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Eubostrychoceras valdelaxum

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夏の大三角形(当別フクロウ湖にて)


皆さん、こんにちは。
いや〜、暑い日が続きますね。

なんでもこの暑さ、太平洋高気圧に押された暖かく湿った空気が北海道の東と西に停滞している低気圧の間を流れ込んでいるせいだとの事です。
道内で最高気温が30度以上の真夏日が10日連続で続くのは
7月としては1997年以来20年ぶりだそうで、
特に十勝地方では36度にもなっているところもあるとか・・((+_+))。

かれこれ30年以上前になりますが、東京でクーラーの無いワンルームマンションでひとり暮らしをしていた時のことを思い出す毎日です。
あの頃の夏も暑かったな〜。


さてそんな暑い中、異常巻きユーボストリコセラスの新種が発表になりました。
アルビアン2さんのブログやZX9-Rさん、そしてやままんさんのブログですでに記事に書かれておりましたが改めて掲載いたします。

以前よりサントニアン後期〜カンパニアン前期の地層から、ゆる巻きの異常巻きアンモナイトが産出することは知られておりましたが、今回三笠市立博物館の主任研究員・学芸員 相場大佑氏と北海道博物館の博物館研究グループ学芸員 栗原憲氏との共同研究により、北海道三笠市および羽幌町で約8360万年前の地層から発見されたこれらの異常巻きアンモナイトが新種であることがわかりました。
研究論文は、日本古生物学会欧文誌『パレオントロジカル・リサーチPaleontological Research』に投稿され、複数名の専門家による審査を経た後、2017年7月1日発行号で掲載され、正式に発表されました。

 
新種のアンモナイトは、
「ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサム (Eubostrychoceras valdelaxum) 」
と名付けられております。

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元々Eubostrychoceras属の語源は「巻き髪アンモナイト」だそうで、中世ヨーロッパの貴族の女性の髪形からきているそうです。
そしてさらにvaldelaxumというのは「ふわふわ髪」という意味で、
巻き髪ふわふわ髪系の女性をイメージするんですよ〜というのが共同研究者であらせられるY先生の話です。


巻き髪ふわふわ髪系と言うと私はどうしてもキャバの女性をイメージしてしまいます

ちなみに私も一つだけ標本を採取しております。




それがこれ!

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(笑)

一応三笠産ですがかなりショボいです(^^)/。
皆さんが持っている標本に比べると格段に落ちますが、それでも前回の三笠博物館企画展に出品アンモであります(恥)。


このユーボ、研究論文では完全体では約1m近くまで成長するとの事が書かれているようです。形状から完全体での発見は非常に難しいとは思いますが、
少なくとも30cm以上ある個体を採取してみたいものですね。


ところで・・
私のブログによくコメントをして下さるシルクさんご夫婦が
今北海道を旅してらっしゃいます。
アンモ採取や山登り、観光等暑い中精力的に回られているようですが、
先日・・とは言っても半月ほど前2日ほどご一緒する機会が持てました。
もちろんアンモナイト採取・巡検ですが、私の場所選定ミスで一日目はほぼボウズという散々な結果になってしまい深く反省しております。

その第一日目の産地は・・三笠博物館にほど近いP沢。
アルビアン〜セノマニアンの地層が走り、特にアルビアンではかつてアンモノセラタイテスやハイパープゾシアなどが採れた産地として有名な場所です。
私も一昨年おこぼれを頂戴した良い思い出がある場所なんですが・・
今は欠片すら探すのが難しくなっています。

そんな産地にご案内したのはシルクさんご夫婦、急遽参加されたNさん、そしてfossil1129さんともとろんさん、やままんさんです。

下流域に車を停め、上流に向かって歩いて行ったのですが、まぁ何もありません。
かろうじてプゾの欠片や綺麗なトリゴニア密集石が見つかるのみ・・
それでもやままんさんはアカントの大きな欠片、Nさんは何だか凄そうな突起のあるアンモの部分化石を採取しておられました。


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私は何だかわけの分からないアンモの欠片を採取


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何もない・・と苦笑いするfossil1129さんともとろんさん



それでも

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単体サンゴの密集や


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・・のような生痕化石等がみられたので
フィールド観察としては最適な場所ではないのかなと感じました。

