のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

アーティスト名/ハ行

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■ 頑固オヤジのレコード評 ■

ピート・ジョンソン、アルバート・アモンズ(PETE JOHNSON, ALBERT AMMONS)の「エイト・トゥ・ザ・バー」(8 TO THE BAR)です。RCAのオリジナル10インチ盤で、当然ながらモノラル仕様になります。レコード番号は、LPT9。

盤には特別に目立つキズなどはなく、若干のプチパチノイズは伴いますが、ほぼ快適に再生できる程度を保っています。

パーソネルは、タイトル通りにピート・ジョンソンとアルバート・アモンズによる演奏です。
このレコードは1941年に録音されたもので、「8 TO THE BAR」とは、8曲が収録されていることを表しているようです。

収録曲は「CUTTIN' THE BOOGIE」、「BARREL HOUSE BOOGIE」、「BOOGIE WOOGIE MAN」、「WALKIN' THE BOOGIE」、「SIXTH AVENUE EXPRESS」、「PINE CREEK」、「FOOT PEDAL BOOGIE」、「MOVIN' THE BOOGIE」の8曲で、ご機嫌なブギウギ・ピアノを堪能できます。



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裏面のライナーには「狭隘な意識の純粋ジャズ・ファンからは、ブギウギは本来、音楽的にみて進歩的なジャズではないなどと批判される対象のようだが、このパワフルでエキサイティングで刺激的な演奏を否定する人は誰もいない」と記されています。正にその通りで、ジャズの祖先とも言うべきスタイルには来るべきブレイクを予感させるパワーを感じます。

こういう下地があったからこそジャズはジャズに変貌していったと解釈するのが真っ当かなと思います。
講釈を垂れるより聴いてみてもらえば瞭然で、熱気に溢れた雰囲気には曰く代え難いものがあるでしょう。
往年の名演奏をオリジナル10インチでいかがでしょうか?



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フランセス・フェイ(FRANCES FAYE)の「コート・イン・ジ・アクト VOL.2」(CAUGHT IN THE ACT VOL.2)です。GNP・CRESCENDOのオリジナル盤になります。レコード番号はGNP92。

盤には、スレやキズもなく殆ど新品同様です。レーベル面に購入年月日の書き込みがありますが、そう見苦しいものではありません。

ジャケットにはややスレがあり、天部分が小口から6センチほど割れています。まあ中古盤としては普通の部類かと思いますが、極美品とは言えません。補修は敢えて当方ではいたしません。

このレコードは1963年(1959年とも)にリリースされたライブ盤で、VOL.1(1959年)はハリウッドのクレッセンドでの収録でしたが、このVOL.2はラスベガスのサンダーバードにおいて録音されたものです。タイトルの「CAUGHT IN THE ACT」とは「現行犯逮捕」というところでしょうか。

フランセス・フェイをご存知でない方も居られるでしょうが、一応クラブ・シンガー、ジャズ・シンガー、アクトレスみたいなカテゴリーに属しておられるようで、要はエンターテイナーと呼ぶべきお方です。

殊にライブ盤はノリノリで、姐御肌そのものの貫禄ステージの様子を聴かせてくれます。あっという間に聴き終える感じで、華やかで楽しいライブの雰囲気を伝えています。

声も大きそうな姐御ですが、気分で曲を選んでいる節も感じられ、例えばB面の2曲目に入る前には「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を口ずさみ、観客の反応を見つつ、実は「BLUEBERRY HILL」を歌いだすという、機知に富んだところも垣間見せます。

観客を喜ばす術を心得た彼女独自の演出が発揮された好盤かと思います。
VOL.1とVOL.2をカップリングしたCDが出ていたようですが、案外レアかもしれないアルバムをオリジナルLPでいかがでしょうか?


