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少し前に気になる事があった。
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少しさかのぼるけど、長女が中学生だった数年前のある日、
見えない筈のものが見えると言いだした。
顔を見合わせてけげん顔で耳を傾けるわたし達だけど、
作り話にしては妙にリアリティーのある「その話」を聞くうち、
夫婦共に鳥肌がたった。
いくつかあるのだが、そのひとつはこう。
毎日の通学路のわき道に
いつも同じ女性が立っていて、少し気になっていた。
で、何気なくいつも一緒に通っている同級生に
その話をしたとき、初めて「彼女には見えない」人だと
気づいたのだという。
「中二病」という言葉があるらしいし、半信半疑なのだが、
その「現場」を通りかかるといまでも私は鳥肌がたつ。。
高校生になった長女はその事に触れることもなくなった。
ちなみに長女はかなりの本好きの文学少女である。
でも、誰も居ない壁に笑いかける幼児でもあったっけ・・。
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話は戻るけど、それは先週末のことで、
今回は今中学生の下の長男の話。
よく言えばおっとり、
はっきり言うとボーっとしたところのある子で、
先日も目の前で車の前に飛び出してくれて、
反対車線で待っていたわたしの肝を大いに冷やしてくれた。
ふつうこういう行動はもうこの位の年ではやらないものである。
やれやれと話した翌々日の出来事だった。
わたしと長女は演奏会で出かけていた。
主人は息子とふたり家に残ったのだが、
それぞれ、主人は買い物に、息子はブッ○オフに
漫画の立ち読みをしに出かけた。
しばらくして帰ってきた主人は
息子の所在を確認しようと、階下から呼びかけた。
するといつもの息子の声が返ってきた。
先に帰って居るのだと思い、その後もう一言かけると、
また同じように返事が返ってきたという。
安心してそのまま階下で主人が用事をしていると、
一時間もしないうちに玄関でガチャと鍵の開く音がした。
娘か誰かと思ってると、玄関から聞こえる声にギョッとした。
「ただいま」。
息子の声だった。見ると軽く汗ばみ日焼けした息子の顔があった。
では二階に居るのは?
ドキドキしながらかけ上がってみると
開け放した窓があるだけで、
やはりそこには誰も居なかった。。
主人はキツネにつままれたような気分になったという。
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もう一人の自分が見えるドッペルゲンガーは
脳の病気とかで、見えたあとに死ぬというのが
あながち迷信ばかりとはいえない現象なのだとか。
フワフワとした息子の魂が漫画に熱中するあまり、
宙を飛んでいつもの寝室を彷徨っていたとか?
幽体離脱なんてのもやはり日ごろボーっとした子がなりやすいらしい。
触っても無いものが動いたりする超現象も
思春期の子供ならではの超越したエネルギーに
起こりがちなことなのだとか。
だけど奇怪なのは本当に子供の方なのだろうか?
長女の話を聞いたときと同じように
鳥肌を立てながら神妙に話す夫の脳の状態を含め、
健康やストレスの方が
気にかかる出来事、だったりして。。
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