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石川幸夫の教育・子育てブログ
教育評論家・教育研究家 石川教育研究所 代表の独り言

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『増える、無気力な子ども達』その原因は?

 先日取材のあった、J-WAVE「TOKYO MORNIG RADIO」(MC 別所哲也さん)の内容が、本日「TOKYO DICTIONARY」というコーナーで放送されました。本物のアーティストや芸術家とシュアしたユニークな中にも、芯の通った教育をされている「しぜん保育園」のレポートでした。

 子育てが難しい世の中ですね。パパやママも一生懸命なのですが、社会的に責任のある仕事と子育てが、共に相反した状態になってしまっています。特に、ママは、可愛い寝顔を見ていると、この子のためにと思うのですが、仕事と家事と子育ての三層構造に加え、夫婦という関係もあります。互いに、幸せも辛さも分け合えれば良いのですが、そうはうまく回りません。

 こうした状態は、子育てのそこかしこに現れてしまいます。「はやくしなざい!」「ちゃんとしなさい!」と命令語や、子どもをせき立てることばが多くなります。気付いてはいるのですが…。

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 子どもの側は、自分の思い通りにしていると怒られるので、次第に、ママやパパの言うとおりにしていれば良いと考えるようになります。さて、このような状況にある子どもは、この後どのような性格になって行くでしょう。想像するまでもないでしょうか。

 朝起きてから、夜寝るまで、まるで着せ替え人形のような生活をしている子どもがいます。朝は、ママから起こされ、立ったままでいると、全ての着替えをママがしてくれます。


「トイレに行きなさい!」
「洗面所に行って手と顔を洗って!」
「ごはんを食べましょう!ハイ、口を開けて!」「ミルクを飲んで」
「歯を磨こうね!」
「通園バッグを提げて!」
「靴履いて!」
「行ってらっしゃい!」
「…」
 ママは朝から忙しいのです。お化粧をして、会社にも行かなければなりません。だれも、こんな生活が子どもにとって良いとは思わないでしょう。子どもがすると、散らかすし、時間がかかります。専業主婦でも大変な子育てです。

 でも、このままでは、この子は間違いなく「無気力な子」になってしまいます。一人では何もできない子になってしまうかも知れません。そこで、何か夢中になる事があれば、とことんやらせてあげて下さい。それから、一つずつで良いですから、自分でできる事を増やして行ってあげましょう。
 できたら、ただ誉めるより、「○○ができるようになったね、ママ嬉しいな!」とママが喜んであげて下さい。お手伝いができるようになったら「ありがとう!ママすごく助かる!」というように「感謝の気持ち」を伝えてあげて下さい。子どもは誉められることより、ママの手助けができる事、ママが喜んでくれることの方が嬉しいのです。

 子どもの無気力は、おそらくパパや、ママが原因だと思います。でも、だからといって、頭から責めることはできないでしょう。ただ、子どもの本音をわかってあげて下さい。気付いたら、全てではなく、一つ一つ子どもが自発的に動けるようにしてあげて下さい。そして、その成長を喜んであげて下さい。
 「ママの笑顔」、子ども達が一番好きなものです。

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