その後、もとろんさんのご提案でシルクさんご夫婦以外、幾春別地域を巡検することになり4人で現地に向かい川の中に・・。
そこでは普通種ですがアンモを採取することが出来ました。
しかし夕闇迫る川の中で突然ゲリラ豪雨ような土砂降りに会い、着替えもそこそこに這う這うの体で撤収!
道路が川のようになるような酷い雨でした。


そんな一日目も終わり、翌日2日目も巡検です(^^)/。
メンバーはシルクさんご夫婦、fossil11129さん、そして私の4人。

当日は沢山アンモが採れるようにと昨日入った幾春別川下流域を巡検することにしました。

ここは意外と穴場で上流域のサントニアン地域やコニアシアン地域から流れてきたアンモが五目採取出来るところです。
岩盤に嵌っているノジュールにもアンモが入っていることもあります。
もちろん川岸にあるノジュールにも注目したいですね。

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川岸から出したノジュールを小割にするfossilさん
色々なアンモが出てきたようです。


川から少し離れた場所でノジュールを探すシルクさん。
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今回は私も少し採取しました。

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これはN・サハリネンシスの欠片


あと突起のある正常巻きアンモも採取したのですが・・

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反対側の石に突起が埋まっている


現地ではテキサかな〜(老眼でよく見えないw)と思っていたのですが、昨日アルビアンさん宅にお邪魔し見てもらったところ、アルビアンさんやご一緒していたアンキロさんやホークさんにコリグノニ系で間違いはないが、クリーニング結果もし背中のキールがゆるゆるしているようだったらコニアシアンのプリオノサイクロセラスで間違いないでしょうとの指摘を受けました。
さすが師匠達!恐れ入りますm(__)m。

これは初めての採取なので慎重にクリーニングしたいところなんですが、
もう少し涼しくなってからですね〜(^^)/。



最後になりますが、暑い夏に私が思い出す古い歌・・

これを口ずさむと益々暑くなります。

Nancy Sinatra and Lee Hazlewood - Summer Wine (1967)


それでは、熱中症にはくれぐれもお気をつけください^^。




この記事に

近況報告

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朝のシューパロ湖


皆さん、こんにちは。すっかりご無沙汰しています。
最近公私ともども忙しく、なかなか皆様の所へもお邪魔できず申し訳ありません。


仕事もそうなんですが・・住んでいるマンションの大規模修繕で
業者と打ち合わせしたり、住民と折衝したり(たいした折衝ではないのですが・・)、お知らせを作成したりほぼ無給活動をしています((+_+))。

ちゃんとした報酬が出ると張り切るのですけどね!(声大)。



そんなわけで巡検にもなかなか行けず、活動は早朝や夜の写真撮影だけ・・。
あ、夜は怪しいものを撮影しているわけではないのでご安心ください(笑)。


で、今回は星夜写真を沢山撮ってタイムラプス動画などを作ってみました。
この一分弱の動画で使用した写真はおおよそ750枚くらい。

カメラを固定して連続撮影したものや、赤道儀を使い1/2の速度で星を追尾した連続画像をまずはSiriusCompというフリーソフトで個別に動画や比較明動画を作成。
そして各動画を連結させMovieMakerで編集しました。
SiriusCompは最近Windows10、64bitに対応できるようになりました。
今まではVistaやXp・7にしか対応していなかったのでこれからは色々と動画が作れそうです(^^)/。



HD対応なのでぜひYouTubeでご覧になって下さい。

まだまだ改良の余地はありますが、なんせ画像データーを揃える条件(天気が良い&月が出ていない等)が厳しいので撮影に日数がかかります。

夏の天の川などの写真も撮影したいのですが・・もう少し高感度に強いカメラが必要かと。
宝くじ当たらないかな〜(笑)。


それでは!

この記事に

Scalarites densicostatus

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夕張 千鳥ヶ滝

皆さん、こんにちは。
ここずっと週末になると天気が悪くて何処へにも出かけられず
何だかやきもきしております。
週明けには少し天気も回復するようですが・・昨夜のストロベリームーンの写真撮りたかったです( ;∀;)。


ところでクリーニングを続けていましたS・デンシコが完成いたしました。

前回の状態から約2時間・・

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さらに最終仕上げ

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あまり変わりばえしませんが・・



そして表面にお化粧をして完成!

