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4、沖縄ー本土を貫く労働者の連帯を!
ここが基調報告で一番肝心なところです。95年の「少女暴行事件」を契機
にした米軍基地撤去闘争の爆発は10万の県民大会を頂点にして基地撤去が現
実のものとなる兆しをみせました。普天間基地返還の代替として新たな米軍基
地として辺野古ヘリ基地建設が出されてから沖縄現地の闘いは爆発し、現地で
闘う人々は元気ですが、それとは逆に本土での反基地闘争はあまり元気があり
ません。ここ数年いろんな沖縄の集会に参加し、ネットやブログの見ました
が、どこもダメダメのジリ貧です。あえて言えば「街やノーベース辺野古」以
外はまったく元気がありません。
それは私の反省も含めてですが、この12年間の沖縄闘争のあり方、本土で
のあり方にどこに問題があり、どこに停滞の原因があったのか再点検しなくて
はならないと思います。
その原因は国鉄分割・民営化以降の資本の労働強化が激烈をきわめ、本土に
おいても、沖縄においても、それと充分に闘えないところは反戦闘争も闘えて
いないというところにいきつきました。それは在本土沖縄出身者の闘いも同じ
です。中には俺は違うぞ!という人もいると思いますが、総じて元気が無いと
いうのが私の実感です。しかし、その中にあって○○○○○さんや○○○○さ
んの二人だけがいつでも元気です。何故でしょう。この二人はたえず「組合・
地域」を基盤にした闘いを作り上げて闘っているからなのです。私たちはいつ
でも元気なこの二人から学ばなければなりません。
くしくも沖縄で反基地闘争を闘う人々からの発言に、本土において「地域・
組織に根ざした闘い」の要求が示しているのは、日本政府・資本による労働強
化・民営化・労働組合運動つぶしの攻撃と闘わないところでの反戦闘争などあ
りえないということです。70年代安保・沖縄闘争の大爆発は以降のこれまで
の本土における沖縄闘争が「支援のための支援」でしかなかったことを反省し
なければなりません。これは90年代後半の沖縄闘争の現地での高揚と本土で
の落差、現在の運動の総括に関わることでもあります。私たちは沖縄闘争の
「当該」にならなければなりません。今こそ本土の闘いの飛躍が求められてい
ます。
沖縄の労働者階級の要求に応え、沖縄ー本土の労働者階級が一体となった闘
いを作るために本集会後に「労働組合沖縄闘争連絡会(仮)」を結成し、本土
の沖縄闘争の爆発を勝ち取りましょう。それを打ち出すと「そうだ!そうだ!
一緒にやろう!」との声が上がります。しかし、この「連絡会」は従来の運動
を引き継ぎながらも従来の運動を超える、本土の労働者階級が沖縄闘争の当該
となるための闘いを作り出さなければなりません。それにはまず本土で働く沖
縄出身者の叫びを聞き、労働・生活から学ぶことから始まります。
それで、本集会を主催した3つの合同労組でとにかく沖縄闘争をやろうと話
し合いました。これは同時に「まともな」労働組合運動をやることであって、
資本の労働強化と闘わない組合にそんな姿勢はとれません。
「まともな」労働組合運動とは何か?私も2・3年前に組合に入ったばかり
で充分にわからないというのが本音ですが、組合に入ってわかったことは、私
は32年間労働をしてきましたが、労働者ではなかったということが、組合に
入って初めてわかりました。組合に入らなければ本当の労働者にはなれない。
自分が意識しなくても資本の奴隷にしかならない。組合に入らなければ資本に
反撃する労働者にはなれないと、私自身はなんぶユニオンの仲間と闘うことで
学びました。その中で考えたことは「まともな」組合運動とは資本と闘う・闘
えるということです。合理化・リストラ・民営化と闘わない組合は、どのよう
な闘いをしても沖縄闘争の「当該」にはなり得ません。沖縄闘争にはもうこれ
までの「支援のための支援」はいらないのです。在本土沖縄出身者でも民営
化・合理化に賛成している輩がいます。そういう輩とは沖縄出身者といえども
資本と闘わない者とは一緒に組めないということです。
沖縄闘争を闘う労働組合は在本土沖縄出身者の労働・生活と権利を守り、勝
ち取ることを組合活動の基本の1つにしなければなりません。このことを通し
て沖縄出身者の組合員を獲得した度合いに応じて本土における沖縄闘争の爆発
は決まります。まずは組合員を獲得しよう、そして沖縄出身者を獲得しよう。
日本の総人口から沖縄の人口比率を考えれば、合同労組の規模を考えても一人
の組合員がいればいいのです。この一人の組合員の獲得に全力をかけましょ
う。
もし沖縄現地や沖縄闘争で発言するのであれば、開口一番「私の組合には沖
縄出身者が○○名います」「私の組合は沖縄出身者の労働争議を支援していま
す」「私は沖縄出身者の労働争議を一緒に闘っています」というべきです。そ
れが沖縄労働者階級から信頼される道なんです。それが本土における沖縄闘争
のあり方です。これはごく当たり前の組合のあり方です。この取り組みは労働
組合が沖縄闘争の当該になるということです。沖縄出身の労働者が存在すると
ころには沖縄問題、沖縄闘争が爆発するという確信を持とうではありません
か。沖縄出身者の組合員を獲得した度合いに応じて、本土における沖縄闘争の
爆発は決まります。まずは組合員拡大を計ろう!そして沖縄出身者を獲得しよ
う!
