のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「トゥデイ、トゥモロウ、フォーエヴァー」(TODAY,TOMORROW, FOREVER)です。CAPITOLのオリジナル盤、ステレオ仕様になります。レコード番号はST−2082。

盤には目立つキズもなく、輸入盤特有の粗雑感はありますが、ほぼ良好な状態です。私の装置では、再生に全く問題ありません。ジャケットには僅かなリング・ウェアと右上に角当たりの跡が認められますが、それ以外は良好で、まずは普通の中古盤以上の程度かと思います。割れやヌケはありません。

このレコードは1964年のリリースで、「Yesterday's Love Songs・Today's Blues」の後に発表されたものです。当時のヒット・ソング(ラブ・ソング)を集めたような構成で、ボサノバの「One Note Samba」や有名な「Unchain My Heart」、「I Left My Heart In San Francisco」などが収録されています。時代のポップス・スタンダードを解釈している彼女ならではの選曲でしょうか。バックはよく分からないのですが、一応オーケストラによる伴奏です。

ジャズ・ボーカルという範疇では、エラ・サラ・カーメンなどとはレベルの違うナンシー・ウィルソンですが、これらの楽曲に聴かれる正確な発音は、ある種気持ちの良い経験です。そんなところが蓋し好適盤で、また、尚且つ分かりやすいところが彼女の特質だったように今にして思います。

今や貫禄のジャズ・ボーカリストとして活躍する彼女ですが、40年程前は何とも可愛い女性だったことは事実で、ジャケットの写真は案外にお宝の部類なのかもしれません。一頃のスイング・ジャーナル人気投票でトップの地位を占めていたのも、安易ながら分からぬでもありません。

カップリングされたCDで再発されているかもしれませんが、ジャケットの有り難味といい、オリジナルLPに勝るものは無さそうです。


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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「10TH ANNIVERSARY PART.1」です。CAPITOLの10インチ、オリジナル盤になります。レコード番号はH1-514。

盤にはほんの少しスレがありますが、これに起因する影響はありません。若干のプチパチ・ノイズは年代からして仕方ない程度です。ジャケットは中央部10cmほど底抜けがあり、他にも角当たりとスレが見受けられますが、50年以上前のものとしては良好な部類かと思います。

このレコードは1953年にリリースされたもので、キング・コールのデビュー10周年記念アルバムのパート1になります。A面にはピアノトリオによる演奏、B面にはオーケストラをバックにしたコールの歌唱が収録されています。リリース当時においては全て未発表マスターからのセレクトでした。

まあ、説明の必要などないほど有名な「キング・コール」ですから、その演奏も推して知るべしで、余計なことを言うのは野暮でしょう。いずれカップリングされた状態で再発されていたかもしれませんが、オリジナルで2枚揃えておくのも悪くはありません。PART.2は別に掲載しておりますので、そちらをご参照ください。


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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「ハリウッド・マイ・ウェイ」(HOLLYWOOD MY WAY)です。CAPITOLのオリジナル盤、モノラル仕様になります。レコード番号はT1934。

盤にはスレが見受けられますが、目立つキズはなく、ほぼ問題はなく再生できる程度かと思います。ジャケットには、そう目立たない折れ跡が見受けられますが、割れや抜け、当たりはなく、ほぼ良好な程度です。

このレコードは1963年にリリースされたもので、ハリウッドのヒット曲、すなわち映画音楽のナンバーを採り上げたもので12曲が収録されています。前作はブロードウェイのミュージカルに題材を求めていましたが、今回は映画音楽です。主だったところでは、「My Shining Star」「Days Of Wine And Roses」「Moon River」などが収録されています。

バックは前作と同じくジミー・ジョーンズのアレンジと指揮により、その他詳細はよく分かりませんが、どうやらトランペットにピート・カンドリ、ベースにバスター・ウィリアムズが参加しているようです。