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Scaiarites densicostatas


で、ちょっと気になることがありまして、気房部の先端・・初期殻ですがそのまま住房部を突き抜けた部分から成長しているのか、それとも内側から成長し一度ターンしてから成長しているのか・・
完全体の標本を見たことがありませんのでよく分かりません。

ネットで科博所蔵の同名のKawashita標本を見ると初期殻から一度ターンして成長してから次のターンに続いているようですが・・そもそもあの標本は私のものとは違うような気がします。

イメージ 5
科博Kawashita標本

こちらにはそっくり・・というかほぼ同一でしょう

イメージ 6
Yokoi標本
(小さな化石の標本室より転載)

内容を読んでみると「幻のアンモ」とか書いてありますよ〜(^^)/

和名でググっても英名でググってもKawashita標本とYokoi標本そしてZX9−Rさんの標本と私の第一標本(不完全)しかヒットしません。

やはり幻?なんでしょうか・・


以前博物館のコニアシアン展に第一標本を出品した時には栗原博士に
ディプロモセラス科の未定種と同定していただきました。

もしかしたらデンシコはKawashita標本が正しく、Yokoi標本、ZX9−Rさん標本そして私の標本はまだ名前が付いていない未定種としてのアンモの可能性があります。



これで複数の地区の標本も数体揃ったことですし、新種の論文、誰か書いてくださいな(笑)。





取り急ぎ完成報告でございました〜(^^♪


それでは!









この記事に

クリーニング続き

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早朝のシューパロ湖


皆さん、こんにちは。

ここ数日北海道は寒い日が続いています。
今週末も市内の小学校で運動会が行われる予定ですが、どうなることやら・・
天気予報を確認し、空を見上げ悩んでいる先生方、親御さんが沢山いるのではないかと思います。
天気が回復すると良いですね。



ところで私事ですが今日は朝から健康診断でした。
体重・・ちょっぴり増え、お腹回りも少し太くなってしまいました。
ダイエットしなくては・・((+_+))。

バリウムも飲みました。
最近のバリウムは昔に比べると非常に飲みやすくなっています。
昔はえずきながら飲んだものですが・・
でも最初に飲む発泡剤、あれはきつい!
しかも少量のバリウムで「ゲップしないようにぐっと流し込んでください〜♪」と技師の方から言われ飲むのですが・・
本当に罰ゲームのようですよね、あれ。

一時間ほどで診察を終え、帰ってきましたが今、お腹がグルグルして
とても気持ちが悪いです。



さて、先月20日、5月14日に博物館の企画展が終了したのに伴い
アンモナイトを引き上げてきました。
重たいものもあったのでマイ台車持参の引き上げでしたが・・
やはりインター、重かった((+_+))。
もう重いものの持ち出しはやめたいと思います。腰に悪いです(笑)。

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引き上げてきたアンモの数々



冒頭にも書きましたが、最近天気が悪いので外出もおっくうになり・・
お陰でクリーニングがはかどっています(^^)/


先日住房部の保存が確認出来たS・densicoと思われるアンモ・・
クリーニングが進んでいます。


先月の状態から約1時間

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気房部も少し見えてきました。

さらに1時間経過

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保存は悪いものの気房部の全体像が見えてきました。


住房部の先端を拡大すると・・

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殻口に細かい条線が確認できます。
ということはここで成長がストップするということだと思います。

さらに2時間後

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住房部先端に顎器のようなものも確認できました。


後は肋間に詰まっている石を取り除きもう少し全体的に掘り下げると完成ですが・・
これから先は慎重に作業したいと思っています。

完成写真は次回の記事(多分w)で!



前回の記事で紹介したM笠の異常巻き密集の石とA別のニッポ
やっと完成です。


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ニッポニテス サハリネンシス
(コニアシアン)

部分化石なので分かりづらいかと思いますが、
まぁアート作品と言うことで(笑)。


異常巻き(スカラリ)密集ノジュール
(コニアシアン)

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スカフィも付いていました

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次回はデンシコの完成品を紹介したいと思います。
(まだクリーニングは終わっていません)


それでは!

