「親が甘すぎるんです!まるで子供!」 所が、受験を控えた中学生からの声から、親側に、子供から言われる原因があるのかもしれないと思うようになりました。ある生徒は、家で厳しく仕付けられたので、年上の人に対する言葉遣い、よその家に行ったときの振る舞い、挨拶など、常識的なことを”理解”し、友人とも接していました。所が、その友人との付き合いに疲れてきたと言うのです。その友人達の親への言葉遣いや、態度を見るにつけ、「我が家であれば大変なことになる。親に逆らうなんて考えられません。親に対して、命令口調で言うなんて…」一度、その友人達を家に招いたとき、親から、あの子達、二度と家に連れてこないようにと言われた走です。食べっぱなし、散らかしっぱなし、挨拶もせず帰って行ったそうです。逆に、その友人の家に行ったとき、親を、まるで使用人みたい扱う姿から、「この子達とはもうつきあえない!」と思ったそうです。生徒曰く、「あの子達を、あんな風に育てた親が悪い、親が甘すぎる!」と言い放ちました。その言葉に、私はただ聞き入るのみでした。
そして、また、夏休みの後半になった先日、同じような言葉が聞こえてきました。「うちの親は甘い。甘すぎる。」「まるで子供と同じ、それも、玩具を買って貰った子供のようだ!」そして、「何だか、手本になる大人がいないですよ!特に親は悪い手本でしかない!」と言い切ったのです。「大人になりきれない大人」と表現するのでしょうか。彼らからの言葉は、私自身に向けられているともとり,じっくり耳を傾けました。彼らは、親に、そして、大人に何を求めているのでしょうか。「あおり運転」で常軌を逸した大人の行動、これも、別の角度から見ると、被害者が、追い越し車線を長い間走っていたとの報道もあります。つまり、互いに大人としてのルールを守ること、自分さえ良ければという利己主義にならないよう努めるべき所を怠ったとも考えられ、子供達からも、「原因があるのでは?」と、とても冷静な見方がされていました。「煽りすぎは、テレビなどのマスコミではないか!」との言葉に、教育評論家としてマスコミに出る私にも向けられているのではと思う程でした。
子供達と会話を重ねていくと、彼らなりの「理想の親の姿」があるように感じました。特に、自分自身が成長していくとき、親からの厳しい躾や教えを求めていると強く感じました。子供は、子供なりに悩みを抱えています。特に思春期に入ると、自分自身をコントロール出来ない事や、自分の思いを上手く伝えられないこともあり、つい反抗的になったりします。その時こそ、我が子を包み込み、抱きしめ、受け止められる親であって欲しいと。彼らは「厳しさを求めている!」、それは、暴力や,威圧的態度ではなく、大地と太陽のような両親の存在なのかもしれません。子供を明るく照らす太陽であり、子供をしっかり受け止めてくれる大地のような存在なのでしょう。彼らは、確かに成長している。人の後ろ姿もしっかり捉えている。私は、おそるおそる、私自身の評価を聞いてみました。すると、最初は”太りすぎ”であるとか、”話しが脱線しすぎ”と揶揄されたのですが、時折、恐くなるほど厳しい面があると評していました。そして、「言うことは言うが、自分でしていない大人が多いが、先生は、毎日休まずブログを更新している。そこが違うんじゃないですか!」と、直接的な言葉は避けたものの、どこかでホッとした自分がありました。
子供の声に、耳を傾ける事も大切ですね!
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