収録された曲は1936年の「Did I Remember」(Suzy)から1962年の「Days Of Wine And Roses」(同)までを選りすぐってカバーしており、作曲者ではCole Porter、 Jerome Kern、 Henry Manciniなどが並び、作詞者ではJohnny Mercerの作になるものが目に付きます。ジョニー・マーサーは流石に大したものです。

ラストに「You'd Be So Nice To Come Home To」が収録されていますが、例えば有名なヘレン・メリルのそれと比べてみるなどは止した方が良さそうです。ナンシー・ウィルソン流の歌唱をこそ楽しむべきで、極めてノーマルな表現と理解するのが正しい姿勢でしょう。変に追求するのは、ここでは野暮というもので、当時26歳のナンシー・ウィルソンにとっては、これで十分だったと解釈すべきなのでしょう…。

オマケで申せば、ナンシー・ウィルソンの美点は、本来なら必須の基本たる正確な発音による歌唱だと思います。この点においては、いい加減な発音でお茶を濁している凡百の歌手とは歴然と異なります。CAPITOLには、かのナット・キング・コールという格好のお手本が在籍していましたから、自ずと学習されたものと推測されます。

余談ですが、ジャケットには彼女の格好のよい写真が採用されています。幾分かの誇張はあるかもしれませんが、幾多の御大に伍するためには、こういう切り口も必要不可欠だったのでしょうか。後年、彼女はこの名声の殿堂に名前を刻むことになりますが、当時はおそらく夢にも思っていなかったはずです。


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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「ラブ・イズ・ザ・シング」(LOVE IS THE THING)です。CAPITOLのリイシュー盤かと思われます。オリジナルは1957年のリリースですから、オリジナル盤だともう少し厚いような気もしますので、一応リイシュー盤としておきます。

このレコードは1956年の録音で、スタンダードバラード集になります。バックはゴードン・ジェンキンズ編曲、指揮のストリングス入りオーケストラで、ゆったりとしたテンポで丁寧に歌うコールが秀逸です。

正にバラード歌唱の見本とも言うべき内容で、生粋のジャズとは言えないかもしれませんが、コールの偉大さを再認識できる好盤です。正確で美しい発音と歌唱を聴くことは、ある種快感です。現在、CDでも廃盤のようですので、この名盤をLPでいかがでしょうか? 


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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「イエスタデイズ・ラブ・ソングス、トゥデイズ・ブルース」(YESTERDAYS LOVE SONGS・TODAY'S BLUES)です。CAPITOLのオリジナル盤、モノラル仕様になります。レコード番号はT2012。

盤にはスレが見受けられますが、目立つキズはなく、ほぼ快適に再生できます。輸入盤特有の粗雑感はありますが、これは致し方ありません。

ジャケットは、左下角にやや当たりが認められますが、大したものではなく、これも概ね良好な状態を保っています。ヤケや割れ、ヌケはありません。

このレコードは1963年にリリースされたもので、「HOLLYWOOD MY WAY」に続くアルバムです。ジェラルド・ウィルソン・オーケストラをバックに、主にジャズ・スタンダード・ナンバーを歌っています。どうもこの時期には、ナンシーをどういう形で売り出すべきか、レコード企画側にも迷いがあったように窺えます。

しかし、この1年後「HOW GLAD I AM」で彼女はR&B部門でグラミー賞を受賞します。ここから更に間口を広げた活動になっていき、一頃はテレビ番組も受け持つほどの人気者になりました。
というわけで、このアルバムは20代後半に差し掛かった彼女が、最もジャズにリーンした1枚とも言えそうです。

私としては、愛聴曲である「Someone To Watch Over Me」が収録されているので嬉しいアルバムですが、客観的には1曲目の「The Song Is You」や最後の「Blue Prelude」の評価が高そうです。また、繰り返しますが彼女の正確なディクションによる歌唱は、安心できる類いの一つですし、持っていて損はない1枚かと思います。

ジャケットの写真は何だか憂いを帯びた表情で、今一つと言えなくもないところです。


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