この記事に

クリーニング

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新緑の中のエゾヤマザクラ(三笠市)


キタキツネもいました。

イメージ 2



皆さん、こんばんは。
今日は市内のあちこちの小学校で運動会だったようです。
朝から曇り空でしたが、近所の小学校からは賑やかな声が・・聞こえ始めたとおもいきや、突然の雨が降り出しました((+_+))。

どうやら屋外のでの競技は中止になったみたいですね。

5月の終わりころの北海道の天気は非常に不安定なんですよね〜。
私の子供たちが小学生の頃の運動会も雨で中止になったり寒かったりとそんな思いでしかありません。
日曜日の運動会が中止になると翌日の月曜日に開催する小学校も多いみたいですが、日曜日しか休めない親御さんのいるご家庭では大変だと思います。

私も確か2回くらいは見ることが出来なかった年もあったような・・
もう忘れてしまいましたけどね(笑)。



ところで先週の水曜日、たまたま妻と休みが重なったためリニューアルオープンした三笠の道の駅に行ってみました。

三笠の道の駅は道の駅として北海道で1番目に登録されたようです。
国道12号線に接しており、直径10mの大型水車が目印で、温泉施設やパークゴルフ場も併設されているので我が家でも年に3回くらい温泉に入りに行きます。
私が所属する博物館ボランティア会でも毎年ここで忘年会をするので
非常に馴染みがある場所なんですよ〜。

今回は高速に乗らず下の道をゆっくり走って現地に向かいました。
途中で新篠津方面に向かっていると菜の花畑に遭遇!

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廃校になった小学校のグランドに咲くタンポポも綺麗でした。


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新篠津の道の駅にも寄り、野菜などを物色、その後三笠道の駅に向かいます。

道の駅の写真はありませんが、今までの売り場の対面にもお店が出来、ちょうどアーケードのような作りになっていて雨の日でも濡れることなしに三笠近辺で採れた野菜や果物、そして新規出店した地元の豆腐店やハンバーガー店などで楽しくお買い物ができます。

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こんなにバナナを買ってどうするの(笑)。

でもここだけの話・・葉っぱ類は新篠津の道の駅の方が充実していました(^^)/




実はこの場所は後から増設された場所で本来の道の駅は隣の建物なんですよね〜。
そこでは三笠市の観光案内所や売店もありもちろんアンモナイトも売っています。
でもちょっとお高いかな〜。
ハイパープゾシアのスレも売っていましたが、〇万円でした・・((+_+))。

でも天気のいい日にちょっとドライブがてら寄るのも良いですよ〜(^^♪



さて、ここからは化石の話題。

今回クリーニングしたのは春一番に三笠M沢で採取したスカラリ、そしてアルビアン隊に同行したA別で採取したニッポです。

A別で採取したニッポは一昨年のリベンジの意味を込め採取した逸品(とは言っても欠片ですが・・)、その時の悔しさ忘れられません※。

(※ニッポが入っていると思われるノジュールを採取しましたが、何を勘違いしたのかリュックにしまったのは隣に転がっていた全く違うただの石・・
帰ってからリュックを開けて呆然としてしまいました( ゚Д゚))

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その時川に忘れたノジュール




気を取り直し・・

まずはスカラリの入ったノジュールですがこんな感じでした。

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楕円形のちょっとつぶれたお饅頭のようなノジュールの端から顔を出すスカラリ・・
これは間違いなくノジュールの中でクルクルっと3ターンくらいしているものではないのか!
という事で期待一杯のクリーニングでしたが・・


結果はご覧の通り

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折れた部品の密集でした・・((+_+))。


A別で拾ったニッポはテトラの入った小さなノジュールに入っていました。
現地での写真は無いですが、クリーニング途中の写真を貼ります。

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途中の螺環の一部が無くなっています。

サハリネンシスですが、これでは「ニッポ」ではなく「・ッポ」ですね(笑)。



その後仕上げを行いました。


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これはあまり変わらず・・

サハリネンシスもこんなもん・・

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螺環が一部欠けているのが実に残念!



先日採取したS・デンシコらしきものも少しクリーニングしてみました。


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住房部が明らかになってきました。
意外と続いているようで一安心!

クリーニングはまだまだ続きます。


それでは!

この記事に

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