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石川幸夫の教育・子育てブログ
教育評論家・教育研究家 石川教育研究所 代表の独り言

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「取材後記」

 今朝も、読売テレビ「ミヤネ屋」の電話取材を受けました。今週初めから続いた取材を通して、大人達のモラル崩壊は広がりつつあることを実感しました。政府、国会議員、県議、市議、村議、検察、警察、病院、学校、大手企業、塾等々から、犯罪もしくは、犯罪と言えるような行為が発覚しています。こうしたニュースを通じて、私は、「子どもの目」に映る大人達を想像していました。

 また、一部の方から、「こうした行為は氷山の一角」と表現されました。私の知る大部分の私学(私立学校)は、教職員一体となって授業改革に励み、地道に1歩1歩歩んでいます。こうした学校や先生方の努力を知る者として、先のことばに大変憤りを感じています。軽々しく使うべきではありません。殆どの私学が、塾と癒着し、生徒、保護者に対し背信行為をしているかのような印象を与えることばは慎むべきです。

 今回の事件は、行きすぎた行為であり、犯罪と行っていいでしょう。大阪では、検察、警察の不祥事が相継いで発覚しています。そして、学校がその中に加わってしまいました。「ミヤネ屋」の担当ディレクターから、「大阪はそうした土壌があるのでしょうか?」と問われました。はっきり「いいえそれはありません。」とは答えられませんでした。こうした事件が起こる背景に、大人達のモラルが問われているのだと思います。

 一方、民間の教育団体である『塾』も、私学に対し協力は惜しみません。時に教育界では、学校と塾は犬猿の仲と揶揄されますが、少子化と学力低下を前にして、互いに歩み寄り、教育の明日を想像しています。実際、賛否呂婦論はあるものの、佐賀県では、官民一体型学校という形で教育改革に踏み切っています。(提携する民間企業は学習塾の花まる学習会)

 しかし、今回の問題は、一部塾側の体質を疑われてもしょうがないでしょう。今後、学校側の問題から、接待などを受けた塾側の責任問題に広がってくると思います。これも、全ての塾が金品を貰ったり、接待を受けているとは到底思えません。これからの事を考えるならば、社会的制裁を受ける前に、自ら名乗り出て事実をありのままに表明すべきでしょう。それは、早ければ早い方が良いと思います。

 教育という、人の礎となる力を育てる両機関に於いて、今回の行為は許し難いものです。両者に於いて、生徒の目を意識したことがあるのか、彼らから、自分達はどのように映っているのか、どこか精神構造が麻痺した大人達の姿が見えてきます。保護者や子ども達の前で、何も申し開きできず、ただ頭を下げることしかできない惨めな自分の姿を想像してみて下さい。

 今回の取材は私自身にとってとても辛いものでした。画面を通してそれが伝わったと思います。取材テープも、昨日のTBSではかなりの量になりました。今後、この問題がどのような結末を迎えるのか、最後まで見届けなければなりません。


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