のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

アーティスト名/サ行

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スタン・ゲッツ(STAN GETZ)の「ピュア・ゲッツ」(PURE GETZ) です。CONCORDのオリジナル盤になります。

このレコードは1982年の録音で、パーソネルは、テナー・サックスにスタン・ゲッツ、ピアノにジェームズ・マクニーリー、ベースにマーク・ジョンソン、ドラムスにヴィクター・ルイスもしくはビリー・ハートです。

この当時のゲッツは随分好調で、コンコード・レーベルに移籍すると、同社のあるサンフランシスコに
転居していたそうで、録音への意気込みが感じられます。ピアノのジェームズ・マクニーリーはこの頃
新人扱いされていますが、結構なソロパートを与えられ、ゲッツの期待は高かったようです。コンコード
にありがちな若干エッジの強いピアノ音ですが、全体のバランスは悪い感じではありません。 

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ソニー・ロリンズ(SONNY ROLLINS)の「モア・フロム・ザ・ヴァンガード」(MORE FROM THE VANGUARD)です。BLUENOTEのオリジナル盤、モノラル仕様、2枚組みです。レコード番号はBL−NA475−H2。

盤にはスレやキズは殆どなく、新品同様の状態を保っています。ブルーノート独特の音質は問題なく再現できます。ジャケットにはほんの少しスレがあり、右下に若干のウォーター・ダメージが認められますが、概ね良好な程度かと思います。

パーソネルは、テナー・サックスにソニー・ロリンズ、ベースにドナルド・ベイリー、ウィルバー・ウェア、ドラムスにピート・ラ・ロッカ、エルヴィン・ジョーンズです。ベースとドラムスが二人ずつクレジットされていますが、これは同日のライブながら、昼間と夜間のセッションでの違いになり、ドナルド・ベイリーとピート・ラ・ロッカはお昼の部、ウィルバー・ウェアとエルヴィン・ジョーンズは夜の部ということです。

このレコードは1957年11月3日に、ヴィレッジ・ヴァンガードで録音されたライブ盤で、既にBLUENOTE 1581としてリリースされていた「A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD」の未発表録音集になります。

後年、コンプリートな形で収録順に編集されたCD2枚組みがリリースされますが、今回のアルバムが世に出るまで、「VILLAGE VANGUARD」の未発表曲に出会えるなどとは想像もしていませんでした。それ故に初めてこのアルバムを目にしたときの驚きは例えようのないものだったと記憶します。

元々の1581はロリンズにとって3大名盤の一つとされるほど有名なアルバムです(残りの2枚は「SAXOPHONE COLOSSUS」と「WAY OUT WEST」というのが一般的な解釈でしょうか…)。このアルバムでロリンズが挑んでいるピアノレス・トリオの形態ですが、この編成を一般化したのは間違いなくロリンズその人で、この録音に遡ること8ヶ月前にロリンズ最初のピアノレス・トリオによるアルバム「WAY OUT WEST」がCONTEMPORARYに録音されています。

本作はピアノレス・トリオによるライヴ・レコーディングで、ロリンズにとっても初のライヴになります。「WAY OUT WEST」は確かに名盤で、そのまとまり具合も技巧的にも、ウェストの名手であったレイ・ブラウンとシェリー・マンのお陰を被っている局面を感じさせます。

それに比して、ヴァンガードでの録音はライブということもあり、一段とアグレッシブなプレイを披露しています。特に変態ベーシストの異名を誇るウィルバー・ウェアとプッシュ命のエルヴィン・ジョーンズとのプレイが、(聴き様によっては)鬼気迫るものも感じられて異様な雰囲気をもたらしてくれます。
こういった演奏に、どういうわけかルディ・ヴァン・ゲルダーのしつこめの録音が妙にマッチします。このライブ・スポットの雰囲気を絶妙に伝えているのです。

エルヴィンのゲロゲロ声もしっかりと収録されており、ゲロゲロに負けじとブンブンベースを奏でるウェアも秀逸で、私はこの日のライブ演奏を非常に好ましく思っています。

また、昼の部のベイリーとラ・ロッカですが、実はこのメンバーでの演奏にも耳を傾ける必要があります。夜の部ほどアクは強くありませんが、適当なスムーズネスとメリハリをしてロリンズの演奏も縦横無尽に空間を埋め尽くしているように私には聴こえます。何故にオリジナル1581には昼の部の「A NIGHT IN TUNISIA」が収録されたのか、お分かりいただけるのではないでしょうか。

いずれにせよ、オリジナル1581に本アルバムを加えれば、ロリンズの1957年11月3日は完全に網羅できます。コンプリートCD盤もお手軽で結構ですが、そもそもの音なり演奏なりは、やっぱりLPかなと思います。


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ソニー・スティット(SONNY STITT)の「ウィズ・ストリングス」(WITH STRINGS A TRIBUTE TO DUKE ELLINGTON)です。

