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お姉ちゃんの将来の夢は看護士さんになることです。これは私の願いでもあります。
つい最近の事ですが、学校の道徳の時間で先生が、同じ市内で原因不明の病気で亡くなった14歳の中学生の
話をされました。
そのお話を聞いたお姉ちゃんは、学校では泣きたいのを我慢して聞いていたそうです。
家に帰ってから『可哀想。』と言って泣きました。そうして暫く泣いた後に、まだ泣きながらこう言いました。
『こんなに弱くて看護士さんになれるのかな?』
『重い障害の残る子や、病気で死んでしまう小さな子もいるのに、いつも泣いとらんならん・・・。』
私はこう答えました。
『お母さんはチビが生まれてからずっと考えとったことがある。
良く世間じゃ患者さんの立場に立って看護するとか言うけど、お母さんはそれも大事だと思うけど、患者さんや障
害のある人の家族や、兄弟姉妹の心のケアの出来る看護士さんが居たらいい、と思っとった。
身近に難病の人や障害者がいるあんたには、そういう看護士さんになってほしいと思っとる。
あんたなら絶対になれるはず。』
とても良い看護士さんは大勢いらっしゃいます。
でも、試しに相談してみても患者優先だし、所詮自分の身内に難病や障害者がおられない方が大半なので、わ
かってもらえず、綺麗事で終わります。
かえって虚しさが募ります。
でも幼いころから重い障害のあるチビを見続けているお姉ちゃんが看護士さんになれば・・・。
きっと相手の立場に立てるはず。そういう看護士さんになってほしいのです。
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