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ポール・デスモンド(PAUL DESMOND)の「デスモンド・カルテット・ライヴ」(THE PAUL DESMOND QUARTET LIVE)、2枚組です。HORIZONのオリジナル盤になります。レコード番号は、SP−850、HORIZON10です。

盤には殆んどスレやキズもなく、新品同様に近い水準です。再生に影響するダメージはありません。経過年月から若干のプチパチはあるかもしれません。ジャケットは、ややスレが見受けられますが、大体は良好な状態を保っています。割れやヌケはありません。総じて普通の中古盤程度かと思います。2枚組ですから、見開きジャケットです。

パーソネルは、アルトサックスにポール・デスモンド、ベースにドン・トンプソン、ギターにエド・ビッカート、ドラムスにジェリー・フラーとなっており、ピアノレス・カルテット編成になります。

このレコードは、1975年の10月、11月にカナダ、トロントの「バーボン・ストリート」でベーシストのドン・トンプソンによって録音されたものとのクレジットが中面にあります。ベーシストなのに録音にも長けていたんでしょうか? 演奏中にどうやって録音したのか、できれば様子を拝見したかったものです。

収録曲は、1面に「Wendy」、「Wave」、2面に「Things What They Used To Be」、「Nancy」、3面に「Manha De Carnival」、「Here's That Rainy Day」、4面に「My Funny Valentine」、「Take Five」の計8曲になります。LP片面に2曲ずつですから、それぞれが結構長めの演奏になっています。

ピアノレスでの演奏で、ピアノの代わりにギターを入れているのが中々ハマッています。ご存知のデスモンド・トーンですからギターと妙にマッチします。このアルバムでは類似頭髪型友達で仲良しのジム・ホールではなくてエド・ビッカートがギターを担当していますが、邪魔にならず、これはこれでいい感じだと思います。

余談ですが、確か1970年代後半にジム・ホールが来日したときに、ベースはこのドン・トンプソンだったように記憶します。ジム・ホールのホライゾン・アルバムにも参加していますから、きっとそうでしょう。

閑話休題。こういったメンバーでしかも「バーボン通り」とかいう、飲ませる店(居酒屋じゃないのか?)での演奏ですから、バリバリ・ゴリゴリに過激な演奏には成り得ません。ほろ酔い加減で聴いていて実に快適をもたらすニンマリ演奏です。中年以降のオッサンにとっては癒し系の最たるものですな。誉めてるんですよ。

数曲はこれまたお馴染みのボサノバを入れており、その系統が好きな御仁には堪りませんね。恥ずかしながら私もその系統が好きなのでした。「Manha De Carnival」は邦題「黒いオルフェ」あるいは「カーニバルの朝」として有名な曲で、通常のテンポより若干遅めのアレンジが夜の居酒屋にはピッタリですね。

最後に「Take Five」を持ってくるのがファンには泣かせますね。アジアン・フレーズを取り混ぜる例のスタイルによっています。何故にこのスタイルをデスモンドが好んだのかは不明ですが、ちょっと好みが分かれるところかもしれません。途中のベースソロも、このアレンジを意識したレロレロ奏法です。悪くはないんですけど、やや軟弱かな…。

熱血バリバリのジャズファンからは好ましく思われない演奏なんでしょうが、こういうジャズも止められません。オマケにワン・アンド・オンリーなデスモンド・トーンを堪能できますから、デスモンド・ファンにはブルーベック・カルテットでの演奏より聴きどころ満載です。取り敢えず、デスモンドの演奏に耳を傾けるべきアルバムで、コテコテとは正反対の領域を楽しんでください。単なる軟弱プレイヤーの枠では括りきれない独特の音色はいかがでしょうか。

ジャケットの写真ですが、表面にはデスモンドのアップが写っています。よく見れば胸ポケットが二つあるボタンダウンシャツにウール製と思しきストライプのネクタイ、ドクロマークのように見えるサスペンダー、腕には丸金の腕時計、お馴染みの黒ぶちメガネ、上等そうなケースに左手を置いて、右手の指には残り少ないタバコが挟んでいます。

