のとnoノート(JAZZ編)

超!長文の♪ジャズレコード評♪ですが、ジャズ好きの方にはお楽しみいただけると思います。

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ローランド・ハナ(ROLAND HANNA)、ジョージ・ムラーツ(GEORGE MRAZ)の「ロマネスク」(ROMANESQUE)、新品・未開封です。

TRIO原盤のBLACK・HAWKでのオリジナル盤になり、新品・未開封(シールドのまま)ですから、盤質・ジャケットとも全く問題ないはずです。

パーソネルはピアノにローランド・ハナ、ベースにジョージ・ムラーツのデュエット作品です。このレコードは、1982年の来日中に東京で録音されたもので、リリース元はトリオ・レコードということですが、その後も日本では発売元が変遷し、時期的にもLPによるまともなリリースがなかったようにも思えます。2002年にピーエスシーからCDがリリースされました。そこで、アメリカBLACK・HAWKによるリリースLPです。

内容は、曲の素材を全てクラシックに求めていますので、曲名は原曲そのままの表記となり、例えばドヴォルザークの「フモレスケ(ユーモレスク)」、シューベルトの「セレナーデ」、チャイコフスキーの「白鳥の湖(スワン・レイク)」などとなります。その他、ドビュッシー、レハールらの曲を採り上げています。

クラシックとジャズの融合というサード・ストリーム的なアプローチではなく、主題をクラシックに求めた品位の高いジャズ・アルバムかと思います。ローランド・ハナはもう亡くなってしまいましたが、ジョージ・ムラーツとのデュエット作品は中々に快調で、私は30年ほど前に来日したローランド・ハナをライブで聴いたことがあります。そのときもムラーツとのデュエットを披露しており、息の合ったところを見せていたものです。ちょいとレアなデュエット・アルバムを新品LPでいかがでしょうか?


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レイ・アンソニー(RAY ANTHONY)の「ザ・ヤングマン・ウィズ・ザ・ホーン」(THE YOUNG MAN WITH THE HORN)です。CAPITOLの12インチオリジナル盤、モノラルになります。レコード番号はT−373。

盤にはややスレが見受けられますが、再生上では殆ど問題ありません。若干のプチパチ音を伴うものの、年代からは致し方ない程度かと思います。ジャケットには少しリング・ウェアが認められ、天が小口から10cmほど割れています。底ヌケはありません。これも年代の割りにはそこそこ良好かと思いますが、ちょっと残念なのは表面の左下部分に直径2cmほどの剥がれがあることです。極美品をお求めの方には不向きかもしれません。

このレコードは1950年代にリリースされたもので、詳しいことは不明ですが、レイ・アンソニー&ヒズ・オーケストラによる演奏です。レイ・アンソニーと言えば、少々ニヤケた白人トランペッター&バンド・リーダーですが、50年代を上手く渡った演奏家として有名ではあります。

元々グレン・ミラー楽団やジミー・ドーシー楽団に在籍したことがあり、その後(1940年代後半)に自己のバンドを結成しています。その経歴からも、それらビッグ・ネーム楽団の特徴を適当に織り込んだ様子が窺えます。グレン・ミラーよりはエモーショナルな響きですが、悪く言えばやや端正さには欠けるかもしれません。

1950年代当時には結構な人気バンドでしたので、これはこれで楽しめる演奏だと思います。12インチ盤には10インチ盤に加えて4曲ほど追加されていますので、10インチオリジナルに拘らなければお得な1枚でしょう。


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ラムゼイ・ルイス(RAMSEY LEWIS)の「ハング・オン・ラムゼイ!」(HANG ON RAMSEY!)です。CADETのオリジナル盤、モノラル仕様と思われます。レコード番号はLP−761になります。

盤には、輸入盤特有のスレはありますが、目立つキズはありません。年代からすれば良好な程度かと思います。聴取に差し障りがあるダメージはありません。ジャケットにはややスレが見受けられますが、概ね良好で底抜けや割れはありません。

パーソネルはピアノにラムゼイ・ルイス、ベースにエルディー・ヤング、ドラムスにレッド・ホルトのトリオです。このレコードは、有名な「ジ・イン・クラウド」(THE IN CROWD)の直後にリリースされたもので、カリフォルニアの「ライトハウス」におけるライブ盤になります。

ご存知のように「ジ・イン・クラウド」は当時のビルボードチャート2位までになったアルバムで、その年のグラミー賞を獲得しています。その絶頂期において録音されたこのライブ盤では、聴衆の熱気が如実に感じられ、当時の人気を物語っています。

演奏曲目は、ビートルズ・ナンバー(A HARD DAY'S NIGHT、AND I LOVE HER)を始めとして、エリントンの「SATIN DOLL」などスタンダード、ロック・ナンバー(HANG ON SLOOPY)、オリジナルなど、何でもこいのごった煮状態ですが、これこそがラムゼイ・ルイスの面目躍如たるところなのでしょう。ジャズ・ロックとかロック・ジャズとかフュージョンの先駆けと見ることもできます。

いずれにしても非常に楽しめる演奏で、「ジ・イン・クラウド」の陰になり過小評価されているところもあるのが惜しい1枚だと思います。


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ルース・オーレイ(RUTH OLAY)の「イージー・リビング」(EASY LIVING)です。MERCURYのオリジナル盤、モノラル仕様になります。レコード番号はMG20390。盤には目に付くようなスレやキズもなく、ほぼ問題はなく快適に再生できます。

