが、この当時の青春の記念碑的(?)アルバムも聴き逃す手はありませんね。若い方がいいのに決まっているのは、世の常識かもしれません。


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アニタ・オデイ(ANITA O'DAY)の「ピック・ユアセルフ・アップ・ウィズ・アニタ・オデイ」(PICK YOURSELF UP WITH ANITA O'DAY)、モノラル仕様です。VERVEのオリジナル盤になります。レコード番号はMGV−2043。

盤にはややスレが認められますが、概ね良好な程度です。ほんの少しプチパチいいますが、VERVEの場合は致し方ない程度です。モノラル用カートリッジでは殆んど問題ありません、普通に再生できます。ただし、B面の1曲目にはプツッを感じます。

ジャケットには、少しスレが見受けられ、天部分は8cmほど割れていますが、その他にはヌケや割れもなく、大体OKの状態です。50年前の商品としては良好な方でしょう。

2、3回に分けて録音されたものですからパーソネルは結構多岐にわたります。2グループがバックを務めていまして、片やハリー・スィーツ・エディソンのトランペット、ラリー・バンカーのヴィブラフォン、ポール・スミスのピアノ、バーニー・ケッセルのギター、ジョー・モンドラゴンのベース、アルヴィン・ストーラーのドラムスというセクステット、片やバディ・ブレグマンのオーケストラで、メンバーにはコンテ・カンドリ、ピート・カンドリ、ミルト・バーンハート、フランク・ロソリーノ、ハーブ・ゲラー、バド・シャンク、ジョージ・オールド、ボブ・クーパー、ジミー・ジュフリー、ポール・スミス、ジョー・モンドラゴン、アルヴィン・ストーラーなどのクレジットが確認されています。ウェストの名だたるプレーヤーが一同に会したようなメンバーで、流石はノーマン・グランツといったところでしょうか。

収録曲は、A面に「Don't Be That Way」、「Let's Face The Music And Dance」、「I Never Had A Chance」、「Stompin' At The Savoy」、「Pick Yourself Up」、「Stars Fell On Alabama」の6曲、B面に「Sweet Georgia Brown」、「I Won't Dance」、「Man With The Horn」、「I Used To Be Color Blind」、「There's A Lulu In My Life」、「Let's Begin」の6曲の計12曲です。聴きどころはA面の後半3曲とB面の「Sweet Georgia Brown」、「Man With The Horn」でしょうか…。バド・シャンクと思しきアルトが中々効いてます。

このアルバムは1956年に録音されたもので、暫く第一線から遠ざかっていた彼女を再び売り出すべくノーマン・グランツが力を注いだ頃のリリースです。

この頃の彼女のアルバムには、「THIS IS ANITA」と「ANITA SINGS THE MOST」があり、本アルバムと併せて3部作たる位置付けになるはずですが、どういうわけか本アルバムだけが不遇をかこったような扱いになっています。不思議な現象だとは思いませんか?

一部ジャズ・ファンの間では「巨乳」アルバムとして有名らしく、確かに他のアルバムでの彼女、あるいは「真夏の夜のジャズ」での彼女を見る限りではシンジラレナーイ巨乳ぶりです。大体、38歳にしてこんなに尖ったシルエットがありえますかねえ…。フェイクということでご理解ください。

アニタ・オデイは1918年生まれですから録音当時は38歳だったわけで、いかにもトウが立ちまくった年齢ではあるものの、歌唱を聴いている限りではそういうトウはあまり感じません。ジャケット写真のお顔立ちにはそれらしき年齢を感じますので、例の「トンガリ巨乳」はイカにもタコにもイクラでもって感じでござんすね。

今やLPどころか、不遇ゆえにCDでも見かけなくなったアルバムのようですが、持てる者の喜びとしてはLPに勝るものはないでしょう。結構強力にお薦めします。

というようなことを書いている最中に、アニタ・オデイの訃報が届きました。87歳だったそうで、ご冥福をお祈り申し上げます。いろいろ書いてしまってご免なさい。でも、貴女の歌声をいつまでも私たちは覚えています。楽しいときをありがとう。


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