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第二次大戦中、イギリス軍は夜間の地上戦闘のために秘密兵器を開発しました。それが秘匿名称CDL(カナル・ディフェンス・ライト=運河防衛ライト)です。 装甲厚65mmの砲塔に、光度800万カンデラを誇るカーボン・アーク灯を搭載。光を内部のミラーで反射させて、砲塔中央部の装甲シャッター付きスリットから照射するというものでした。また必要に応じて、装甲シャッターの開閉でモールス信号を送ることもできました。 ボービントン戦車博物館のマチルダCDL。 当初は、マチルダ歩兵戦車にCDLを搭載したマチルダCDLが製作されました。湖水地方で実施された極秘演習において優秀な成績を残したため、多くの部隊が装備しました。 しかしながら、分厚い装甲は評価されたものの、内部が狭く乗員2人では操作が大変すぎること、速度が遅すぎることなどが欠点として挙げられたため、新たなベースとしてM3グラントが使われることになりました。 ( というか、マチルダ系は全部スピードの遅さが欠点とされています。ダメじゃん(;´Д`) ) グラントCDLは、特殊戦車を数多く装備して「ホバートのサーカス団」として知られる第79機甲師団に配備されました。 第79機甲師団長ホバート少将。 ところが残念なことに、「秘密兵器」として温存されすぎたためかなかなか実戦に恵まれず、大戦末期のライン川渡河作戦などに使われただけで真価を発揮することなく終わりました( ´Д⊂ 米軍でも、M3A1リーにCDL砲塔を装備したリーCDLとも言うべきT-10夜戦戦車が配備されていますが、こちらも目立った活躍はしていません。 CDL戦車の戦術。 今回、タミヤのM3グラントをベースに、ジャンク品として安く買ったバーリンデンのコンバージョンキットを使いグラントCDLを作ります。 ジャンク品と言っても、少し部品が欠けているだけなので、プラ材で簡単に修正できました( ´∀`) まだ小パーツの取り付けが終わっていませんが、ほぼ形になりました。 車体の上下は接着していません。理由は後ほど。 前面から。砲塔についている砲身はダミーです。 前面機銃に真鍮パイプで銃身を追加したほか、主砲にティッシュでカバーを付けています。 砲塔の後ろが欠けていましたので、プラ板で作り直しています。 実車の足回りは、キットの初期型とは異なり後期型ボギーになっています。 またタミヤのリーとグラントは、キャタピラや転輪がおかしい(キャタピラはピンの位置が間違っていて、転輪は本来5穴なのに6穴になっています。またリーはガソリン型とディーゼル型がごちゃ混ぜに)ので、ボギーと転輪をイタレリのM36から、キャタはタミヤのM4シャーマン初期型のジャンクからそれぞれ流用しています。 砲塔には、以前紹介した方法でキャンバスを追加。主砲カバーと一緒に溶きパテを塗っています。 エンジンデッキの上部もディティールアップ。 砲塔を固定できるように、車体の穴を広げてから砲塔の裏にツメを付けました。 で、ここからやってみたかったことを・・・。 ドリルで、CDLのスリットをくり抜きます。 ここに高照度白色LEDを組み込んで、CDLを発光させようと思っています。この前の寅丸フィギュアは、この練習だったのでした(´・∀・`) LEDはもう用意しているのですが、あいにく他に必要な部品を寅丸に使ってしまいました。 また京都の電子部品屋に行かなきゃ・・・(・ω・; ) 配線などがしやすいように、車体もただ載せているだけです。 とりあえず、試しに下からLEDライトで照らしてみると・・・。 可能ならば、CDLだけでなくへッドライトも発光できたらと思います^ ^ 演習でCDLを照射するグラントCDL。 とうとう引っ越しの日が迫ったので、この続きは引っ越し後になります(^д^;)
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1/35 グラントCDL
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