ここから本文です
石川幸夫の教育・子育てブログ
教育評論家・教育研究家 石川教育研究所 代表の独り言

書庫全体表示

「親を見透かす、子供の行動?」

イメージ 1 「ならぬものはならぬ!」これは、会津藩に伝わる「什の掟」という、会津藩に仕える武士の子弟が伝える子供通しの「しつけ」だと聞きました。子供の躾(しつけ)については至る所で論議されますが。「ほめて育てる」という育児法が曲解され、叱ることがタブー視され始めています。褒める事は大事、しかし、叱ることも大切です。社会の風潮として、「是か非か論」が横行し、物事の選択から考え方までどちらか一方を選択するという傾向は、子育てにも大きな影響を与え始めています。

「什の掟」
 一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
 一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
 一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
 一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
 一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
 一、戸外で物を食べてはなりませぬ
 一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
   ならぬことはならぬものです
   (今の時代には合わないものもありますが)

 イメージ 2知人が、ある会合で出会った親子は、連れてきた子供のイタズラが半端なく、会話もできないほど、暴れ回っていたそうです。親は「だめでしょ!」「やめなさい!」「静かにして!」の言葉を繰り返したそうですが、子供は一向にやめることはなく、知人が、その子供をなだめたそうです。「この子は、大変で、手がかかるんです。」と親は嘆いたそうです。そこから子育て相談のように場が変わったそうですが、一人の方から、開口一番「愛情が足らないのかも!」とストレートな答えが返ってきたそうです。
(写真、ベルメゾン:8秒間のハグより)

 そのストレートな回答に、知人は驚いたようですが、その後の説明に、なるほどと感心したそうです。「お子さんの行動を見ていると、人の、特にお母さんの気を引く行動が目立ちます。お母さん、こっちを見て!という合図だと思います!」実際、その子に全員の目が向き、その子の話題になると、静かになり聞き耳を立てるような仕草になってきたと知人が話してくれました。そして、「先生はどう思いますか?」と私にその時の話しを詳しく話してくれたのです。

 私にも同じような経験が沢山あります。私が私見を述べる前、知人は、「こうして、相談してくる人は自分の答えを持っている人が多く、それぞれ違うのですが、今回の方は、自分が正しい!自分は悪くない!と思われているようでした。」今度は、私が知人の話に「なるほど」と、聴き入ってしまいました。「子供は親の行動や言動をしっかり見ています。この場で、お母さんが叱らないことを知っています。だから、イタズラをするし、何を言ってもやめません。子供を見ていると、真剣に叱られた事がないのでは?と思いました。」

 イメージ 3この話を聞いていて、子育ての難しさを痛感しました。働いているお母さんが多いので、子供と十分に関わることができない。そんな不満や不安は、働いているお母さんによく見られます。また、父親が子育てに関わりを持たず、持てず、という環境も多く、母親のストレスは溜まる一方です。子育てや、仕事に振り回され、何もしない父親が時折吐く「何か手伝おうか?」と言う言葉にも、「何か手伝おうかじゃねぇよ!これしておいたよ!ぐらい言え!!」とまで思うはずです。その怒りの気持ちを抑えているだけでストレスが溜まってしまいます。ただ、このままでは家庭崩壊になってしまいます。夫婦互いの話し合いと、目配り、気配り、心配りが必要ですね。

 ただ、知人が言っていたように、我が子を「叱る」ことはとても大切です。ここで言う「叱る」ということは、感情的に怒鳴ったり、時にはお尻を叩いたりする事ではありません。多くの場合「叱る」より「怒る」の方が勝っているのではないでしょうか。そこで「だめなものはだめ!」という親の教育です。「駄々をこねれば親が根負けして、ものを買ってくれたりする!」「外で泣いたり叫んだりすれば、最後には”しょうがない”と許してくれる!」子供も学習しています。その学習が、外に出向いたときに現れます。しかし、親が毅然として「だめなものはだめ」という姿勢を貫くことで、子供も諦めます。ここは根比べです。そして、知能が高まるにつれ、事の善悪がわかるようになり、自分で良い悪いの判断をするようになります。しかし、この過程で父親が「たまにはいいじゃないか!」と例外を作ると、そこまでの「しつけ」「おしえ」が台無しになってしまいます。これは、祖父母にも言える事です。子育ては広い意味で「教育」そのものです。

 今の時代、ストレートにものが言えなくなりました。そこで、例え話を交えながら話すのですが、残念なことに大人の方に「読解力」がなくなってきました。話しを最後まで聞くことができない大人は思う以上に多いようです。私も、最近はストレートな言い方が増えてきました。まずは、大切なことを伝えようと!冒頭で、「親の愛情が足らないのでは?」という指摘がありました。愛情の中で最も尊いと言われているのが「無償の愛」です。相手のことを思い、不快を快に、不安を安心に、不信を信用に変える、先程のお母さんは、子供よりスマホを見ている事の方が多かったと気付いたそうです。当初、「愛情が足りない!」と言われたことに「ムッ」としたそうですが、その後の話で、我に返ったそうです。ある意味、ショック療法だったのかもしれません。ストレートにものを言った方は保育士さんだったそうです。

 


石川 幸夫
石川 幸夫
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

Yahoo!からのお知らせ

最新の画像つき記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事