CATALYSTのオリジナル盤になります。レコード番号はCAT−7620。盤には、輸入盤特有の粗雑感が認められますが、目立つスレやキズはなく、かなり良好な程度を維持しています。再生に支障はありません。

ジャケットにはスレ、当たり、エッジの破れが見受けられ、「中の下」といったところでしょうか。底抜けや割れはありません。

このレコードは1977年に録音されたもので、ソニー・スティットが亡きデューク・エリントンに捧げたアルバムです。収録曲には、冒頭の「TAKE THE "A" TRAIN」からエリントン・ナンバーが続き、「PRELUDE TO A KISS」、「COTTON TAIL」、「IN A SENTIMENTAL MOOD」、「IN A MELLOW TONE」など有名な楽曲で占められています。

パーソネルは、アルト・サックスとテナー・サックスにソニー・スティット、ピアノにギルド・マホネス、ベースにアレン・ジャクソン、ドラムスにクラレンス・ジョンストン、加えてビル・フィネガン・ストリング・アンサンブルとなっています。

要はワン・ホーン・クァルテットにストリングスが付加されたアルバムで、アレンジをビル・フィネガンが担当しています。スティットの演奏を浮き立たせるようなアレンジになっていますから、ストリングスがでしゃばり過ぎず違和感は感じません。

曲によってテナーとアルトを持ち替えるスティットで、どちらにおいても彼なりのスィング感を提供してくれます。強いて言うなら、アルトの方がよりアグレッシブかつナイーブな質感で、テナーはごく普通なのかもしれません。これは聴く人の判断にお任せします。

サイドメンでは、ギルド・マホネスの控え目ながら堅実なサポート、案外にイケるアレン・ジャクソンのベースが聴きものです。 ジャケットの程度がそれほど良くないので低価格からスタートしますが、盤自体の程度は良好ですから、お買い得かもしれません。


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ズート・シムズ(ZOOT SIMS)の「ホーソーン・ナイツ」(HAWTHORNE NIGHTS)です。PABLO原盤のRCAによるリイシュー盤と思われます。

盤には使われた形跡が殆どなく、新品同様です。輸入盤特有の粗雑感はありますが、これは仕方ありません。ジャケットには、やや当たりとスレが見受けられますが、これも良好な部類だと思います。底抜けや割れはありません。

パーソネルは、テナー・サックスにズート・シムズ、バリトン&バス・クラリネットにビル・フッド、クラリネットとテナー・サックスにリッチー・カミューカ、その他リードにジェローム・リチャードソン、トロンボーンにフランク・ロソリーノ、トランペットにスヌーキー・ヤングほか、ピアノにロス・トンプキンス、ベースにモンティ・バドウィック、ドラムスにニック・チェローリとなっています。また、アレンジと指揮をビル・ホルマンが担当しています。

このレコードは1976年に録音され1977年にリリースされたもので、一時矢鱈とリリースされたPABLOのアルバム中では、それほど人口に膾炙しなかった1枚で、却ってレアかもしれません。1970年代後半から80年にかけて、ズートは好調を維持していたと考えられ、加えて駄盤の少ない人ですから、結果は似たような出来になろうことが予想されますが、このアルバムはアレンジをビル・ホルマンが担当し、かつてのハーマン・バンド(フォー・ブラザーズとかの)を彷彿とさせる演奏をも繰り広げます。

こう考えますとキャリアの長いプレイヤーでしたね、ズートは。正にズーッとプレイし続けてきたんですな。ジャケットの写真は、同時出品している「THE SWINGER」のそれと数秒の差もなく撮影されたものと想像されます。

何故にこういう写真をしつこくもジャケットに使用して同じようなデザインを延々と続けるのか、当時のグランツの趣味を疑いますが、今となっては一目で分かるPABLO盤ということで、功罪相半ばする効果を齎しているようです。

今やCDでも見つけ難く、またCDではジャケット・デザインが悉く変更されつつあるPABLO盤ですので、貴重な(?)LPでいかがでしょうか。


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ジョン・クレマー(JOHN KLEMMER)の「ブラジリア」(BRAZILIA)です。ABCのオリジナル盤になります。

ジョン・クレマーというと、少々フリーキーなトーンも交える今風のサックス・プレーヤーですが、残念ながら日本での知名度は今一つのようです。案外に元気がいいから、気分が高揚するタイプのミュージシャンです。

このレコードは1979年に録音されたもので、時期的にはフュージョンがかった内容を連想させます。しかし実際はそうでもなく、ややソフト系に振ってはいるものの、水準以上の演奏を聞かせてくれます。

主なパーソネルは、テナー・サックスにジョン・クレマー、ピアノにジョルジュ・ダルトと何とビクター・フェルドマン、フェルドマンはフェンダーのローズも弾いています。ギターにオスカー・カストロニブス、ベースにアブラハム・ラボリエル、ボブ・マグヌッセン、ドラムスにレニー・ホワイト、アレックス・アクーニャ、パーカッションにアイアート・モレイラ等となっています。曲目には「ハートブレイク」や「サマータイム」なども含まれており、結構楽しめる1枚です。


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