この直後、アッチッチとなったかどうかは定かではありません。表情を田舎くさくすれば、関西CMソングの重鎮「キダ・タロー」に見えなくもないのですが、このショットは中々イカシタおっちゃんじゃないでしょうか。それにひきかえ、裏面の写真はいただけません。表面と同じく微笑んではいるのですが、変にニヤケてて気持ちが悪い。

既にCDでも再発されたようですが、ジャケットの有難さや音質からはオリジナルに勝るものはありません。CDはデザインも少し変わっているようですね。また何とCDでの最終曲は「Take Five」ではないのです。未収録曲を加えることの功罪が如実に現れた好例でしょう。オリジナルの意図はどこへやら…。


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ファッツ・ウォーラー(FATS WALLER)の「エイント・ミスビヘイヴィン」(AIN'T MISBEHAVIN')です。RCA VICTORの12インチ・オリジナル盤、モノラル仕様になります。レコード番号は、LPM−1246。

盤には目立つキズもなく、ほぼ良好です。多少のプチパチは止むを得ないところでしょう。ジャケットは、天地とも小口から10cmほど割れています。少しスレと当たりもありますので、中の下くらいの程度かもしれません。ただ50年前の盤としてはこんなものかなとも思います。

このレコードは、1956年にファッツ・ウォーラーの過去の録音を集めて作られた見事なコンピレーション盤です。一応プレイヤーは、ファッツ・ウォーラー・アンド・ヒズ・リズムとなっています。

パーソネルは定かではありませんが、時期的にはピアノとヴォーカルにファッツ・ウォーラー、ギターにアル・ケイシー、トランペットにハーマン・オートレー、テナー・サックスにユージン・セドリック、ベースにセドリック・ウォーレス、ドラムスにスリック・ジョーンズといったところかと思われます。

収録曲は、A面に「Honeysuckle Rose」、「Ain't Misbehavin'」、「I Can't Give You Anything But Love, Baby」、「Two Sleepy people」、「I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」、「It's A Sin To Tell A Lie」の6曲、B面に「The Minor Drag」、「The Joint Is Jumpin'」、「Hold Tight (Want Save Sea Food Mama)」、「Your Feet's Too Big」、「Until The Real Thing Comes Along」、「Tea For Two」の6曲、計12曲です。

ファッツ・ウォーラーは、ジャズ・ピアノとオルガンの名手であり、ユニークな唱法と声が自慢のヴォーカリストであり、作曲も数多くこなし、ラジオや映画にも出演した、正に時代が要求したエンターテイナーだったと言えます。ピアノでは、ストライド奏法を確立し、アート・テイタム以前の最大のピアニストであり、オルガニストとしてはカウント・ベイシーに多大の影響を与え、作曲家としては後世に残るスタンダードを数多く手がけて、ちょっと凄い存在です。

「ハニーサックル・ローズ」「ジターバグ・ワルツ」「浮気はやめた」といった名曲の作者で、後年のジャズマンに何度も採り上げられています。ベニー・カーターなんぞは「ハニーサックル・ローズ」を我が曲のように愛奏していますね。「ミュージシャンズ・ミュージシャン」のはしりだったかもしれません。
しかし時代に合わせたためか、道化に扮することも多く、純粋ジャズファンからは1段ランクの低い扱いを受けているようにも思えます。

その名の通り「ファッツ(太い、デブ)」な体型で、ずーっと280ポンドから300ポンドの体重だったといいますから、要は125kgから135kgほどの巨体だったのです。この体型とユニークな歌唱で、一世を風靡したことは確かで、どうにも過小評価されているのが甚だ残念なところです。

アンディ・ラザフとともに沢山の曲を作ったにもかかわらず、飲んだり食べたり、とにかく生活するために曲を売っており、今で言う著作権など自ら放擲していたようです。ハンバーガーの10個や20個は平気で平らげていたそうですから、そりゃ食費が嵩みます。

A面冒頭の「ハニーサックル・ローズ」、「浮気はやめた」はピアノソロで、あとの4曲にはヴォーカルが加わります。「嘘は罪」もご機嫌な演奏です。B面では真ん中の「Hold Tight (Want Save Sea Food Mama)」が陽気で愉快。最後の「Tea For Two」もピアノソロで聴かせてくれます。

