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こうもり(母)
これから、子供の学校教育の場で”食育”を教えるそうです。
子供に対して食の大切さ、安全性を教える事自体は悪い事ではないのですが・・・・・・
肝心の食材を用意する人、調理する人、生産する人は、
まわりにいる大人達です。
まず何よりも先に、この世で安全な食材を買えるようにして欲しいと思うのです。
私ども、化学物質過敏症の者にとっては、
世の中、危険なもの、口に合わないもの、
買えない物だらけなのです。
ちまたのお店に行っても、
農薬・化学肥料・消毒剤まみれのお野菜や、
抗生剤・ホルモン剤・殺菌剤・添加物まみれの魚介類・食肉製品、
同じく添加物まみれの加工食品だらけで、
買える物が殆どないので、
もうめっきり巷のお店には行っておりません。
(かてて加えて、芳香剤・洗剤・防虫剤の匂いは体に毒です・・・)
食育を学校で啓蒙していくのは、
こどもの偏食、野菜嫌いで、家庭の食卓が乱れているからと言われますが・・・・・
こどもの舌は大人よりも敏感で先入観がありません。
その、こどもの味覚が本能的に拒絶している危ない食材が多すぎることが、
一番肝心な事と思います。
結局そんなこどもたちはお腹が空くと、
巧妙に色・香り・味が付けられた、
添加物まみれのジャンクフードに手を出してしまいます。
そして教育現場では呪文のように唱えられてきた、
”好き・嫌いをなくしましょう〜〜” ですが・・・・・
症状が軽くて気が付いていないアレルギーや敏感な味覚で体が受け付けないものを、
無理やり食べさせるのは、実はとても危険な事です。
特に小さなお子さんは、
”エグミがある”とか”舌がビリビリする”とか”食べると違和感がある”
などと、うまく言葉で伝える事が出来ません。
それらは、全て ”キライ” ”食べたくナイ” いう言葉で表現されます。
この何となく苦手、嫌い、というのは人間の本能が伝える重要なサインです。
学校給食でさえ、
アレルギーがあったり化学物質過敏症であったりすると、
アレル源・残留農薬などが心配でとても危険なものなのです。
そばアレルギーの子供が、給食を食べただけで、
アナフィラキシーという劇症のアレルギー症状を起こして死亡した悲しい事例もありました。
こどもに多い野菜嫌いはこういう事ではないでしょうか?
こどもがその敏感な味覚で、
農薬・化学肥料・殺菌剤・除草剤まみれのマズイお野菜を食べ、
もう2度とあのイヤな感覚を味わいたくない、と思って、
本当の野菜の美味しさを知らないで
そのお野菜自体を嫌いになってしまう・・・・・
特に今のこどもたちは、
母の胎内にいる細胞1個の時から、
へその緒、羊水を通して、
体重に対しては莫大な量の、
ありとあらゆる有害な化学物質にさらされています。
産まれ落ちたその時から、
親の世代よりも確実に,
有害な化学物質に過敏な状態なのです。
本当に安全で旬のお野菜というのは、
芸術的な美しさ、胸いっぱい吸い込みたくなる良い香り、
食べずにはいられない美味しさの揃った、
体が本能的に求めるものです。
実は、主人は茗荷(みょうが)が好きなのです。
”あんなにクスリくさいものよく食べられるわねぇ〜〜”
と私は、冷ややかに言い放って、大の苦手の茗荷など絶対に買わなかったのです・・・
ある日、優しい方からお分け頂く、
自家食用の無農薬のお野菜の中に茗荷が入っておりました。
せっかくだから、その茗荷をお味噌汁に入れてみようと刻んでいたら・・・・・
馥郁とした良い香りにそそられて、
何だかムショーにつまんでみたくなり、
”ポイッ”と口にいれたその瞬間!
目からウロコ!!
茗荷独特のものだと思っていたエグミも、クスリ臭さもないッ\(◎o◎)/
”茗荷って、本当はこ〜んなに美味しくて良い香りの物だったんだ〜〜〜”
主人が茗荷を好きになったキッカケは、
自分の家の庭に何故か自生していた茗荷を摘んで食べた事だったそうです・・・・・・
当然、自生だから、無農薬・無化学肥料!
最初にこんなに美味しい本物の茗荷を食べていれば、
私だって茗荷ズキになっていたハズです。
パセリもまたしかり!!!
よくレストランでもお皿の隅っこに、
単なる色どり・オブジェのようなものとして置かれている、
あの、パセリ。
あの、ゴワゴワで、クスリ臭いものが、”パセリ”だと思っては、イケマセンよ
それは、パセリに対して失礼!!(`^´)というものです。
クスリ漬けでないパセリは、
ぷぅ〜〜んと良い香りがして、苦味もなく、甘みまである、
あらゆる食材を美味しく綺麗に彩るキング・オブ・ハーブなのですッ!
それまでパセリなんて絶対に口にしなかった娘が言いました。
”世の中のこどもたちはパセリが苦手なワケだけど、
この美味しいパセリを食べたら、きっと、み〜〜んなパセリ好きになるよ!”
その、美味しい無農薬パセリは、パスタにてんこ盛り状態で食べています。
本当の味、今は殆ど手に入れる事が難しい貴重な味、
大人が皆な忘れてしまった素材本来の味・・・・・
それを失った時、この文明社会も滅びます。
産めよ増やせよ!
女性もニートも、どんどん社会へでて働けよ!
と、国は税金のアガリを増やすのに躍起になっておりますが・・・・・
化学物質過敏症の私から言わせて頂ければ、
これからもっと増えるであろう環境病、
このままでは、
学校に行きたくても行けない、社会に出たくても出られない、
そんな悲しくも不健康で動けない我々のような人間ばかりが増えていくのは明らかなんです。
出生率だけ増やそうとしても、
不健康な子供ばかりが増えていく世の中では、
楽しい筈の子育ても辛く負担が大きく・・・
生まれてくるこどもも苦しみ・・・
皆が辛い思いをするのが関の山なんです。
一説では、
鉛の食器・調理器などからの重金属汚染で、
徐々に人々の健康が蝕まれ、子供は産まれてすぐ死亡するケースが増え、
大人も昼間からグッタリしてゲェ−ゲェー吐きながら食事していた・・・・・
そして衰退し、滅びてしまったとされるローマ帝国
かのローマ帝国では政府が人々の健康にも多大な注意を払っており、
食用油も、健康に良いフラックス・オイルを摂取するように人々に啓蒙したりしておりましたが、
重金属の毒性には知見がなかったようです。
鉛は容易に産出され、加工がし易い金属だった為に、
ローマではさかんに使われ、
ワイン入れや長時間の煮込み鍋などに多用されておりました。
容易に食材に溶出しやすい利用法が取られていたのです。
日本に於いても、
大仏建立で大量の水銀が揮発し
呼吸器などから摂取した水銀によって人々の健康が蝕まれ、
疫病が流行り、遷都された日本の平城京など、
文明と、徐々に蔓延して文明を滅ぼす環境病は、
歴史上も切っても切れない関係にあると言えます。
文明の礎は何よりも人々の健康の上に成り立つものです
食育で一番早急にお金を掛けなければいけない所は生産現場です。
有害物質・化学薬剤まみれの
土壌・水質・海洋・大気汚染の除去から始まる事だと思います。
長い永い道のりです。
しかし、そこのスタート地点を見誤るとどんな小手先の手段を打っても、
全てが無に帰するのは明白です。
まず、有害物質の除去を重点的に解決していけば・・・
病気・医療費問題・雇用・犯罪・少子化などあらゆる面で、
様々な問題が解消していくと確信しています・・・・・・
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