ジャケットには若干のスレがありますが、全体的には綺麗な程度を保っています。ヌケや割れはありません。立派なビニールコーティングが表面に施されています。

このレコードは1959年にリリースされた、彼女のMERCURYにおける2枚目で、MERCURYでは残念ながらこれが最後のアルバムのようです。要は、紹介してプッシュしてくれたビル・バートンが急死したのでした。

彼女の落胆は普通ではなかったそうですが、さもありなん、彼女とビルはデキていたそうです。さて、サブ・タイトルに「Singing discovery of the Jack Paar Show」とあります。

想像するに、当時深夜のトーク・ショーとして有名だった「ジャック・パー・ショー」(決してパーのジャックではありませんので、誤解のなきよう…)と彼女は何らかの関わりがあったんだろうということで、パーのショーに出演したことをレコードの販促に使った感じがします。ケネディやニクソンが出演したことでも、その頃のパー・ショーは相当インパクトのある番組だったと思われます。

パーソネルなど詳しいことは不明ですが、やっぱりピート・ルゴロがアレンジやプロデュースを担当しており、バッキングは前作(「OLAY!」)よりも大編成のようで劇的度が増しています。すなわち前作よりはジャズから少し離れたイメージかもしれません。

それでも、彼女の特質はキッチリと把握しており、うるさすぎない洗練のシャウトとでも言うべき歌唱が収められています。また独特のビブラートを含んだ唱法は、蓋し一聴の価値があります。

ジャケットには、高価そうな毛皮をまとい、黒い手袋の上から指輪やブレスレットを嵌め、これまた上品ながら煌きのイアリングとネックレスを付けて、片手にタバコ、もう片手にシェリーか白ワインか何か知りませんが、グラスを持って、思わせぶりに(?)こっちを見ている彼女の写真が写っています。

そして、なんと裏ジャケットにはこれら小道具の出自がクレジットされています。毛皮はLAのHarry Rosoff、ダイアモンドはビバリー・ヒルズのMarvin Himだそうです。どちらも今はどうなってるか知る術もない店でしょうが、ビル・バートンがかなりの入れ込みで揃えたんでしょうね、努力がいかにも健気であります。

しかし、こういうセレブ風ファッションの似合う女性です。こんな方がパーティなどに居られたら、殿方の視線をくぎ付けというアホらしいシチュエーションに最適で、すべってしまうでしょうな。

ZEPHYRのアルバムがそれほどメジャーに成り得なかったので、このアルバムをして彼女のセカンド・アルバムと呼ぶのが通例のようですが、テレビ番組に現れた後に彼女の才能は喧伝され、この2枚目も全米で話題になったとされています。惜しむらくはビル・バートンの死で、それがなければ、彼女はもっとジャズ・シンガーとしてブレイクしていたかもしれません。

収録曲の主なところは、エリントン&ストレイホーンの「Just A-Sittin' And A-Rockin'」、ベニー・カーターの「Hurry Hurry」、「Undecided」、「Easy Living」、ボビー・トゥループの「Now You Know」、ゴードン・ジェンキンスの「Blue Prelude」などで、それぞれバートンの意向を踏まえたルゴロのアレンジで表現された歌唱だと思います。

メジャー(?)にはこのアルバムが絶頂期を収めた最後のものかもしれません。おそらく日本盤などはリリースされたことがないと記憶します。今回はモノラル版でのご紹介ですが、別途ステレオ仕様もご用意しておりますので、ご興味があればご覧ください。

というわけで、今回はルース・オーレイのピーク期における3枚をご紹介しました。これらは結構レアなアルバムで、中々に所有欲を満たしてくれる逸品だと勝手に解釈しています。

知られざるジャズ・シンガーの一人ということで、それぞれオリジナル盤をご提供いたします。微妙もしくはわざとらしいビブラートとシャウトに、騙されたと思って浸ってみてはいかが?


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ローランド・カーク(ROLAND KIRK)の「溢れ出る涙」(THE INFLATED TEAR)です。ATLANTIC原盤のRHINOによる復刻盤、新品未開封です。レコード番号はSC1502。

パーソネルは、テナーサックス、フルート、マンゼロほかにローランド・カーク、 ピアノにロン・バートン、ベースにスティーブ・ノボセル、ドラムスにジミー・ホップスとなっています。

このレコードは1967年11月に録音され、1968年にオリジナルがリリースされたもので、これをもってカークの最高傑作とする人も多いようです。

カークは、一時の「グロテスク・ジャズ」とかいう揶揄を含んだ呼称から漸く離れつつあるような印象もありますが、未だに看過されている存在と言うか、変態扱いされている場面にも出くわします。数本のリード楽器を同時に咥えて演奏していましたから、見た目からゲテモノ扱いされるのも止むを得ない面を携えていました。

そういった点からも、純粋ジャズファンからは些か敬遠され、70年代近辺ではロックやポップスのファンから支持されていたようにも記憶します。

このアルバムはメンバー構成からも案外にジャズ的なアプローチがストレートに出たもので、これをしてカークの最高傑作と位置付ける人が多いのかもしれません。とにかく妙な先入観なしに聴かれることをお薦めします。ジャズ的だとかブルース的だとか変にカテゴライズせずに素直に接するのが一番でしょう。

今回はRHINOによる復刻盤ですが、良心的なリリースを心掛けているRHINOですから、品質に問題はないと思われます。


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