ガレージキット製作代行 zoomsMOBILE REPORT

製作中のガレージキットを携帯電話撮影画像でリポートして行きます。

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今日は先日の続編です。同じ方法で2分割の割り型をお手軽に作ってみようと思います。

基本的には前回の記事の応用になるため、説明は簡略化しますので、

ご覧になっていない方は、お手数ですが、まず前回の記事




http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu001.jpg
例えばこの様なパーツをクリヤー化したり、複製したい時でも、

先日ご紹介させて頂きました方法の応用で複製が可能です。

やはり、通常はシリコンで型を作った方が確実ですが、

前回と同じ理由で、「安く」「早く」「手軽に」を基本に進行して参ります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu002.jpg
今回は少し入り組んだ原型なので、かなり柔らかくした方が良いかと思います。
(熱湯で火傷しない様に気を付けて下さい)

前回使用した樹脂です。繰り返し使用できる点はシリコンには無い特徴です。

どこまでも経済的な奴です・・・。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu003.jpg
まず原型を半分樹脂に埋め込みます。

冷水をかけて硬化させ、今回は原型は取り除かず、そのままにしておきます。

気泡防止になるかと思い、この状態で筆に水を含ませて軽く全体を濡らしました。

水が隙間に入り込んで空気を排除してくれるかも・・と考えました。

今回はしていませんが、この時点でダボを設けておくと、複製の際、型がズレません。




http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu004.jpg
同じ要領で原型の露出部分、残り半分を樹脂に埋め込みます。

解りやすい様に、色の違う樹脂を使いました。

なるべくフィットさせるため、樹脂はかなり柔らかくしておきましょう。

互いの樹脂は癒着しません。そこがポイントですね。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu005.jpg
この様な、手の表裏2つの型が出来ます。

後は前回同様、エポキシ接着剤を両方の型に流し込んだ後、型同士を合わせます。

接着剤自体に粘度があるので、合わせる際にこぼれないのがミソです。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu0010.jpg
1時間弱経ったので型をはずしました。

とても簡単にストレス無く剥がす事が出来ます。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu0011.jpg
普段シリコンとレジンを使っていると、こんな方法で綺麗に抜けるのかな?

と思ってしまいますが、意外と上手く抜けてくれます。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu0012.jpg
クリヤーコートした状態です。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu0013.jpg
塗装完了。Gガンダムやガメラ等に応用出来そうな仕上がりにしてみました。

ここまで作業時間は硬化時間を多めにとっても1時間ほどです。

かなりお手軽な方法だと思います。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu006.jpg
クリヤーパーツだけでなく、ポリエステルパテを使えば、加工しやすい材質の同パーツも作れます。

初心者の方はタミヤ製のポリパテがお勧めです。

理由は主剤と硬化剤の適正な混合が容易だからです。

主剤がホワイト、硬化剤がグリーンなのですが、双方を混ぜた時、

この製品のキャップの色と同色になれば適正です。視覚的に解るようになっています。

これはとても素晴らしいアイデアというか、配慮だと思います。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu007.jpg
ポリパテの場合も同じく、両方の型にそれぞれパテを盛って合わせる様に圧着します。

内部のパテが透けて見えるのがお解かりかと思います。

樹脂が半透明なので、外から気泡のチェックが出来ます。
(今回は解り易い様に有色の樹脂を使いましたが、透明のものもあります)

型の合わせ目からパテがはみ出していますが、全く問題ありません。

硬化後、パーティングラインとなりますので処理する事になります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu008.jpg
ポリパテも30分から1時間位で切削出来るまで硬化しますので、

エポキシ接着剤同様、すぐに出来上がります。



http://zooms.2-d.jp/zooms/000/okafu009.jpg
原型と比較。結構ザックリと作業したせいか、指先に気泡が出ましたが、

ポリパテを盛って削れば綺麗に成型出来ます。

パテの場合は粘度の高いペースト状なので、奥ばった部分には慎重に注入した方が良いようです。



この様に、今回の様な形状の原型でも、思いの他簡単に型取り出来ます。

ガレージキット製作初心者の方や、製作するお時間がなかなか取れない方、

なるべく材料費を節約したい方などには有効な手段だと思います。

上級者の方でも、パーツによっては、こういった手法を用いる事で

製作時間が短縮出来る様な場面もあるのではないでしょうか。

作業自体に時間が掛らないし、材料費も非常に安いため、

リテイクも苦にならないと思います。




という事で、2回にわたって簡単製作リポートをお送り致しました!




この記事に

閉じる コメント(2)

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いつもお世話になっております。ガメラ医師でございます。
こちらの記事(と前回の記事)は、大変参考になりました。100均ショップには本当にいろいろな材料があるものなんですね。造型を趣味とする者にとっては福音となる記事かと思いました。
いつものご紹介とはやや分野が異なりますが、広く皆様に見ていただく価値があると思いまして、下記TBの記事中でこちらの二編を引用・ご紹介させて頂きました。貴重な技法をご教受頂き有難うございました。
これからも宜しくお願い致します。 削除

2007/10/25(木) 午後 6:03 [ ガメラ医師 ] 返信する

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ガメラ医師さん、こんにちは!
最近の100円ショップには本当に色々なものがあって楽しいです。
他にも面白いものでは「オーブン粘土」という、造形後にオーブンで加熱すると固まる、といったものまであります。
また機会があれば、今回の様な記事をレポートしたいと思います!

2007/10/28(日) 午後 7:48 zooms 返信する

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