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石川幸夫の教育・子育てブログ
教育評論家・教育研究家 石川教育研究所 代表の独り言

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「偏差値30から70の子育て法」

 昨日、8時過ぎにTBSテレビに伺い、朝の情報番組「あさチャン」のビデオ収録が行われました。先週に引き続きのTBSです。

 「ビリギャル」については皆さんよくご存知だと思います。それまで成績がビリであった偏差値30の女子高生が、1年間かけ現役で慶應義塾大学に合格したという事実を元に映画化されました。素晴らしいのは、女子高生のお母さんの子育てです。また、女子高生を合格に導いた塾の先生です。

 子育てで悩んでいるお母さんは多いのではないでしょうか。今回、担当ディレクターと話しを進めて行くと、このお嬢さんを合格に導いた道筋が見えてきました。
 まず、最初のポイントはお母さんの基本的な子育て法です。

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 ①大人の理想をけして押しつけない。
 ②子どもには好きなことをさせる。
 ③子どもがワクワクするようなことをさせる
 ④子どもを叱らない。
 ⑤子どものすることを否定しない。


 主にこのような内容です。見えてくるのは、我が子を、人格を持つ一人の人間として見ていることです。この五項目、簡単そうに見えますが、親には、勇気・根気・我慢強さが必要です。この子育ては、自立を促す要素をとても強く持っています。自立とは「自己責任」ということばがついて回ります。

 親は、とかく自分の人生論や理想を子どもに語りたがり、時には強制する事もあります。これでは作用と反作用ということば通り、子どもからの「反発」を招く恐れがあります。「子どもを叱らない」、この背景には、諭すこともあったのかも知れません。しかし、我が子の自立を考えると、自分のしたことの善し悪しの判断や、行動の矛盾に対し気付かせること、理解することを前面に押し出しているのだろうと思います。そして、子どもを否定しない。つまり人として信じているという親の強い意志を感じます。我が子の可能性を信じる。果たして、親としてはここまでできるのでしょうか。でも、事実なのです。

 このお嬢さんが慶應義塾大に現役合格をした2つめのポイントは、小学校から私立の中發某奮悗靴燭海箸任后つまり、基礎学力をしっかり身につけていたことになります。たぶん、このお母さんの事ですから、我が子の将来を考え、基礎学力は全てに関係する大切な土台であることを認識されていたのだと思います。子どもがワクワクする、それには興味関心がなければなりません。

 3つ目が塾の先生の存在です。この女子高生にとって、E判定の連続で心が折れそうになった自分を支えてくれた母と先生の存在は大きいと思います。5年のツケは簡単には埋まりません。それが現実です。それが学習です。でも、学習はやればやるほど、幅も奥行きも広くなっていきます。まだまだのびしろがある。それが子ども達の可能性です。この「ビリギャル」というタイトルからは見えてこない、この親子の間には「信頼」という関係があったと思います。普通、子どもを思う親の気持ちは一方通行の片思いと同じです。でも、この親子は互いに信頼し合っていたのだと気付かされます。是非見てみたい映画ですね。
 

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