ガレージキット製作代行 zoomsMOBILE REPORT

製作中のガレージキットを携帯電話撮影画像でリポートして行きます。

全体表示

[ リスト ]

本日は少しパターンを変えて、ガレージキットのディティールアップの定番、

クリヤーパーツの製作法をリポートしてみたいと思います。



とは言っても、通常私がご依頼を頂いて製作する時の方法ではなく、

ガレージキット製作初心者の方や、製作するお時間がなかなか取れない方、

なるべく材料費を節約したい方などに向けての製作法をご紹介いたします。



例えばウルトラマンのカラータイマー部分のみをクリヤーパーツにしてみたい時、

私の場合シリコンで型を作り、高品質のクリヤーレジンでパーツを作ります。

一般流通価格でシリコン約3,000円、高品質クリヤーレジンは300gでも約2,300円、

合わせると5,000円以上の初期投資が必要になります。

計量もシビアなため、精密な測定器も必要です。



私は仕事としてガレージキットを製作させて頂いておりますので、

様々なマテリアルを多めにストックしていても問題ありませんが、

趣味程度で製作されている方が、ちょっとしたディティールアップをしてみたい

と言った場合の材料費にしては少し割高になりますね。




また、私の行っている方法では硬化時間の関係上、最低24時間の所要時間が必要です。

もちろんその分精度か高く、綺麗な仕上りにはなりますが、

お時間に制約がある方や、はやく作業を進めたい方等にとっては向いていないかも知れません。

また、シリコンと硬化剤の調合やレジンの調合にも少し慣れが必要です。




材料費、所要時間、作業の難易度、全てクリア出来る簡単な製作法を・・・

と言う訳で、今回100円ショップで揃う材料を選んでみました。


http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku0012.jpg
こちらはシリコンの代わりに使用する自由変形樹脂です。

おゆまるという名称で、100円ショップ「ダイソー」で扱っています。

元来、板状の本材を80度位の湯に入れて柔らかくし、粘土のように造型を楽しむと言った製品です。

この特性を型取りに応用します。

実際、型取りを目的とした同じ材質の製品も、模型メーカーから発売されています。

有名なところではWORK製「型想い」(945円)等があります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku005.jpg
80度位の熱湯に3分程つけておくと本剤が柔らかくなります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku004.jpg
取り出すと少しコシのある粘土のように自由に形が変わるようになります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku003.jpg
冷めないうちに原型を押し付けます。

そのままで冷水をかけてあげると、数秒で硬化します。

シリコンでは考えられない瞬発力ですね。

しかも再度湯につければ柔らかくなります。繰り返し何度でも使える訳です。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku002.jpg
冷めて硬化した後、原型を取り除きます。これで型の出来上がり。

硬化といっても、シリコンと同じく弾力があるため、原型が簡単に取り除けます。

同じパーツが複数必要な場合も、湯につけない限りこの形のままなのでパーツの量産も可能です。

使いようによっては片面取りだけでなく、複数面の型を作る事も出来ます。

もし機会があれば、多面取りのリポートもご紹介出来ればと思います。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku006.jpg
さてこちらは2液混合タイプのエポキシ瞬間接着剤です。これも「ダイソー」で扱っています。

その名の通り、本来は接着剤として使用します。キャストモデル製作時の接着作業にも便利です。

無色透明という事で、これをクリヤーレジンの代替品として使用する訳です。

今回の作業で唯一コツを必要とする工程が、この2液を混合する作業です。

普通に素早く混ぜると空気を含み、気泡だらけのパーツになってしまいます。

付属のヘラを使い、ゆっくりと2液を薄く延ばす様に気泡に気をつけながら混ぜます。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku001.jpg
解りにくいですが、接着剤を型に流し込んだ状態です。

通常10分程で硬化しますが、念のため1時間位放置しておきます。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku007.jpg
1時間後、型から取り除いた状態です。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku009.jpg
解りやすく薄いブラウンの上に置いてみました。

若干の気泡は見られますが、凝視しないと解らない程度なので、塗装してみます。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/kaku0011.jpg
クリヤーブルーで塗装して、アルミ板の上に置いてみました。

これで一応完成です。エポキシ製なので大変硬い丈夫なパーツになります。



先にも書きましたが、ある程度の慣れと、5,000円以上の初期投資、

24時間以上の待ち時間を要すれば更に精度の高いパーツが製作出来ますが、

作業の難易度が低く、所要時間約1時間、材料費210円

というのもなかなか魅力的だと思いますので、参考までに紹介させて頂きました。




この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事