年齢的に、サッチモやエリントンとそう変わらず、十分タメを張れるジャズ・ジャイアントだったのですが、悲しいかな肺炎に罹り、楽旅移動中の車中で亡くなってしまいます。時にファッツ・ウォーラー39歳でした。サッチモやエリントンが70歳を超えるまで活躍したことを思えば、随分な夭逝だったわけです。 

ジャケット表裏にある彼の写真ですが、いかにも陽気なこういう笑顔で演奏していたことには間違いありません。いつだったか彼の映像を見ましたが、巨体を揺らしてピアノを弾き、いつのまにか踊りだして歌っているという、エンターテイナーそのもので、それでいてテクニックが正確で実にスイングしていました。

しかし、裏面の写真はホントにアホみたいではあります。流し目ならぬ、まるっきり左を向いた目玉に、下ぶくれの顔かたち、ニヤケタ表情は、あの「こまわり君」じゃあーりませんか。実に笑かしてくれます、流石ですな。

彼の演奏は幾つかCDでも発売されているでしょうが、音質といい有り難味といい、やっぱりアナログ・ディスクには敵いません。何か深みが全然違います。生涯で600曲以上は収録したとか言われる彼には失礼ですが、案外このアルバムでそこそこ事足りるかもしれません。

もちろん演奏スタイルは古いのに間違いありませんが、ここまで来るとスタイルの新旧など超越して、いい音楽はいつ聴いてもいいもんだってことが、このアルバムを聴いてもらえればよく分かります。


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ハービー・マン(HERBIE MANN)の「ロンドン・アンダーグラウンド」(LONDON UNDERGROUND)です。ATLANTICのオリジナル盤で、レコード番号はSD1648。

盤にはややスレはありますが、概ね良好で再生には問題ありません。ジャケットはほんの少しヤケが感じられますが、スレやヌケ、割れなどはなく、これも良い程度です。

このレコードは1974年にリリースされたもので、ロックリズムを基調にしたフュージョン的なアルバムと言えます。ハービー・マンにとっては以前からの音楽を踏襲して展開しているわけで、さて単純なフュージョンと断じるのは少々拙速かもしれません。

とは言え、収録曲はローリング・ストーンズの「BICTH」、クラプトンの「LAYLA」、プロコル・ハルムの「青い影」、ドノヴァンの「MELLOW YELLOW」、スティーブ・ウィンウッドの「PAPER SUN」、ビートルズの「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」などが並び、殆どロックに題材を求めています。

加えて、パーソネルは、フルートにハービー・マン、キーボードにパット・レビロット、ギターにミック・テイラーとアルバート・リー、ベースにファジー・サミュエルズとアル・ゴリー、ドラムスにエインズレー・ダンバーとロビー・マッキントッシュなどとなっており、正にロックバンドそのものの面子です。「MELLOW YELLOW」にだけヴァイオリンのステファン・グラッペリが参加しています。

ロックの曲を採り上げて、ロック・プレイヤーを集めて制作していますから、字義どおりのフュージョンには違いないのですが、殊更にハードもしくは軟弱に流れ切っていない、ある種の骨太さを感じる演奏です。

ロック・リズムに拒否反応を起こす方にはお薦めできませんが、最高の8ビート・サウンドを楽しむには格好の1枚かと思います。中年以上の方にとってのナツメロ・ロック曲を見事なアレンジで蘇らせてくれます。

A面の冒頭が「BICTH」で、ここでリスナーの度肝を抜いておいて一気に聴かせ、B面1曲目の「MELLOW YELLOW」で、グラッペリのヴァイオリンが強烈なスイング感を味あわせてくれます。「青い影」を経て、最後に「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」で締める構成もお見事です。これは続けて聴かせるCDでは味わえない構成の妙かもしれません。

どうやらCDでの再発も見掛けませんので、ある意味稀少なオリジナル盤はいかがでしょうか?


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