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また一人歌舞伎界の巨匠がこの世に別れを告げました。
まだ66歳・・・・
朝からテレビは市川団十郎さんの死を悼み、特集を組んでいます。
19歳で父を亡くし、その後本当に苦労を重ねて激動の人生を送られたと思います。
大病を患いながらもそれを感じさせまいと振舞う気丈な方でしたね。
志半ば・・・・ご本人も無念でしょうし、歌舞伎界のみならず、日本の芸能界においても本当に偉大な人を失った喪失感は言葉では言い表せません・・・・
来月には2人目のお孫さんが、それも男の子がご誕生されることになっていたようですし、歌舞伎座の4月落成を誰よりも心待ちにし、それに向けての決死の治療中だったと伺っています。
昨年末に亡くなられた勘三郎さんとはまた違ったタイプの素晴らしいお人柄でした。
勘三郎さんはどこかお茶目で憎めないキャラの持ち主で幅広い年代に慕われていた人でしたが、団十郎さんは凛とした本当にどしッと構えて家を守る大黒柱のような人だったと私は感じておりました。
息子のために矢面に立つ事も多く、そのたびに親というものはこういう毅然とした態度が必要だし、厳しさも持ち合わせなければいけないと私なりに拝見しておりました。
朝の海老蔵の記者会見をテレビで見て、あのやりたい放題?の息子が、父の死を現実のものとして受け止め、しっかりとした面持ちでインタビューに答える姿を見て、「海老蔵もこれでまた人間としても、役者としても一回り大きくなれるかな?」と思いました。
「僕の名前には親孝行の孝という字が入ってますが、親孝行ができなかった・・・」と話していました。
生きている時に孝行ができれば一番いいのですが、なかなかそうはいかないものですね。
彼のこれから生きていく「道」がいかなる道なのか、それが大切なのだと思うし、それが納得できるものであった時それは最高の父への親孝行なのだと私は思います。
役者はいろんな経験が芸の肥やしとなる、とよく言われます。
肥やしになった事をぜひ今後の活躍で見せて欲しいです。
そして団十郎さん、本当にご苦労様でした。
そしてご冥福をお祈り申し上げます。
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