「登校日前日に焦り始める子」 学力の高い子、計画性のある子は、夏休み前から準備し、ほぼ1週間で殆どの宿題をやり終えます。ところが、まだ大丈夫と余裕すら見せる子は、1週間前になっても「まだ1週間もある!」とポジティブに捉えています。同じ1週間の過ごし方でも、早めに、そして計画的に宿題を終える子とは大きな違いです。中には、ラストの1週間で全ての宿題を終えるという、逆バージョンの子もいるのですが、大半は、宿題量とそれに費やす時間を計算できない子は、最悪の場合、幾つかの宿題を未提出という醜態を見せてしまいます。調べてみると、提出日前まで半ば徹夜状態で仕上げる子の学力は低く、また、物事について計画的に行えないという結果が出ています。
私も、昨日、記事原稿を仕上げ送りましたが、連載や、取材記事など、期日のある原稿の執筆が重なると、計画していても、突発的な取材が多いので、どうしても狂わされてしまいます。昨日は原稿用紙10枚ほどになってしまい、ようやく締め切りに間に合いました。教室の生徒にも、学習の計画性を伝えています。
勿論、家の中だけで過ごすよりも、開放的な海や山で過ごすことも大切です。それでも、学力の高い子は、環境が変わっても、読書の時間を設けたり、学習の時間を作るなど、歯を磨き、顔を洗う習慣と同じ感覚で学習を日課としています。旅行先では、旅行先でしかできない学習も工夫するようです。「朝早く起き、お風呂でさっぱりした後に学習をしたら、とてもはかどった。」という子供もいました。また、夜、都会では普段は見ることができない星を観察してしてきた子供もいました。デネブ・アルタイル・ベガの夏の大三角形や、天の川、北極星、カシオペア座等、本にある星達がその形をしていることに感動したと話してくれました。また、流れ星を幾つも見る事ができたと目を輝かせていました。
学力差は、普段の何気ない事の積み重ねで生じます。その差は、年々広がっていきます。特に、夏休みのように長期間の休みの後は、その差ははっきりと成績に現れてきます。夏休みに入る前、ネット配信されている「ポストセブン」に夏休みの宿題についての記事を書かせて頂きました。その中で、「長期間学習から遠ざかる子は、学習姿勢を回復するのに、同じ時間を要する!」という内容から、危機感を感じ、逆に毎日の学習を習慣づけられましたと、嬉しいご連絡を頂きました。休みの過ごし方、今更ですが大切ですね。
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