のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

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ドン・バイアス(DON BYAS)、バド・パウエル(BUD POWELL)の「キャノンボールに捧ぐ」(A TRIBUTE TO CANNONBALL)です。COLUMBIA原盤のリイシュー盤かと思われます。時期的にはオリジナルかもしれませんが、よく分かりません。ただし、デモンストレーション用の非売品になります。レコード番号はJC−35755。

盤にはスレやキズもなく良好で、ほとんど新品同様です。こうなると、見本盤というのも狙い目なのかもしれません。ジャケットには、ややスレが見受けられますが、総じてダメージはなく、これも良好な状態かと思います。

パーソネルは、テナーサックスにドン・バイアス、ピアノにバド・パウエル、トランペットにイドリース・シュリーマン、ベースにピエール・ミシュロ、ドラムスにケニー・クラークというメンバーです。このレコードは、1961年にパリで録音されたもので、パウエルの最晩年の録音としても貴重なものです。

ケニー・クラークを始めとして、パウエル、バイアスとも60年代にはヨーロッパに住んでおり、そういう彼等が集まってバップ・スタイルを踏襲した演奏を繰り広げたのが、このアルバムと言えます。パウエルは中々に好調なプレイを聞かせますし、バイアスのプレイには熱気が感じられます。クラークのドラムスは毎度の通りですが、案外にベースが聴きものかもしれません。構文が異なったとしても、互いを補って強烈なスィング感を生み出している好例でしょう。

この後、パウエルは1964年に亡くなり、バイアスも不遇の末に1972年に亡くなります。彼らの偉大な記録をLPでいかがでしょうか?


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ダイナ・ワシントン(DINAH WASHINGTON)の「ホワット・ディフレンス・ア・デイ・メイクス」(WHAT A DIFF'RENCE A DAY MAKES)です。MERCURY原盤のPolyGramによるリイシュー盤と思われます。レコード番号はML−8006。

このレコードはオリジナルが1959年にリリースされたもので、このリイシューは1960〜70年代のようです。ダイナ・ワシントンは、日本ではクリフォード・ブラウンとの「DINAH JAMS」が余りにも有名で、それ以外は今一つCD化も進んでいない様です。

一昔以上前に、ダイナのコンプリート・マーキュリー・シリーズが発売されていましたが、売上が好調だったかは不明です。ジャズ・ボーカルではエラ・サラ・カーメンが大御所とされているものの、このダイナなどはワン・ワードですらジャズになる稀有な存在かもしれません。

シャウトとノリの良さで間口の広い歌手であり、一方では「ブルースの女王」などと呼ばれていました。それ故に一部では「わめく」とか「がなる」とかの評も散見されますが、そうでもないダイナがこのアルバムに収められています。ほぼ全編ミディアムないしスローで通すこのアルバムは、彼女最大のヒット曲とされるタイトル曲を始め、「CRY ME A RIVER」や「I THOUGHT ABOUT YOU」などを収録しており、相当な黒さとブルース・フィーリング溢れた名唱を楽しめます。CDも輸入盤で出ていたようですが、やっぱりLPかなと思います。


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チャールズ・アーランド(CHARLES EARLAND)の「フロント・バーナー」(FRONT BURNER)です。MILESTONEのオリジナル盤になります。レコード番号はM−9165。
盤には輸入盤特有のスレとほんの少しすりキズが認められますが、音質には殆ど影響ありません。快適に再生できます。ジャケットには僅かな当たりが見受けられるものの、概ね良好な程度かと思います。

パーソネルは、オルガンにチャールズ・アーランド、テナーサックスにビル・イーズレー、トロンボーンにヴァージル・ジョーンズ、ギターにボビー・ブルーム、ドラムスにバディ・ウィリアムズ、パーカッションにフランク・コロンというメンバーです。

このアルバムは、1988年に録音されたもので、ファンキー・コテコテ路線を歩んできた彼が、それほど公に出てこなくなり何やってんだろうと思われていた頃にリリースされています。何となく当時の動向が感じられる1枚ではあります。

アーランドと言えば、元々サックス奏者で、ジミー・マックグリフなど共演している内に自分もオルガンを弾きたくなって転向したというちょいと変わり者ですが、オルガニストとして独立して吹き込んだ、1969年の「BLA
CK TALK」が大ヒットし、PRESTIGEのコテコテ路線に巧く乗っかった一人です。

その後、MUSE〜CBSと渡り歩いた後に少々鳴りをひそめていたもので、この「FRONT BURNER」は、新たにボブ・ポーターのプロデュースによりカムバックを遂げたアルバムになるわけです。何故かMILESTONEのアルバムながらオリン・キープニューズのクレジットはありません。少々趣味が異なったのでしょうか…。