在本土沖縄出身者に特に訴えたいことは在本土沖縄出身者が分断された本土
と沖縄労働者階級を結ぶパイプ役を担っているということです。在本土沖縄出
身者が、決起しないと沖縄闘争は本土では爆発しません。在本土沖縄出身者の
皆さん頑張りましょう!
70年代安保ー沖縄闘争の爆発は沖縄労働者階級の決起に、本土労働者階級
が応えたものだとよく言われますが、その根底にあるものは戦前・戦後を通じ
て古波津英興さんや高田普次夫さん、そして座覇光子さんのような方々の闘い
や名も無き在本土沖縄出身者の決起の血叫びに本土の労働者階級が応えたもの
でもあるのです。
私たちは、在本土沖縄出身者はもはやここ(本土)でしか生きることができ
ないのです。もう帰るところがないのです。ここで沖縄を作るしかないので
す。在本土沖縄出身者は本土のどこで生活していても屈服してヤマトンチュー
になりすますか、抵抗して沖縄性をを発揮するか「屈服か抵抗か」をたえず突
きつけられます。だから在本土沖縄出身者は生き抜くために戦闘的に闘う本土
の労働者階級との合流を勝ち取らなければなりません。最後に、私たちの進む
道は、在本土沖縄出身者のあるべき姿は「○○○○○さんのように闘い、○○
○○のように生きる」です。この道しか私たちの選択はありません。この道を
確信して、本土でともに沖縄闘争の爆発を勝ち取りましょう!
改憲阻止!沖縄米軍基地撤去!辺野古新基地建設阻止!教科書からの住民虐
殺記述削除反対!共にがんばろう!
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私は沖縄には知花昌一さんの「ゾウのおり」の闘争の時に行ったきりです。その時嘉手納基地やチビチリガマなども見て回り、沖縄戦だけでなく、今も戦争の中で生活を強いられている沖縄住民の現実を少しではあるけど見て、反戦の思いがさらに強くなりました。基調の最後の2行のスローガンも断固支持です。
また地域や職場で闘うこと、闘う労働運動を大きくつくりあげること、これなくして反戦、政治闘争も大きくならないですよね。同感です。ともに頑張りましょう!
ぞう
2007/7/1(日) 午前 9:58
この基調提起を支持します。レーニンの民族理論からは、「被抑圧民族の分離・独立→労働者階級としての結合・連帯」という原則を読み取ることが出来ます。でも現状は、未だ沖縄との地域格差を直視しない本土、保守主義が広がる沖縄。。。しかし「少女暴行事件」以降の反戦闘争の高揚と「琉球独立論」の台頭。。。こんな風に、チェチェン・アイヌ民族の運動を組織化してきた私の目には映ります。いずれにせよ、反戦や反資本の運動を推進する中でしか、沖縄と本土、民族と労働者との連帯はありえないと思っています。困難な課題ですが、頑張りましょう☆
2007/7/1(日) 午前 11:34
私もこの運動に連帯します。転載バカボンさせて下さい。
2007/7/3(火) 午後 9:17 [ - ]
すみませんが、後で転載可能にしておいて下さい。
2007/7/3(火) 午後 9:17 [ - ]
私も基調提起を支持します。支持する立場に立つことが先決ですが、文中に指摘されたように、新しい困難を抱えている実情を先ず理解しあい、尊重することを前提に、やれるところから、具体的なたたかいを積み重ねていく工夫が必要でしょう。元気な人も特別に超人的な人でもなく、当面の困難に踏み出すことにたじろいでいる人も、もう一歩のところで足踏みしているかも知れませんので。
2007/7/3(火) 午後 11:46 [ yfq**494 ]
私もこの運動に連帯します。転載させてください。
2007/7/4(水) 午後 0:15
はじめまして。うちな〜ろここです。訪問・コメありがとうございます。この記事を読ませていただき嬉しく思いました。今年は嘉手納基地包囲行きましたが、3キロほど穴が開いてしまい、悔しい思いをしました。また、辺野古での、自衛隊導入にも腹が立ち、辺野古へ行きたいとも思っています。。教科書問題も記事に大賛成です。。心がスッキリ〜〜@このブログへ来れて良かったです〜〜@また、来ますね〜〜@
2007/7/4(水) 午後 3:45 [ par*da*su_*kina*a ]