蒼き蜉蝣

儚きこの世を漂う蜉蝣のように

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読み終わった…

 もう、いい加減底値だろと思ったところが、更に下落した…
 去年、コツコツ積み上げた分を吐き出してるぞぉぉぉぉぉ〜『勘の悪さと屁の臭さ』ってやつだな。

 さて、先週の日曜日に買った『下町ロケット』
小説って滅多に読まないけど、子守唄代わりに寝床で読んでいたら、思いのほか早く読み終わってしまった。

 TVドラマを観てから原作を読むと、TVの脚本とは当然だけど違った視点で、この物語が進んでいたんだなって思った。

 技術開発に係る小説だから、苦手な理系の話が中心の小説になるんじゃないかって勝手に思っていましたが、TVドラマなどでは、経営者としての苦悩をセリフもなく表情だけで表現していた部分を活字として、その葛藤を読んでいるうちに、薄らと涙が出そうになる場面も何度かあったりして…

 『会社とはなにか。なんのために働いているのか。誰のために生きているのか。』
そんな思いを抱えながら、立ち止まることも許されず、会社を経営するって難しいね。

 大企業には、大企業なりに難しいだろうけど、俺のような零細企業の経営者なんて、常に従業員が身近に居るし、俺が方針を誤れば、あっと言う間に消し飛んじゃう程度の規模だし、でも、その会社の給料で家族の生活を養っている従業員もいるわけで。

 経営者としての葛藤が手に取るようにわかる小説でした。
というか、経営者って大小にかかわらず、結局いつもこんなこと考えながら、また逃れることも出来ないまま、気楽に見えるかもしれないけれど、いろんなプレッシャーの中で何とかやってるのかな。

 ちょっと変かもしれないけど、俺は他の会社の経営者の愚痴を聞くのが好きで、『悩んでるのって俺だけじゃないんだよね』って思えるのですが、同じ悩みを共有するというか、決して解決するわけじゃないけど。
 普段、弱音とか口に出すことを絶対に許されない者同士が言える場所があるだけで、少し気が楽になることもあるから。

 この小説を読んで、同じように悩む経営者の愚痴を聞かされてるような気がして、その部分を何度か読み直してみたりして…で、これからも、その部分を何度か読むんだろうなって思います。

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