アーランドは惜しくも(?)1999年に亡くなっていますが、結局死ぬまでフレーズがあんまり変わらなかったという特徴を持っており、これをして揺るぎない意志の力とみるか、ハンコで押したプレイとみるかのご判断はお任せいたします。

いずれにせよ、ファンキー、ノリノリ、コテコテ、フリフリなどの常套句を並べざるを得ない一人とは言うものの、演奏の楽しさにかけてはやはり第一人者の一人に間違いないのも事実です。録音担当は、ご存知の「ルディ・ヴァン・ゲルダー」で、イングルウッドのスタジオで録音されています。こういった演奏にヴァン・ゲルダーのシツコメ録音はもってこいのようです。この後、アーランドはまたしてもMUSEに復帰しますから、MILESTONEでのリリースというのは特異な1枚なのかもしれません。


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デイブ・ブルーベック(DAVE BRUBECK)とポール・デスモンド(PAUL DESMOND)の「1975:デュエッツ」(1975:THE DUETS)です。A&M、HORIZONのオリジナル盤になりますが、非売品扱いのドリル・ホール盤です。

このレコードは、1975年に録音されたデイブ・ブルーベックとポール・デスモンドのデュエット・アルバムで、勿論ピアノにブルーベック、アルトサックスにデスモンドということです。ご存知のように、ブルーベックとデスモンドは、デイブ・ブルーベック・カルテットにおいて長く共演してきましたが、デュエットの演奏はこれが最初のものでした。発売当時は結構話題になったと記憶します。

ライナー・ノーツはデスモンド自身が書いており、名文家で知られる彼の文章を眺めるのも楽しいものでしょう。演奏自体は、お互いを尊重するが如く、特にブルーベックが控えめなプレイを心掛けているようで、デスモンドのアルトを引き立てるために、最善の手法を採ったようです。ジャズ界広しと言えど、正にデスモンドの如き音色は唯一無二で、その模倣者は皆無と言えます。

おそらくお互いに尊敬し合っている2人が生み出した、至福の時を体験できるようなアルバムではないでしょうか。今やHORIZON盤は入手困難かと思います。ドリル・ホール盤ではありますが、再生に影響するようなダメージはありませんので、珍しいオリジナルLPはいかがでしょうか。


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チャールズ・ミンガス(CHARLES MINGUS)の「ミンガス・アー・アム」(MINGUS AH UM)、新品・未開封です。COLUMBIA原盤のリイシュー盤かと思われますが、レコード番号はオリジナル通りのCS−8171になります。

パーソネルは、ベースにチャールズ・ミンガス、トロンボーンにジミー・ネッパー、ウィリー・デニス、テナーサックスにブッカー・アーヴィン、アルトサックスにジョン・ハンディ、シャフィ・ハディ、ピアノにホレス・パーラン、ドラムスにダニー・リッチモンドという陣容です。

このレコードは1959年に録音されたもので、この1年後の「ミンガス・プレゼンツ・ミンガス」に繋がる注目盤だと言えます。後年にビッグバンドを率いるまでの、ミンガス・ミュージックのエッセンスが詰まったような演奏ではないでしょうか。

実は、私はジャズを聴き出した頃(30年以上前)に、このレコードに出会いました。最初聴いたときは「何だこりゃ」と思いましたが、そこは若気の至り、カセットにダビングして繰り返し聴いているうちに凄く良くなってきました。冒頭の「ベター・ギット・イット・イン・ユア・ソウル」は、何かの折りには口ずさむほどになっていました。

収録曲は、その他にも「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」や「ブギー・ストップ・シャッフル」などがあり、これを聴けば、大体ミンガスのレパートリーが分かったような気になります。また「フェイブルズ・オブ・フォーバス(フォーバス知事の寓話)」の初演になり、1年後に録音されたCANDID盤と比べて聴くのも一興でしょう。

聞くところによると、このときの録音では世の中への影響を考えたコロンビアの配慮で、フォーバス知事を罵るボーカル部分をカットしたとされています。聴きようによっては気の抜けたビールのような録音になっているかもしれませんが、それは後付けの理屈であり、初演である意義が色褪せるものではありません。「プップー・プップー・ププププープップー」のテーマは、一度聴けば忘れるはずもないでしょう。

ミンガスが何だか理屈っぽくて陰鬱な表情なので嫌いだという人にも、実はお薦めの1枚です。一部のミンガス嫌いの評論家による唾棄すべき文章に惑わされずに、先入観なしにお聴きになることを強く推奨します。


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