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馬明の路上文化遺産と投資のブログ
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函館の地下式消火栓

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函館の古い地下式消火栓
 






これはマンホールウォークの第178弾です。


函館訪問記は、第1回函館の丸ポスト、2回函館塩ラーメン、3回函館のイカスミ餃子、4回函館で見つけた雪印牛乳の木製牛乳箱、5回函館の操車塔、6回函館の地上式消火栓、7回弇小蓋を函館で発見!、8回道内最古の小林写真館と謎の接蓋 に続く、9回目は『函館の地下式消火栓』です。





★1 函館の消火方法★
・函館の消火方法で消火栓を大別すると、地下式と地上式の2種類があります。

・函館市で歴史が古いタイプの消火栓は、1889(明治22)年から採用している地下式消火栓です。

・地下式消火栓は冬場は雪に埋もれて、設置個所の確認ができないなど大きな欠点があります。
・また、消火栓蓋の上に、物が違法に置かれる事態もよく見られます。

・函館の消火栓が地上式消火栓へ移行した大きなきっかけは、1934(昭和9)年3月21日に発生した死者2,166人、焼失建物が11,105棟の函館大火でした。

・函館市では函館大火当時の反省から、地下式消火栓が雪で消火栓蓋が埋没し、消火活動に甚大な影響を与えたこと、消火活動は如何なる場合でも迅速であることから、米国へ職員派遣と欧州からの消火栓カタログを求め、函館市に相応しい消火栓のあり方を検討しました。

・この調査結果に基づき、函館市は防火水道整備事業で当時主流とされた地下式消火栓から、地上式消火栓への切り替えを推進しました。

これが現在、函館市で消火活動の主流にある地上式消火栓です。
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・この消火栓は函館市が諸外国の地上式消火栓を基に設計した、函館型三方式地上式消火栓(以下、「函館型」と略す。)と呼ばれ、1937(昭和12)年から使用されています。

・函館型の特徴は函館市消防本部によれば、栓体色は遠くから目立つ黄色、消火栓は栓胴内径150弌∈険Δ125个諒水口1、中央に65个諒水口1の三方口です。


★2 函館の地下式消火栓★
・函館市の消防水利設置状況は平成24年消防年報によれば、地上式消火栓が2,386(公設2,289、私設97)、地下式消火栓が332(公設330、私設2)と、
・函館の地下式消火栓は、函館市が地上式消火栓への切り替えによって、今では函館市内に332箇所(消火栓全体の12.2%)しかありません。

函館には小樽で見た大正時代の小樽區消火栓蓋と同じ横長蓋があります。

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これが現在、函館市にある古い時代に設置した地下式消火栓です。

この横長蓋の真ん中には小さな丸蓋があります。
これは横浜水道記念館に展示されている地下式消火栓と同じで全国的にも珍しいタイプです。

この蓋の中央部は”消火せん”と記されています。
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これと同じ地下式消火栓と思われる蓋は、こちらです。
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黄色い縁取りを見ても地下式消火栓で間違いないでしょう。

つぎは函館にある地下式消火栓の丸蓋をご覧ください。
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これは古いタイプの地下式消火栓で、先ほどと同様に中央部に独立した小さな丸蓋がある珍しいタイプです。

こちらは地下式消火栓の新しいタイプです。
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この丸蓋の方が設置数は多いと思います。

・地下式消火栓は管径が3種類あって、その設置数内訳は最小管径が100mm:199、150mm:93、200mm:38、
最大管径が250mm:2でした。管径は100mmが設置数199と一番多かったです。

おわりに、函館市内で撮った『防火水槽』をご覧ください。
・これは消防水利の一つ防火水槽で、市内に698(公設628、私設70)あります。

この丸蓋は”消火井”と記されていました。
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これはマンホールウォーカーのバイブルである林丈二氏の著書“マンホールのふた 日本篇”(1995年12月10日初版第三刷)170ページの下段に紹介されている”消火井”とは、異なる地紋の蓋でした。



皆さん、『函館で地下式消火栓』をご覧になりませんか?

 


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