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こんばんは。
私は、東南アジアで3年半ほど過ごしまして、だいぶ地元の人たちからも現地人と間違えられるようになりました。。。
・・・という冗談はさておき、そんな東南アジア生活も最初は「不便だな〜」と思っていたんですが、慣れるにしたがって、現地の人たちの力強さというか、逞しさに感心するようになりました。
なんて言えばいいんでしょうかね。とにかく逞しいんですよ。
例えば、給与水準なんて、人によって格差がありますが、彼らは1か月にせいぜい1〜2万円相当(あるいはそれ以下)しかもらっていない人がほとんどです。それでも普通に生きてます。
物価の違いだとか、生活レベルの違いだとか、そりゃまあいろいろあるんでしょうけど、立派に生活していると思います。食後に、皿を雨水で洗っている姿を見た時(←結構頻繁に見る)は、最初は「なんじゃ、そりゃ」と思いましたけど、そんなので生きていけるのって、よく考えたらすごいのかも、と思ったりもします。(日本人の衛生感覚からすれば、とんでもないことですけどね。。。)
それから、特に感心するのが、物を大事にすることです。単純にお金がなくて、新しい物を買えないから大事にしているだけかもしれませんが、それでも物が少しくらい壊れても直して使ったり、次から次に新しいものを買ったりせずに同じものを長く使い続けたりします。すごく器用だし、多分本人たちは「なんとなく」くらいの感覚でやってるんでしょうが、実に巧みに直します。
数年前の話になりますが、「勿体無い」という日本語が外国で注目を浴びているらしいと聞いたことがあります。他の国の言葉には無い概念なんだそうです。
でも、今の日本人、物を大事にしているでしょうか?
ベトナム人なんか、特にすごいですよ。ベトナム製の家電製品は「すぐに壊れるように出来ているもの」と思っていますが、ベトナム人はそれを器用かつ巧みに何度も何度も直して使い続けます。日本人よりもよっぽど「勿体無い」の精神を持っているような気がしてなりません。まあ、そんな器用さがあるがゆえにフェイクが横行しているのではないかと思うこともありますけどね。。。
ちょっと話は変わりますが、日本では今「派遣切り」なんかが問題になっていて、職を失ってしまった方々が行き場を失ったり、それに対する救済措置として「派遣村」なんてものを作ったりしているようですが、東南アジア諸国で「職が無くなって行き場がなくなったから何とかしてくれ」と騒いでいる人は見たことがないというか、彼らはそんなに簡単に路頭に迷わなさそうだと思わせる何かがあります。(私が気が付いていないだけで、どこかでひっそりともがいているのかもしれませんけどね。)今の日本の社会問題(派遣切りに限らず)を見ていると、ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、なんとなく「甘え」のようなものを感じることがあります。
人にはそれぞれ事情ってもんがありますから、上記の例は決して「派遣切り」に遭ってしまった人たちのことをバカにするためのものではありませんし、自分自身がそれなりに安定した生活が出来ているからこそこんなことを書けるのかもしれないですが(もし気を悪くされた方がいらっしゃったらごめんなさい)、要するに何が言いたいかというと、自分が長く過ごしてみた東南アジア諸国と比べてみて、「日本人の生命力」ってなんだかちょっと弱っちぃ気がするんです。職を失った人たちがダメだとかそんなことを言いたいんじゃなくて、日本人全体に「力強く生きていく」というエネルギーみたいなものが無いような気がします。
私も現代消費社会を生きてきた1人ですから、無駄遣いし過ぎだとか、ちょっと壊れたら新しいものを買えばいいと思ってるとか、そういう傾向があると思います。間違いなく弱っちく出来てしまっていて、多分、職を失ったら即座に路頭に迷います。日本も、先進国の仲間入りをしたのはいいけれど、物が溢れている、いわゆる「豊か」な状態にどっぷり浸かって慣れてしまったせいで、日本人の生命力はきっと弱くなってしまっているような気がします。
なんだかやたら長いだけですっかり取りとめのない記事になってしまいましたけど、発展途上国の田舎で逞しく生活している人たちを見て、「生きる」という人としてごく当たり前のことが、日本人には出来ていないような気がしてならない今日この頃、まずは自分自身の無駄遣いとか浪費とかをなくして、「シンプルに生きていく」ことを目指してみようかな〜、なんて思ってます。
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